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8月 31, 2023

バスケに興奮。

今日はまとまりがないかもしれません。

スケジュールを詰め込みすぎて疲労困憊です。

 

テニスを習い始め3−4ヶ月経ちましたが、昇級を許可され今日からワンランク上のレベルのクラスに進級しました。

ベテランコーチの説明がすばらしく、頭で納得しないと先に進めない私にはピッタリです。

しかしサービスの時に若干肩の痛みを覚え、五十肩が心配です。

運動量が増えてたっぷり汗をかきました。

コーチおすすめのピンクイオンというスポーツドリンクが飲みやすくて良いです。

屋外でハードに運動する人はスマッシュウォーターが脱水予防に良いらしいです。

(ただし高血圧や腎機能障害のある方は内科主治医とご相談ください)

 

ハードなスポーツといえば、バスケットボール!

日本対ベネズエラをTV観戦。

レフリーが若干ベネズエラよりに見え、負けてしまうかな〜なんて思っていたら最後逆転勝利。

興奮しましたね。

 

私の青春のエネルギーを注ぎ込んだバスケットボールですが、こうしてみるとバスケの技術も戦術も習ったことがなく

いったい何をやっていたんだろうかと残念に振り返ります。

 

今からでも一から習ってバスケを楽しみたいと思うようになりました。

おっさんを一から教えてくれるスクールなんてないですかね?

社会人バスケとは趣旨が違うのです・・・

 

話は変わりますが、今日は杉山登志郎先生の発達性トラウマ障害のご講演を拝聴。

2022年のICD11で初めて複雑性PTSDという診断名が定義されました。

私も杉山先生同様10年以上前から発達性トラウマ障害、複雑性PTSDという診断名を使っていました。

適応障害やPTSD、うつ病などとカテゴライズするのには無理があると感じていたからです。

時代を先取りしすぎて、藪医者扱いされた時期もありました。

 

発達障害に関しても随分前からASDーADHDスペクトラムという診断名を私は使っています。

感覚過敏が主体の発達障害を私は過敏症スペクトラム(カテゴリー診断ではありますが)と命名したり、より臨床に則した診断と治療をしていきたいと思っています。

埼玉県での書類提出だとある程度許容してくれるのですが、先日静岡から通っている人の文書を作成したら、静岡の役所でははねられました。

地域性はあるかもしれませんね。

 

ともかく、杉山先生のご講演はとても学びのあるご講演でしたので、復習して内容をまとめたいと思いました。

 

本気で精神科医療に向き合っている先生がどんなことをやっているのか、特に脳外科、神経内科、内科、産婦人科の先生方、精神科の門前ではない薬局の薬剤師の方々に読んでいただきたいと思います。

 

生育歴も聞かない3分初診で「デパスを好きなだけ飲んでいいよ」とか「ソラナックスを好きなだけ飲んでいいよ」

などという出鱈目な診療をずっと続けている精神科医は、プロの精神科医ではありません。

精神科医は皆同じではないということをわかってほしいと思います。

 

 

 

 

8月 31, 2023

タレのうらみ。

売却問題で西武そごう百貨店が揺れています。

百貨店は地域の顔です。

そごうは大宮西口の顔と高島屋は大宮東口の顔、まるひろは上尾の顔です。

なんとか存続して欲しいと思っているのですが。

 

そんな雲行きはどこふく風、

そごうに高級ハンバーグやステーキで有名なミート矢澤が本日上陸。

5−6年ぶりにミート矢澤のお弁当を買いに行きました。

日々頑張っている自分へのご褒美に(笑)、ダイエットのこともすっかり忘れ(おいおい)、最初で最後かもしれない一番高価な弁当を購入しました(大丈夫か?)。

店員さんに「特別なタレを袋に入れておきます!」と言われ、

ワクワクしながら帰宅後楽しみに開けると・・・

 

タレがない!

ない!

どこにもなーい!!

 

夜になりそごうもすでに閉店しているし、弁当は今すぐ食べないと意味がないし・・・

ショボーン・・・

 

まあ肉は美味しいし味もついていたので

問題なかったのだけれど、

なんか、気分的に美味しさ半減。

ショボーン・・・

 

サラダ惣菜のRF1でも度々ソースを忘れられます。

ゆずソース!フランボワーズソース!

とかソースに釣られて買ったのに

帰宅するとソースが入っていない!

