現在大変混みあっております。
恐れ入りますが、しばらくの間 初診の受け入れを中止いたしております。
年内には再開したいと思っていますが、はっきりとしたことは申し上げられません。
再開の目途が立ちましたらHPにてご報告いたします。
ご不便をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
ただし、睡眠ドックは対応できる可能性がありますので、お問い合わせください。
2023年4月21日 上尾メンタルクリニック 院長
更年期症状にお悩みの方の味方、エクエルに「プチ」が誕生しました。
エクエルを摂取してから、関節痛やホットフラッシュが楽になったという声をよく耳にしますが、
一つだけ難点がありました。
粒が大きくで飲みづらい!という方もいます。
しかも1日4粒。
今回エクオール含有量はそのままに、
一粒の多さが小さくなって倍の量が含まれます。
なので、1日小さい粒を2錠で良くなりました。
エクエル「プチ」は契約医療機関での先行販売になりますので、
ネットや薬局では手に入りません。
しかも当院ではエクエルも業界最安値で通院患者さんへのサービスを行なってきましたが、
「プチ」もそのままのお値段で提供します。
儲けは度外視して、当院での更年期障害治療の充実をはかって行きます。
当院ではプラセンタとしてメルスモンの注射を行なっています。
当初は興味がなかったプラセンタ注射でしたが、通院患者さんのリクエストで始めたものです。
患者さんの通院付き添いがてら注射を希望される方もいらっしゃり、やって良かったと思います。
メルスモン製薬会社からメルスモンの出荷中断のお知らせがありました。
製造過程の検査方法を変更するため、長ければ1年程度生産を中断する可能性があるとのことでした。
今までの製品に異常はなく、在庫しているメルスモンも問題ありません。健康への影響もないとのことです。
当院ではメルスモンの在庫がなくなるまではメルスモンの注射を行いますが、その後はもう一つのプラセンタであるラエンネックの注射に切り替えて施術を継続します。
現在当院でプラセンタ注射を受けていらっしゃる方はラエンネックの注射に切り替えてお受けできます。
ラエンネックの入荷の見通しが立てられるまでは新規の方の受け入れは保留とさせていただきます。
メルスモンとラエンネックの違いは同じ胎盤からの製品の製造工程の違いです。
メルスモンには痛み止めの成分が入っていたため、理論上はラエンネックに変更した時に注射で痛みを感じる場合があるかもしれません。胎盤のエキスはラエンネックの方が少し多く入っていますので、少しお得かもしれません。
当院では睡眠ドックを行っております。
自宅で任意の5日間脳波の検査をしていただき、睡眠の質を評価し、アドバイスを行っております。
2日間の簡易コースも選択できるようになりました。
【睡眠検査(5晩)】
5晩の計測でしっかりと睡眠を検査します。5段階での睡眠総合評価と専門家による個別の具体的アドバイスが付いた重厚な睡眠評価レポートをご提供します(全16ページ)。
<こんな方にオススメ>
・睡眠をより詳しくしっかりと調べたい
・専門家による個別の具体的なアドバイスが欲しい
・詳細な睡眠の質はもちろん、睡眠習慣や各種睡眠トラブルも詳しく調べたい
【睡眠検査 lite(2晩)】
2晩の計測で手軽に睡眠を検査します。5段階での睡眠総合評価と主要な睡眠トラブルのリスク評価が付いた睡眠評価レポートをご提供します(全4ページ)。
<こんな方にオススメ>
・より手軽に安価に睡眠を詳しく調べたい
・詳細な睡眠の質を確認したい
・睡眠時無呼吸症候群が心配
あなたの睡眠しらべてみませんか?
ちゃんと眠れていないと、こんな影響があります。
こんなお悩みも睡眠が関係している?!
