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11月 28, 2016

友。

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上尾メンタルクリニック 院長です。

先日 親友2人がクリニックを訪ねてくれました。

二人とも大変優秀なエキパートの医師で人格的にも優れています。

当院をイメージした色の生花をいただきました。

素敵な生花でスタッフも喜んでいます。

「何か困ったことがあれば何でも相談してくれ」という言葉をかけてもらいました。

ありがたい限りです。

 

また、少し前ですが一流大企業のエリート幹部の方から

「未来の自分は今の自分の選択から成り立っていく」という言葉をいただきました。

激務をこなしている方なのですが、明日の自分をイメージしながら今現在の行動を能動的に選択して過ごされているのだと

心に響きました。ストイックな生活を送れる理由の一部がわかったような気がしました。

いろいろな方から良い刺激を受けられる環境にあることが

代えがたく幸せだと思いました。

 

11月 26, 2016

年末年始のお休み

平成28年年末年始のお休みのお知らせです。

 

平成28年12月28日水曜の午後~平成29年1月5日木曜まで休業とさせていただきます。

 

万が一お休み中に入院を要するような緊急事態が発生しましたら、

埼玉県精神科救急情報センター

048-723-8699

までお電話ください。

よろしくお願いいたします。

11月 8, 2016

採血は大事です。

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上尾メンタルクリニック 院長です。

週末は埼玉県精神科救急当番、日曜は埼玉県の認知症研修会、月曜は県央認知症広域連携委員会、明日は医師会理事会、金曜は看護学校運営委員会、土曜は、、、

と立て込んでいる毎日です。本日も鴻巣保健所から措置入院診察(いろいろと話題になっていますね、措置入院)の依頼がありましたが、手一杯で断ってしまいました。

多方面で宿題をいただいていますが、お待たせします。ご容赦ください。

 

他院で原因がわからず、あちこちでたらい回しになって当院に初診に至る方も少なくありません。

先日も動悸や冷や汗、倦怠感、過呼吸などの症状で内科や救急などを受診したものの、原因をきちんと調べずに心療内科受診を勧められ、

当院を受診された方がおられました。身体的な異常も疑わしかったため、採血検査を施行したところ、高度の貧血を認めました。

ピンときてすぐに患者さんに電話を入れ、確認したところ便の色も黒くなっているということでしたので、

緊急で総合病院受診を手配しました。精神的な問題のある方は受けられないと、一度は断られましたが、

純粋に身体的な問題であると訴え、受け入れてもらうことになりました。

結局その方は消化管出血で緊急入院となりました。

 

また、同じように自律神経症状を呈する患者さんの中には甲状腺ホルモンの異常がみられる方も少なくありません。

県央には甲状腺専門医は一握りしかいません。

心療内科的視野も理解できるきちんとした甲状腺専門医の開業を待ち望んでいます!

”求む!甲状腺専門医!”

本当に専門的な治療を行っている表参道の伊藤病院まで上尾から通っている方も少なくありません。

上尾市では図書館の移設などで今もめているそうですが、

現在の図書館の土地の使い道に困っているようでしたら、ぜひ内分泌専門センターあるいは認知症専門センターを作ってほしいものです。

先日、市長さんや議長さんと名刺交換する機会がありましたから、お願いしてみようかしら・・・

まずは、ハーバード大学でみっちりトレーニングを受けて伊藤病院でも勤務していた内分泌専門の友人に声をかけてみます。

 

精神科に通院中の方も定期的な採血をお勧めします。

安定していて、しばらく検査していないという方は主治医に

検査をした方がいいか尋ねてみてください。

 

11月 1, 2016

開院2周年。

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上尾メンタルクリニック 院長です。

長いような、短いような。

開院して2年が経ちました。

素敵な女流作家様よりかわいらしい観葉植物をいただきました。

通院中の方からも祝福のお言葉をあり難く頂戴いたしました。

感謝いたします。

「できることは精一杯やる。

できないことはできないと正直に伝える。

知ったかぶりをしない、いい加減なことはしない。

チャンスを見つけて謙虚に勉強し、できることを増やしていく。

信頼関係を結べた患者さんに対して親切であること。」

勤務医時代からの姿勢は変わらず、

そのためには「何でも診ます」というスタンスではなく

治療対象を選び、質の高い診療を追及してきました。

できもしないことをさもできるかのように宣伝し

結局その人の人生を複雑な状況に追いやることはしてはならない行為だと私は思っています。

医療でできることと、医療の対象外であることもきちんと分けて考える能力と責任が

医療者にはあるべきだと思っています。

 

当院での治療適応の対象にならなかった方にはお力になれずに申し訳ありませんでしたが、

当院のポリシーでありご理解のほどお願い申し上げます。

 

患者様とそのご家族、埼玉県や上尾市の職員の皆様、医師会の皆様、さいせいしんの皆様、慶應義塾大学精神神経科学教室の皆様、

同窓生、薬局の皆様、クリニックを作ってくれた工務店の皆様、税理士の先生、、、挙げたら切りがありませんが

皆様に支えられていることにこころから感謝申し上げます。