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12月 1, 2025

保険証使えなくなります。

明日から保険証使えなくなります。

マイナ保険証あるいは資格確認証をお持ちください。

政府の強引で拙速で杜撰なマイナ保険証化でずいぶんと混乱してきました。デジタル化で便利になると良いけれど、ある程度完成してから実装してほしい。適当に作って現場で実験させるのやめてほしい。

サイバーテロの対策もできないのに、災害があった時に全部ストップしたら、どうするのか。

そもそもマイナカードが任意とだまして普及させたシステム。

河野太郎氏は話し合いもできないイカれた大臣だった。

国民の中には個人情報をカード一枚に集約させることにまだ不安を感じている人も多いのです。

しかも保険情報がリアルタイムに確認できるのかと思ったら健康保険組合が新しい情報を入力していなければ、情報確認することもできない。

全部財務省が誘導したことと思うけど、強権すぎて、やばいよ日本。

12月 1, 2025

愛だね。

受付の釣り銭受けに「ただ今10円玉が不足してます」と表示している。

今日は10円玉40枚も出してくれた人がいた。

知らないコンビニで釣り銭不足って言われてもそこまでやってくれる人はいない。

当院では割とそういう方が多い。

これも愛着関係だと思う。

最初はASD特性が強くてコミュニケーションも難しかった人も、時間をかければ打ち解けて愛着が形成されてくるのを幾度も確認してきた。

自分にとって大事な人、大事な場所。クリニックがそんな愛着で包まれている感覚があるんだよね。

心の安全基地が実践できたと嬉しく思う場面だ。

11月 30, 2025

コロナ禍。

コロナ禍の残した爪痕は大きい。

分断、妬み、足の引っ張り合い。

余裕がなくなった人間が、自分より恵まれていると感じる人を攻撃して貶めようとする。

匿名のSNSが人間の悪い部分を後押ししてしまった。

匿名じゃないとできないことってどうよ。

11月 30, 2025

やっちまった…

人生には三つの坂があると言います。

上り坂、

 

下り坂、

 

 

そして、

 

 

そして、

 

 

 

ま、さ、か

真坂。

 

 

 

 

私にとって”まさか”が起きてしまいました。

大げさでした、すみません、笑。

 

なかなか忙しくて行けなかったテニスに寝不足でヘロヘロでしたが頑張って行ってきたんです。

ふつーにフォアハンドで撃ち返したときに

 

ふくらはぎが”ブチッ”

まさかの肉離れ、やってしまいました。

50の手習い、気を付けていたのに・・・

 

ということで、1~3か月はテニスはお休みです。

早速整形外科医の親友のオンライン診療です。(ほんとは触診してもらったほうがいいんですけどね)

シニア大会で優勝を目指していたのですが(ちなみに、初心者レベルです、ハイ)、目標ははるか彼方に。

 

自分の中の攻撃性を呼び覚ますために、若いころ通っていたキックボクシングジムを再開したいと野心を燃やしていたのが、それどころではありません。

むしろ血迷ってキックをやる前で良かった。

大けがしていたかもしれません。

 

ていうか、普通に歩けないし、階段昇降できないんですけど、明日からどうすんのかな、笑。

まあテーピングでもしてなんとかしますわ。

 

こういう時は一人開業医はつらいです。

病気やけがのとき、代わりがいないし、簡単に休むわけにはいかないのです。

 

以前風邪をひいたまま過労を続けていたら髄膜炎になってしまい、緊急入院になってしまったことがありました。

休みの日にスタッフに出勤してもらい、予約患者さんに片っ端から連絡してもらい予約変更や欠薬への対応について近隣クリニックへの応援要請などお願いしてもらいました。

症状がひどくて私の見込み通りに回復せず、担当医に頼み込んで完治しないまま退院させてもらいました。

這ってクリニックにいき、初日は100人近い患者さんの診療を開始しました。

生きた心地がしなかったです。

 

いろいろと大変だったので、とにかく患者さんを減らして1日40人程度までにしてしばらく維持していました。

最近は60人程度でなかなかきついですね。

開業するときに監査にきた先生から「まともな診察をするんだったら1日50人くらいまでだよ」とアドバイス受けたことがあります。

医師の能力にもよりますが、医師の健康を著しく損なわず、一人ひとりにまともな対応ができるためには確かにそのくらいだな、と私も感じるようになりました。

診察だけならまだしも、書類作成や公務が結構な負担です。

書類に関しては1行紹介状とか、1行自立支援診断書とか、わたしのポリシーに反するのでまじめにやってしまいます。

病歴は患者さんの財産だと思っていますから。

初診はトータル1-2時間急ぎ足でバチバチに診察するので、大げさではなく命かけて診察している感覚です。

 

入院して「働き方を変えなくては」と思っていたものの、医療を取り巻く環境はどんどん厳しくなっていき、調整がむずかしくなっていくばかりです。

 

とはいえ、けがをしてもぜんぜん落ち込まず、だいぶメンタル強くなりました、笑。

どんな職種だってそのくらいの覚悟がなければ独立なんてできないです。

最初に設備投資とか運転資金とか借金するのが普通だと思いますが、開業する覚悟が試されるのです。

必要な儀式なんですね。

 

 

 

 

 