自宅でできる精密検査!(脳波測定のため、おでこや首にシールを貼りますので、ご自分で貼れない方はご家族に貼っていただく必要があります)
睡眠の質を知るには、脳波計測が最適です
申し込みはお電話の上ご来院いただき、申込書と同意書、問診票にご記入いただきます(メールアドレスが必要です)。
睡眠で気になっていること、検査で知りたいことをお伝えください。
遠方の方など電話でお申し込みいただくこともできます。
窓口で費用をお支払いいただくか、お振込みを確認させていただいた時点で契約成立とし、その後QRコードと検査のIDをお知らせします。
WEBでの手続きが完了次第、検査キットを1〜2週間後にご自宅にお送りいたします。
任意の5晩の検査(あるいは2晩)を終えたら、お早めにキットを返送してください。(最初の検査も含め、毎回機器の充電が必要です)
結果は2~3週間後にご自宅にお送りします。
さらに院長による解説オプションをご希望の方はご来院の予約をお電話でお願いします。
【睡眠検査(5晩)】は24000円、【睡眠検査 lite(2晩)】は15000円、さらに当院院長による解説、治療の必要性についてのアドバイス、質疑応答をご希望の場合はオプションで追加料金3000円となっております(ご来院による説明あるいは電話での質疑応答)。
今夜も慶應精神神経科学教室のクルズス参加です。
メモリークリニックを担当されている先生に認知症の講義を受けました。
製薬会社のエーザイがレカネマブというアルツハイマー病の新薬を完成させ、欧州で申請が受理されました。ニュースでご覧になりましたか?
とうとうアルツハイマー型認知症の特効薬が出て、もう自分は認知症になっても大丈夫!と思ったそこの皆様、
残念でした。。。
「認知症症状の進行を27%遅らせることに成功した」という文面が一人歩きしていたかもしれません。
実際はレカネマブを使った人と、使っていない人(プラシーボを使った人)を比較し、18ヶ月間経過を見たところ、CDR-SBスコアという認知症症状のスコアが、18点満点中0.45点低かったという内容でした。これを画期的と言うべきかどうか人によるかもしれません。また18ヶ月以降の経過は不明です。
新薬ではありますが、特効薬ではありません。
アルツハイマーが原因の軽度認知障害以外の認知症には効果は期待できません。
適応かどうか調べるための大掛かりな検査機器は全国的に普及していません。
副作用で、脳の浮腫や脳出血のリスクがあり、治験段階では21%発症とのことです。
薬品代が年間350万円(米国)。医療費をなんとしても抑えようとしている日本でこのコストをどうするか難しいところです。
お金持ちのみ選択できる治療になるのか、しかし効果とリスクにおいて高価格に見合う薬なのか、まだまだ課題が残ります。
でも、とりあえず、一歩前進です。がんばれエーザイ!
今の段階ではやはり認知症を発症する前のリスクを評価し、予防に力を入れることが大切です。
当院ではアルツハイマーによる軽度認知障害(MCI)=ざっくり言うと認知症の前段階 のリスクを、
血液中の9つのタンパク質を測定することで判定する検査を行なっています。
費用は自費で25000円です。
認知症予防マニュアルもお渡ししますので、ぜひこの機会をご活用ください。
睡眠ドックはじめました!
自宅で5日間脳波の検査をしていただき、睡眠の質を評価し、アドバイスを行います。
費用は自費で、医療保険は使えません。当院通院中の方は割引きの優待があります。詳しくはお問い合わせください。
当院では睡眠に強い関心を持ち、睡眠センターと連携しながら各種睡眠障害の治療のほか、睡眠の検査にも携わってきました。
従来の睡眠時無呼吸症候群の診断のための検査も行ってきましたが、
診療を行う中で、睡眠の質を知りたい!という声をたくさん聴いてきました。
今回睡眠ドックで病気の有無にかかわらず、睡眠の質をチェックできる検査をはじめます。
精密な検査による睡眠ドックは上尾メンタルクリニックが埼玉県の医科、心療内科、精神科で初となります。
(従来の睡眠検査のゴールドスタンダードであるポリソムノグラフ検査との同時計測試験で、中央値86.9%の一致率を確認しています。)
睡眠時無呼吸の検査は一般的に一晩の検査であり、その日のコンディションによって数値がだいぶ変わってしまうこともありました。
任意の5晩の睡眠の検査をすることで、平常の睡眠がどうなっているのか評価しやすくなります。従来の酸素濃度の検査はそのうち2日間同時に行います。
睡眠のトラブルのリスクについても評価します。(ただし、通常の診療ではありませんので確定診断やその結果に基づいて治療を開始することはできません)
そして睡眠改善のアドバイスも行います。
検査結果は睡眠の専門医が評価して書面にいたします。
さらにご希望の方には当院では睡眠障害の治療や検査に携わってきた院長がその結果を解説いたします。
あなたの睡眠しらべてみませんか?