保冷剤よりソースを入れてくれ。

これといった特徴のない野菜をソースなしで味がないまま食べるのです。

夜なので閉店しているし、どうにもならない・・・

 

結構お高いサラダだったのに、味も素っ気もなく

寂しさが込み上げます。

頼むよ、ソースがいのちの商品なんだから・・・

 

タレの恨み

だって器が小さいから

上尾みつを。

 

8月 27, 2023

大谷翔平君モデル。

最近ベッドのマットレスが硬いなーと感じ、気がついたらかなり長いこと使っていることに気がつきました。コイルがへたっているのだと思います。

睡眠環境を整えることはとても大事です。

そこで、西川布団の西川エアーマットレス、大谷翔平君モデルの寝心地を確かめに銀座へ。

久々の銀座ですが、行き交う人々はほとんど中国語をしゃべっているようです。

ついでにヒューゴボスの大谷翔平君モデルのスーツも試着してみました。

君呼ばわりするような関係性ではありませんが、皆さん大谷翔平君と親しみを込めて呼称しますよね、お許しください。

スーツはカッコいいのですが、私には似合いませんでした。

大谷翔平君はクリスマスイブから大晦日まで担当者と連絡を取り合い、大谷君が着たいスーツを選んだそうです。

メーカーからの提案というわけではなかったそうで、大谷君のこだわりを感じますね。

なんでも追求するタイプなんでしょうか。

 

 

8月 23, 2023

優勝おめでとう!

高校野球、にわかファンです。

慶應高校が優勝しました。

大学受験組なので母校と言って良いのかわかりませんが、

こういうときだけ“母校”ということで、笑。

実際は校歌も知りません。

私には1ミリも関係ないといえばないですが、笑。

ちなみに慶應関係者は、慶應高校とは言わず、塾高と呼ぶようです。

 

たまたま14時から17時まで時間が空いていて、

試合開始から終了までバッチリTV観戦できました。

選手たちが野球を楽しんでいる様子が良かったですね。

丸坊主でない選手も新鮮でした。

慶應は野球推薦枠がないので、推薦枠の人も内申点や選抜が要求されます。

バランスよく頑張るのは結構大変ですよね。

それ以上に、敗退した仙台育英の選手が慶應に拍手をしていたのも印象的だったかもしれません。

 

若者が育っていく環境を守りたいと感じるひとときでした。

 

貧困や

虐待をなくしたい。

 

ということで、

見知らぬ苦学生のために、奨学金基金に寄付をしました。この奨学金基金は国公立、私立を問わず、世帯収入が著しく低い貧困世帯の、かつ、極めて優秀な学生を対象とした育英基金です。

今後もできる限り頑張ろうかな。

とてもオーバーなお礼状をいただきましたが、

フィードバックがあるとこちらも嬉しいです。

 

こういう行為は私にとっても自己肯定感を高めるために役立っています。

 

ゴミ拾いでもいい、

次の人のためにドアを支えるでもいい、

 

ちょっとしたことで自己肯定感は高まります。

 

 

親切のバトンを渡すことができれば、

世界は滅びないかもしれません。

 

 

 

 

 

8月 22, 2023

今日の研究会。

今晩は慶應認知行動療法研究会。

中立性、受身性、自己開示の問題について学びがありました。

腰痛が少し良くなったので、その後夜のジョギング、という名の散歩で一汗かいてきました。

今日は蒸していますね〜。

8月 20, 2023

ぐーたら寝て曜日。

昨日の診察で、患者さんに言われてはじめて気がつきました。

「先生、疲れてますね」

はっと我を振り返り、

確かに疲れていると気がつきました。

声や表情に出てしまっていたのですね、ごめんなさい。

 

実は前日から腰痛で、痛み止めを飲みながら仕事していました。かなり痛かったので集中力が下がったり、疲労感が強かったように思います。

 

今日はテニスを休むことにしました。

 

日向ぼっこしながらデッキチェアでゴロゴロ横になってました。暑いですが、風は涼しさを感じます。

(残念ながら、画像は我が家ではありません。。。

でも、パオラレンティのアウトドア家具は素敵ですね)

 

今日はお仕事の電話やらあちこちから連絡が入ります。

お盆だからか、しばらくぶりの方からも。

 

たまたま小児科医2人から連絡あり、1人は国立のセンターで超専門外来、もう1人は野戦総合病院勤務。同じ科でも全くやっていることは違います。

睡眠の検査をしたいと言うので機械の使い方をビデオに撮って送ってあげたら、、、

 

「誰、これ?」って。

 

「お、れ、だけど、、、」

 

「もっと、シュッとしてたよな?」

 

そ、そんなに?

誰かわからないくらい?

 

今すぐにでも筋トレしたい衝動に駆られたものの、腰痛で動けず、、、

 

まあ、テニスのためにも痩せて軽やかになりますよ!

絶対!

