今日は親友から大事な人を診てほしいと連絡をいただきました。忙しすぎて本当に身動きとれず、二つ返事で引き受けられず。
もてる男はつらいよ、、、
そういうことではないか!?
まあ、とにかくいろいろ重なるものです。
スタッフミーティングで、サプライズでクリニック5周年の記念品をいただきました!
厳選した人柄のよいスタッフに囲まれ、涙と感謝です。
当院はいろんな意味で狭き門ですが、入ればファミリーと思えるくらい大事にするのがモットーです。
台風が近づいているといいますが、今日は涼しくよく晴れています。スーパーヴィジョンを受けに遠路電車に揺られながら課題について考えています。
怒りとか恐怖とか、そういったネガティブな感情を親が肯定的に受け止めて、十分にその感情を尽くし終える、完了させることが重要です。
男の子なんだからもうクヨクヨしない!などとストップをかけて無理やりその感情を終えてしまうと未消化のまま引っかかってしまいます。
精神療法ではそのような未消化な感情を消化させるよういろいろ工夫をしています。
ただ、当院では外来患者さんの数が多く、お一人に制限なくお時間をかけられるわけではありません。精神療法的な意味のない、愚痴を毎回お伺いするとか漫然としたお話をする時間はさらっと切り上げさせていただきます。「他院にかかっているが、主治医が話を聞いてくれないのでそちらに転院したい」というお電話をしばしば頂きます。確かに、「あの先生はほとんど話を聴かないらしい」という情報は一致していることが多いのですが、「話を聞いてほしい」の意味はいろいろあります。意味によってはこちらでお引き受けすることもありますが、「毎回たっぷり話を聞いてほしい」という方は、こちらの判断での必要性と異なる場合が多く、自費でのカウンセリングをお勧めしますので、適切な他の機関をご自身でお探しくださいますようよろしくお願い申し上げます。
本日は近隣で運動会があるため、当院契約の東口パーキングの利用制限があります。
しかし、当院通院の旨係りの方にお申し出いただければ、満車でない限りご利用できます。
また、満車の場合は近隣にいくつかコインパーキングもございます。東口駅前駐車場という大きな駐車場もあります。
西口になりますが、イトーヨーカドーの駐車場も使いやすい、と人気です。
東口パーキング以外は駐車料金の割引サービスはございませんが、よろしくお願い申し上げます。
昨日今日と大変混雑しており、診察室は戦場のようでした。予約の方をお待たせしないように一つ一つの判断を即断してどんどん診察を進めていかねばなりません。トイレもついつい我慢。それでもいくつも質問を重ねてこられるとあっという間に待機人数が増えてしまいます。
そんな状況でしたが、なんとか初診の予約枠も作ってお待ちしてました。初診の予約がだいぶ先になってしまうからです。初診の予約のときに、必ず患者さんにお伝えしていることがあります。「初診日まで待ち時間があるが、お待ちになれるかどうか」伺います。急いでおられるようなら、当院は諦めていただきます。お待ちになれる方だけ、ご予約を受けています。患者さんが待てるとおっしゃっても病状的に待たせてはいけないと判断したときは、すぐに他の医療機関にかかることをお勧めします。
しかし、中には予約した後に、待ちきれない、あるいはキープしたまま、他の医療機関を受診する方がいます。当院では、「他院を受診された場合は必ず連絡してください」とお願いしています。
今回いらした方は、他院を受診しすでに治療が始まっている段階でしたが、こちらにも向こうの医療機関にもお話にならず黙って当院にいらっしゃいました。
「とりあえず両方に同時にかかって、良い方に通おうと思って」とのお話でした。
すでに治療がはじまってちょうど薬物調整の重要なポイントにさしかかっていました。正式なセカンドオピニオンでもありませんから、こんなタイミングでどうすることもできません。患者さんは二つの医療機関から薬を出されたらどうするつもりなのでしょうか?
私は逆の立場で、こちらが治療はじめたばかりで、他の医療機関に薬を出されたことがありましたが、マナー違反だと思いました。
二股受診は医療機関同士のトラブルにもなりますし、治療自体が混乱し、何より患者さんのためになりません。
今回は、「紹介状をもらって転院するというお話でないなら、診察できません」という対応を取らせていただきました。かなりお怒りになってお帰りになりましたが、お約束は守っていただく方針です。
いずれにしても同じ疾患に対して二つの医療機関で並行して治療することはできませんし、予約も並行して押さえておきたいという方もお断りしています。
当院では信頼関係に基づいた治療契約を結べそうか、重視しております。全力で治療させていただくことの裏返しとご理解いただけますと幸いです。
「二股は嫌よ」でした。