ちゃんと眠れていないと、こんな影響があります。
こんなお悩みも睡眠が関係している?!
自宅でできる精密検査!(脳波測定のため、おでこや首にシールを貼りますので、ご自分で貼れない方はご家族に貼っていただく必要があります)
睡眠の質を知るには、脳波計測が最適です
申し込みはお電話の上ご来院いただき、申込書と同意書、問診票にご記入いただきます(メールアドレスが必要です)。
窓口で費用をお支払いいただくか、お振込みを確認させていただいた時点で契約成立とし、その後QRコードと検査のIDをお知らせします。
WEBでの手続きが完了次第、検査キットをご自宅にお送りいたします。
任意の5晩の検査を終えたら、お早めにキットを返送してください。(最初の検査も含め、毎回機器の充電が必要です)
結果は2~3週間後にご自宅にお送りします。
さらに院長による解説をご希望の方はご来院の予約をお電話でお願いします。
(インターネットがご利用できない方は当院でネット手続きを代行いたしますので、睡眠アンケートを手書きで提出していただきます)
(ご来院無しでの申し込み、専門医の報告書を直接郵送やWEBで確認いただくプランも可能です。その場合は院長の解説はありません。)
感染拡大防止のために、「三つの密」を避けるように勧告されています。
「換気の悪い密閉空間」
「多数が集まる密集場所」
「間近で会話をする密接場面」です。
〇当院では、従来より完全予約制により待ち時間を最低限に抑え、待合室での密集が生じないようにしております。予約以外のご来院はご遠慮ください。
〇現在診察室のドアは密閉を防ぎ、換気をするため開放したままにしております。廊下や待合室に音楽をかけて診察内容が聞こえないよう配慮しております。
〇診察室での医師との距離が密接にならないよう以前より距離を保つようレイアウトが変わりました。
〇受付や診察室には飛沫防止の透明アクリル板を設置しました。
〇スタッフや医師はマスクを着用して対応させていただいてます。検温も行っております。職員に体調不良の者が出たらすぐに自宅待機とし、症状により適切な対応を行います。
◯ご来院の方はマスクを着用してください。お持ちでない場合は簡易マスクをご利用いただけます。
◯アルコールによる手指消毒にご協力ください。アレルギーのある方は手洗いをお願いします。
◯御用件がお済みの方はすみやかに退出してください。
〇待合室の座席も距離を保つよう配置していますのでソーシャルディスタンスを保つようご協力ください。
〇診察室や待合室には除菌空気清浄機を多数配置しています。パナソニックのジアイーノによる次亜塩素酸空間殺菌(待合室、診察室各1台)や、ダイキンのストリーマ(待合室、診察室各一台)、パナソニックのナノイー空気清浄機(すべての個室)をフルに作動させています。換気を行い空気を澱ませないように注意します。
〇椅子やドアノブ、カウンター、押しボタンなどを中心に酸性エタノールなどで清拭し、ノロウィルスなども含めた幅広いウィルスを消毒できるよう努力しています。
しかし、感染を100%食い止めることはできません。
再診の方のお電話での対応も検討いたします。
〇電話で体調をお伺いすることも検討いたします。
〇当院通院中の方でも咳や発熱、倦怠感などがある方はクリニック内にお入りになることをお断りいたします。待合室で咳をされている方はいったんビルの外に退出していただくよう声かけさせていただきます。発熱や咳などの症状がある方は直接受診なさらずに、お電話でご連絡ください。柔軟な対応を検討させていただきます。
〇初診の方で熱や咳、倦怠感などがある方は、初診診察を症状消退後3週間以上延期させていただきます。
〇海外からの帰国者など隔離期間中にある方の受診はできません。PCRで異常なしと判断されて、無症状期間が2週間たつまでは直接の受診はできません。
お電話での対応は可能です。
〇当院では遠方から電車を乗り継いで来院されている方も少なくありません。長距離の電車もリスクですので、リスクのある方はご来院せず、電話でご相談ください。対応を柔軟に検討します。
〇クリニックでクラスターを出さないように、時に厳しい対応をとらせていただきます。ご協力お願いいたします。
〇薬局でのクラスター阻止のため、処方箋を出したらそのまま一旦お帰りになり翌日にお薬をとりにくるか、食品などの必需品の買い物に出て数時間後にもどるもよし、車の中で過ごしてから薬を受け取りにいらっしゃるのもよい選択です。混み合った待合室で待つのは避けましょう!待てない場合は送料着払いで配送してもらいましょう。