きっと、、、

たぶん、、、

 

 

仕方ないじゃないか。

おっさんだもの。

上尾みつを。

 

 

8月 16, 2023

自己肯定感。

自己肯定感。

「自己肯定感が低いから・・・」「自己肯定感を高めるには・・・」

当たり前のように使われる言葉で、なんだか人の心理がわかったような気になる言葉。

(画像と本文はなんら関係ありません、笑)

 

 

今日患者さんからご質問をいただきました。

「自己肯定感が高まった経験があって、それが自尊心の肥大につながって躁状態になるのではないかと心配でした」

「自己肯定感と肥大した自尊心てどう違うのでしょうか?」

 

「自己肯定感」って、「このままでいい」「良いも悪いもふくめて今のありのままの自分でいい」

天才バカボンの「これでいいのだ」(古いかな?)

そういうニュアンスです。

自己肯定感が低ければ他人にどう思われているかとても気になります。

 

一方、「肥大した自尊心」というのは、「うぬぼれ」と言い換えられると思います。

「自分は特別だ、もっとすごい人間だ」と思い込んだ状態です。

「現実の自分は不十分であり、そんな自分は存在価値がない」という不安から目を背けるためにヨロイをかぶって自分の心が傷つかないように守っている状態です。

現実と高いプライドとのギャップを他者への攻撃性などで埋めようとします。

 

ちょっと難しいですか?

この辺のことをわかりやすく解説してある本をご紹介します。

インスタなどのSNSでは、マウンティング、妬みや攻撃性であふれ、人々の心がむしばまれています。

これらに関連する「自己肯定感」「自己愛」「自尊心」などについて見直せる本です。

 

 

ちなみに私は医師として人間として「このままでいい」とは全然思っていないし、

その一方で、贈り物のセンスとか抜群にいいなと自分で酔いしれています。

 

別にいいじゃん、

多少の自惚れ、劣等感。

未熟なんだもの。

上尾みつを。

8月 11, 2023

感想文。

私の夏休み1日目。

久々の映画鑑賞。

宮崎監督の「君たちはどう生きるか」。

 

題名からは若者向けの映画だろうと思ったが、

思うところがあったので、

何かヒントが得られないかと

映画館に足を運んだ。

 

こういうのって観た人が自由に受け取っていいのでしょ?

小学生の感想文的な感じで書き留めておく。

(これから観る方は読まないでくださいね)

 

人は生まれつき善なのか悪なのか、ぼやっと気になっていた。

 

映画の題名は、もともと同じ題名の本から由来するそうで、

映画でも主人公が叔父さんに生き方を教わりにいくという設定になっている。

 

「悪意のない石」を積んでいけば、世界の崩壊を先延ばしにできるかもしれない、

そのように叔父さんは主人公に伝えている。

「悪意のない石」は「悪意のない意志」と聞こえたような気がした。

 

しかし、悪意のない石をどれだけの人が持っているのだろうか。

この映画が作成されたのはプーチンが侵略戦争を始めた後なのか私は知らないが、

世界が悪意に覆われようとしている今、

性善説と性悪説が頭をよぎる。

 

エロスとタナトス。

生の欲動、死の衝動。

性の喜び、破壊や攻撃衝動。

フロイトさんがどのように考えたか、それは今回無視する。

 

「人はなぜ生きるのか?」

「生きる」に「なぜ」というものはない。

プログラムされた生存本能、生存欲求に従って生きているだけであって、なぜはない。

生きることが辛い時、意味づけをしようと人びとは色々考えてきた。

哲学や宗教など。

 

これは情緒的なことは一切排除した解釈である。

 

動物の生存本能として生きる。

子孫を残そうと生殖活動をする。

より良い遺伝子を残そうと、生存競争が生まれる前から始まっている。

競争はやるかやられるか、勝ち負けが常にある。

生きるためには、蹴落とす。

獲物を食う、天敵をやっつける。

タナトスエロスは表裏一体だというけれど、私のイメージは並列して同時に存在する感じ。

生存本能と生存競争。

 

生存競争は「悪意」の要素でもある。

「マウンティング」も「妬みによる攻撃」も生存競争の悪意か。

生存競争の悪意を抑えて、集団の力でみんなで生き残ろうとするのが前頭葉の社会性の働きである。

道徳心も前頭葉の働き。

分業して協力して助け合い食べ物を分かち合う。

 

これは本能ではなく、生存のための戦略、高等な機能として発展させてきたものだと思う。

生存競争の本能がむき出しになると、「悪意」が蔓延る。生まれつき前頭葉の働きが弱くて犯罪を繰り返してしまう人もいる。

 

誰かが、「プーチンは不安に怯えた可哀想な人」と言った。

加害者支援という動きがあって、理屈的にはわかるけれど、

本当にプーチンを支援すれば戦争をやめるのであろうか?