◯エレベーター内も密にならないよう、ご協力ください。
当ホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。
まず、最初に当院の初診は電話のみによる完全予約制で、直接のご来院はご遠慮いただいておりますこと、ご承知おきください。
初診をご希望されているということは、何かお困りのことがあると存じます。
お困りの方に対して親切でありたいと日々思っております。
一方で医療に対する要求水準は年々高まっており、過度な期待をお持ちの方もいらっしゃいます。
病気として保険診療で対応できる部分と、そうでない部分もあります。
当院の能力で対応できそうなことと、対応が難しいこともあります。
当院ではお電話で詳しくお話を伺い、当院で対応可能かどうか判断させていただきます。
お電話で詳しくお話しになりたくない方は当院へのご相談をご遠慮ください。
当院でお役に立てないことがあることに関しては私にとってもつらいことなのですが、全ての方の安全基地になって寄り添えるというわけではありません。
ご要望内容が当院の対応範囲を超えていると判断した場合はお断りさせていただきます。
紹介状があってもお受けできないことがあります。
どなたでも、勇気を出して電話をかけたのに対応が難しいと言われたら良い気持ちはしません。
そのようなことを少なくするために事前にご理解いただきたいことがあります。
著しく長文ですが、当院のポリシーを記載いたします(おもに当院の限界のお話です)。
✔当院は完全予約制となっております。
初診診察に必要な時間を確保するために、再診の方がご予約を入れることが出来ない枠を作っています。
1日に確保できる枠は限られますので、ご予約が先になる場合が常態となっております。(2−3ヶ月間の予約が埋まると、予約の受付自体をしばらく中止にしています。)
当院では初診をとても大事なセッションと考えています。
初診をいい加減に行うことでボタンの掛け違いが将来取り返しのつかない事態を引き起こす可能性があるからです。
当院では診療の質を維持するために初診予約制を固持しています。
貴重な時間を確保しているために、初診を無断でキャンセルされた方は信頼関係を築くことが難しいと判断し、その後の診察はできません。また大幅な遅刻をされたり、お約束の診療情報提供書を提出されない、あるいは医療機関から医療機関へのお手紙である診療情報提供書を患者様が許可なく開封されている場合は当院での診療ができない場合がございます。
予約制で縛られるのがお嫌という方は当院の受診をご遠慮ください。お互いの時間を大切にする静かな大人の診療所です。
タイムリーな診療も大切なことです。予約が要らない即日初診受け入れ可能な施設は大変貴重な存在であることも間違いありません。
専門を極めた診療を半年以上の予約待ちで、数万円の自費で行なっている施設もあります。
いろいろな機関があり、良い悪いだけではなく何を優先させるかの問題となります。
✔️当院のキャパを超えた患者数を受け入れてしまうとお一人お一人の診療の質が低下してしまいます。ご予約が混み合って来た場合、初診の受付を休止する場合がございます。タイミングの問題でお断りせざるを得ないことがあります。申し訳ございません。
✔初診の申し込みのお電話をいただく前に、ホームページの「受診の流れ」をご熟読、当院の趣旨にご同意の上お電話をください。
✔お電話でご本人から詳しくお話をお伺いします。ご本人以外からのご相談は承っておりません。
最初にお断りしているのですが、「どうして電話でこんなこと話さなければいけないのか」と怒り出す方がおられます。
詳しくお話をお伺いして当院で対応可能か、あるいは他の機関が適切か、保険医療での対応範囲かどうかなど総合的に判断させていただいています。
この方式はのちのちの診断や治療にとても重要な手がかりとなるため、省くことは致しません。
さらに、診察では診断や治療に必要なさらにプライベートなことを伺っていきます。
お電話で詳しくお話しになりたくないようでしたら、他の機関でのご相談をお勧めいたします。
言いたくないことはあっても構いませんが、秘密主義が行き過ぎる人は治療になりません。なかなか治療が進展しない方に大きな隠し事があったということはしばしば見られることです。
お電話でのお話が初診での内容と大きくかけ離れ事実を故意に隠して受診されたことが判明した場合その後の診療ができません。
もちろんトラウマに関わることはデリケートに扱うように注意しております。
また、ご家族からのご相談は受けておりませんので、家族相談を行っている別の機関にご相談ください。
当院ではご自身が問題意識を持って、治したいという気持ちを持って受診を希望されているご本人のみ診療を行なっています。
✔お話を伺ったあと、当方でお電話でのやり取りの様子や内容などを確認します。医師が診察の合間を縫ってチェックさせていただきますので、その間はお待ちいただき、再度お電話をかけ直していただきます。フリーダイヤルではございませんので、ご相談中の電話代は自己負担となります。このシステムにもご納得いただけない方は当院へのご相談をご遠慮ください。
お電話のやり取りで、電話対応者に高圧的な態度をとられたり、無理な要求をされるかたは、治療をお断りします。精神科の治療ではとくに信頼関係が大切になってきます。最初から不信感が強かったり、攻撃的なかかわりがありますと、良好な治療関係ができないのは明白です。ボタンの掛け違いどころか、ボタンをかけることすらできません。
それに私はスタッフをとても大切にしています。スタッフに暴言などを浴びせる方は許容いたしません。DVや虐待防止は自らのクリニックから行うべきと考えております。皆様の安全基地である前提として、我々の安全基地であることも大切だと考えています。
✔当院には入院できる施設はございません。入院が必要な方、入院を要する状態になると予見される方(入院歴があって現在服薬が不安定な方も含む)、入退院を繰り返している方は、入院施設のある機関あるいは入院施設のサテライトクリニックなどをお勧めいたします。
✔「とりあえず一回だけ話を聞いてほしい」という方もたくさんいらっしゃいます。セカンドオピニオンも含め、医療相談的な内容は対応しておりません。当院では治療を希望されているという前提で全力で治療に結び付けられるような評価を初診で行います。治療を受けるつもりがなく、冷やかしで一回だけ話を聞きたいという方がおられますが、診断するだけでは、手術しかけたまま終了するような中途半端な状態で終わることになり、ご本人に悪影響を及ぼす可能性がありますので、当院でお受け致しません。
✔初診予約の順番、待機期間につきましては、ご相談内容によって予約の順番と予約できる枠が前後することがございます。
お急ぎの方は即日受診可能な他の機関にご相談ください。
✔️身の上相談、近隣トラブル、離婚や不倫など夫婦関係の相談、恋愛相談、育児相談、生きがいについてのご相談などをメインの主訴とされる内容は扱っておりません。基本的に精神科医はカウンセラーではありません。私の人格が優れているわけでも、人生経験が豊富なわけでもありませんので、アドバイス的なことはあまりご期待なさらないでください。もちろん、病気の治療のため通院中の患者さんがお困りのことがあれば、短時間ですがわかる範囲で意見を述べさせていただきます。
✔「とにかく話を聞いてほしい」という主訴の方は当院ではお受けしておりません。深い理由がありますが、一般の方には難しいので詳しくは省かせていただきます。もちろんお話の内容から言語表出を促した方がよいと当方が判断する方は例外です。なお、当院では病気や薬についてのきちんとした説明は当たり前の前提です。診療に必要なことはこちらから質問させていただきます。話を聞いて欲しいのか、症状を治療したいのか混同されているかたが時々いらっしゃいます。とにかく話を聞いて欲しい!いう方は他の機関をご利用ください。
✔️診断書目的の受診はお断りする場合があります。例えば、ご本人が治療を必要としないのに休職の必要性を証明するよう要求される場合、事実関係を把握できない内容に関して訴訟のために本人の一方的な訴えに沿った内容の診断書を要求する場合、適応ではないのに障害者年金を得るための診断書を要求する場合、勤務先にサボタージュや特別な待遇を受け入れさせるための目的の診断書を要求する場合など。そのような疑念が生じると判断した場合はご希望内容の診断書作成に一切応じられません。目的を達成するために、受診者がご本人にとって都合の良いことしかお話にならないことがあります。偏った情報の中でニュートラルな判断ができないため、公文書である診断書を受診者の求めに応じて発行するということはできません。当院では不正行為に加担することは致しません。お一人の利権より公益を尊重する場合があります。当院では診断書目的の受診には基本的に応じない方針としました。不当に診断書を利用する行為は詐欺となりますので、通報する場合があります。
✔パーソナリティ障害の治療は当院ではできません。一方的、被害攻撃的で自分の要求を突き通すタイプの発達障害の方、ADHDに伴った反抗挑戦性障害の方も含みます。