悪意と善意の間でまだ定まっていない、感受性のある段階で、人(親がダメなら、近くの大人、親友、恋人)から「良い物=温かい愛情」を与えられれば、善意の石を持つこともできるかもしれないが、出来上がった大人になってから変わるのは容易いことではない。

だから私は戦争も意地悪もネットでの誹謗中傷もこのままでは無くならないと悲観している。

ネットでの匿名での誹謗中傷は、本能の悪意を刺激する最もハードルが低い方法だと思うので、まずはこれを止めることを考えてみてもいいのではないか。

表現の自由という正論を振りかざしていても、実際は戦争と変わらないことをやっている自覚をもたせることが必要だと思う。

 

8月 2, 2023

今週の読書。

水島広子先生。

大学、医局のパイセンでいらっしゃいます。

水島先生のお家柄は皆様ご存知かと思いますが、私は最近まで知らず、驚いた次第であります。

水島先生のご著書は大変チャレンジングでインパクトのあるものが多いと感じます。

小此木先生のご著書同様、今の時代ではなかなか言えないような真実をずばりと書かれているので、そういう意味でも貴重です。

水島広子先生とは大学医局の入局歓迎会か何ではじめてお会いしました。どなたかまだ存じ上げない初対面の段階で、いきなり男女共同参画に関する署名運動に署名するようご依頼いただきました。面食らっておろおろと署名しました、笑。

その後の衆議院議員としてのご活躍は目覚ましく、児童虐待防止法改正などで力を発揮され、私は水島先生とジャンヌダルクを重ね合わせておりました。

この本の中で表現されている「女」は女性という意味ではありません。男性でも、あるいはそうでなくても良いのです。水島先生を知っている方ならば水島先生が女性差別的な発言をなさることはないとお分かりだと思います。

嫁姑関係、会社の上司や部下、同僚との関係、ママ友、実の母との関係などさまざまな対人関係における困りごとに対するアドバイスが書かれています。

対人関係療法のスペシャリストである水島広子先生がズバッと答えてくれます。

上尾メンタルクリニックではこういった対人関係のカウンセリングを主訴とされる方の初診はお受けしていないと明記しています。

しかし、病気の治療をしていく中で、患者さんの周りにいる「女」(この本の表現)との対人関係の悩みのご相談を受けることは避けて通れません。

当院では私がアドバイスするというより、一緒に考えるというスタンスに重きを置いておりました。

この本に書かれてある対処法も選択肢の一つとして患者さんと共有できれば、安全基地としての機能が高まりそうですね。

 

8月 2, 2023

コロナ第9波。

上尾市内でもコロナ患者さんかなり増えています。

感染者数は報道されていませんが、実は一部医療機関で統計とっています。

患者さんでもコロナにかかって受診延期になっているかたが急増。

こどもたちはRSやらヘルパンギーナやらウィルス性急性胃腸炎も大流行。

熱中症やら色々重なったら大変ですね。

 

そんなタイミングでまたもや困った医者からの横槍が・・・

精神科の薬の副作用ー内科医編

 

通院中の男性が発熱して、◯◯◯クリニックを受診したそうです。

お仕事上外で作業されているので、普通は発熱したらまずは熱中症大丈夫かな?などと考えながら診察するのでしょうが、

呼吸症状がなかったためか、即座に「精神科の薬のせいだ。直ちに精神科医に対応させないと大変なことになる」と診断。

腹痛もあったようで、ご本人としても、「そんなわけないよな」と思いつつ、私のところに連絡をくれました。

問診の結果、薬剤性の発熱は否定し、胆嚢炎あるいは急性胃腸炎などの心配があるから、他の内科にかかるよう指示しました。

案の定ウィルス性急性胃腸炎と診断され、整腸剤などの内服で2−3日で軽快。

 

本気で誤診しているのか、

私には意味がわかりません。

 

医療関係者には危険な機関のさまざまな恐ーい情報が流れてきますが、患者さんには伝わりません。

関わりたく無いのですが、患者さんが受診しちゃうとどうすることもできません。。。

 

別の新しく開業した消化器のクリニックも相変わらず困ったもんです。

自分のわからないことは全て精神的なもの、あるいは精神科のくすりのせいにして、ご自身の診断能力を誤魔化してしまいます。会ったこともないのに、マウンティングしてくるのは、開業後の不安のためでしょうか?

患者さん集めのために、Googleレビューも高得点のやらせを餌に、書き込みを促しています。そのクリニックでパワハラセクハラにあった看護師さんへの対応もしましたし、実態はよく知っています。

そうは言っても他の機関がどんな酷いところだろうが、金儲け主義だろうが、私には関係ありません。

悪いやつなんていくらでもいますから、係っている時間が無駄なだけです。人生の時間はあまりにも短いので、お付き合いする人間は選びたいのです。

他の科を受診される場合は、信頼できるおすすめの医療機関をお知らせしますから、どうか受診前にご相談ください。

 

今回のことで改めて感じたことは、

危険なクリニックにかかって騙されても、最終的には患者さんが私のことを信じてくださったということ。

この事実は宝物以外の何ものでもありません。