私の経歴上パーソナリティ障害の方を救急医の立場からも精神科医の立場からも診察していたことがありますが、私の治療スタンスとは相性がよくないことが多いと感じてきました。自分のよくない点を治したいのか、周りをコントロールしたいのか混同されている方がいます。治療目的が共有できず、安全基地も壊されてしまうことがあります。申し訳ありませんが、私にはパーソナリティ障害を治療する能力が足りません。当院での治療をご希望されてもご本人にとって有益になりませんので、パーソナリティ障害の治療ノウハウのある機関をお探しになることをお勧めいたします。不適切な治療を受けてこじれてしまうことは避けたいものです。
✔️攻撃性や暴力性が著しい方の治療は当院ではできません。当院は通院されている方の安全基地として在りたいと考えています。怒鳴ったり、物を壊したり、騒いだり、暴力を振るうことは他の患者さんの脅威となります。静かで穏やかな、他者を守る大人の安全基地となるようなクリニックでありたいのです。
✔️お薬をどうしても使いたくないとおっしゃる方もおられます。症状内容によっては治療がうまくいかない場合があります。
また、服薬に対する構えは、対人関係における大事な意味合いを持つことがあります。お電話で必ず「服薬に抵抗感があるかどうか」をお伝えください。
悪い意味での「薬漬け」は当院でも反対の姿勢ですが、最初から薬無しでの治療に拘っていらっしゃる方は、「薬に頼らない治療」を謳っている機関などにご相談ください。
逆に大量の薬を希望される方も受け入れが難しい場合もございます。薬を指定して強く処方を要求する方も薬物依存の可能性があり、当院での治療ができません。
✔拒食症などの摂食障害、アルコールなどの依存症、万引きなどの嗜癖行動などの治療できる体制ではありません。
✔未成年の診療は基本的に行なっていません。
✔すでに当院に通院されている方のご家族が受診を希望される場合、お引き受けできるケースとできないケースがあります。
夫婦関係でもめている場合の配偶者、親子関係で葛藤がある場合の親または子などはお引き受けできません。
弁護士が係争中のお二人を同時に弁護できないのと同じように両者の立場にたってご支援することができないからです。
✔土曜日は大変込み合います。初診後間もない方や、おりいった話がある方、家族面談など特別な診察時間をご希望の方は土曜日を避けていただきますようお願い申し上げます。事前にお伝えくだされば、医師が必要と判断した上で時間調整させていただきます。
✔上記の「他の機関」は特定の機関を示していません。保険医療機関に限りません。
お電話でご相談内容をご専門とする他の特定の機関をご紹介することもありますが、
それぞれの機関にはそれぞれのポリシーがありますので、当院で他の機関の受け入れ状況は分かりかねます。
ご自身でお探しいただき直接ご相談していただくようお願いしております。
初診でボタンの掛け違いを少なくし、同じ方向を向いて治療を共有していけるかどうか、大変重要なことです。
どのようなご希望があるのか、詳しくお聞かせください。当院を安全基地とされる方とそれが難しい方がいらっしゃると思いますが、当院の安全基地に入れなかった方も当院以外の安全基地があるはずです。がっかりしすぎないでいただきたいと思います。
こちらで対応できないのは、あなたのせいではなくて、当院の対応能力の限界によるものです。
当院を安全基地とされた方には家族同様の思いやりを持ってお役に立ちたいと心より思っています。
どうぞご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
長文に最後までお付き合いいただきありがとうございました。
院長
例年、統合失調症家族族教室が行われていました。
同じことでマンネリ化していたので、今年からあたらしいことをやってくださいと言われまして、思いついたのがパニック障害教室でした。
かなり詳しい内容でちょっと難しかったかもしれませんが、支援者サイドの方が半数以上いらしたのでインパクトがあったのではないでしょうか。
パニック障害や広場恐怖症について正確な知識を持っていない精神科医もいる中で、何か動きを生み出せたらいいなと思いました。
来年はうつ病かそのほかの内容で教室を開きます。次回の担当は別の医師となります。
それにしても今日は嬉しく驚いたことがありました。
作家の方も勉強がてら、受講にいらしてくださいました。
つまらないギャグを連発して、会場が何度も凍り付いたのですが、その方のエールでへこたれずに乗り越えられました。
本当にご参加ありがとうございました。