11月 29, 2025

ありやす。

遠くから本当にありがとう。

さかた娘は意外に洋風でした。

呉竹羊羹は偉人たちが絶賛した味とのことで、いただきました。

青のりの風味の羊羹とは、これまた初めてで、口の中が驚いております。

 

手塩にかけて育てたお米をありがとうございます。

私の知らなかったコメ作りの工程も動画で見せてくれていましたので、さらに感動です。

大事に、大事にいただきます。

オーストラリアから喜びを分かちあってくださりありがとうございます。

この実績をわすれないでください。症状はよくなるという証拠です。

大丈夫。

この袋はなんか肌触りもいいし、カバンの中の小物を入れのに使わせてもらいます、笑。

 

慶應のマスクなんてあるんですね。

今度人間ドック受けに慶應病院に行きますので、院内のコンビニ確認してきます。

わざわざ気をつかっていただきありがとうございます。

これしきのことは当然に対応しますので、恐縮しないでくださいね。

全部、これ、のりおかき。

あーびっくりした~。

上尾駅前もクリスマスっぽい雰囲気になりました。

こういうの嫌いな人が多いのも知ってますが、私はすこしだけ楽しみたいです。

というわけでプリンセチア買ってみました。

ピンクなんですよ。

後ろのは去年のポインセチアです、まだ生きています。

 

11月 25, 2025

パソコン嫌い。

体重計が壊れて体重が右肩上がり。

レコーディングダイエットは意義があります。

なんていうか、、、

もう女性の目を気にすることもなくなって、体形を気にしなくなってきた自分もいるのです。

良くない、うん、良くない…

 

体重計ばらしてみました。

なんか治せそうだったのですが、マイクロ半田付けがうまくいかず、結局復帰せず。

アナログって簡単に治せることが多いけど、デジタルは一旦故障すると基板交換とかでしょ。

次の体重計どうしようかな?

 

 

パソコンって目がしょぼしょぼするし、肩がこるし、説明書通りやっていても違う画面でてきてわからなくなるし、嫌い、笑。

だったのですが、そんなことも言っていられないので、いろいろ考えました。

ネットやPCこそ、対話式AIがよくわかるんじゃないかと。

インターネットセキュリティーなどの設定変更をプロのエンジニアを自宅に呼んで1日がかりでやってもらったんだけど、うちのセキュリティが堅牢すぎて、何もいじれなかったことがありました。

あきらめていたんですが、今回対話型AIに細かく質問しながら自分でやったらなんとうまくいきました。

え、マジ?

 

今後は自分ひとりでガンガンPCいじれそうな予感。

 

精神科医療に関しては今のところ対話型AI、ダメダメなんだけどね。

やっぱ得意不得意があるのでしょう。

 

 

 

 

11月 22, 2025

歴史。

歴史を学ぶって大事ですよね。

過去に起きたことは繰り返されるので、将来を予測するのに役立ちます。

受験だって過去問で傾向と対策を練ることで合格率は高まります。

過去に津波被害にあった場所はまた津波被害が発生します。

私は患者さんの病歴をとても重視します。

過去にどんなことがあったのか、どんな失敗を繰り返しているのか、どんなふうに乗り越えたのか。

事細かく詳細に知ることで、患者さんの弱点は何か、どんな局面で具合がわるくなるのか、良くなるきっかけはどんなパターンか知ることで圧倒的に治療が有利になります。

だから私のカルテは膨大な量になります。

自立支援や障害者手帳の診断書などで私の文書を目にした方は、他院との情報量の違いに驚くことが少なくありません。

患者さんはご覧になれませんが、情報提供書も然りです。

病歴は患者さんの財産であり、命を守る重要な情報です。

初診でまとまった時間を確保し、病歴を洗いざらいチェックすることがキーになっています。

しかし、物価高、人件費高騰のインフレにもかかわらず、診療報酬を圧縮していく政策ですから、保険診療を行っていくには高回転型診療を行わねばなりません。

これはコンビニチェーンクリニックなどがすでに行っている方法です。

初診は15分程度、再診は3分以内に切り上げるよう厳しく管理されていたりします。

患者さんの経済的負担を増やさないためには保険診療に頼って行かざるを得ないですが、

それでは詳細な病歴が得られなくなります。

11月 19, 2025

かんだんさ。

猛暑、残酷暑に続き、いきなり冬に突入。

もともと季節の変わり目など寒暖差が苦手な人も多い。

感覚が過敏だったり、変化に弱い方は、自律神経が過剰な反応起こすのでしょう。

でも大丈夫。

かんだんさー。

なんくるないさー。

ほら、もう沖縄の暖かさがイメージできたでしょ?

かんだんさー。

11月 18, 2025

11月18日の診療時間

11月18日火曜日は講演会の受講のため18時で営業終了とさせていただきます。

ご不便をおかけいたしますが何卒よろしくお願い申し上げます。

11月 17, 2025

財務省の本音。

財務省は、ついに本音を隠さなくなった。

長年、私は財務省が

「開業医は楽をして儲けている」というイメージづくりを

意図的に行ってきたと感じていました。

勤務医と開業医を対立させ、

医療者同士を分断することで、

抵抗力を弱めたうえで診療報酬を削る。

その構図が、今回ついに表面化しました。

2024年度の診療報酬改定では、特に開業医への打撃が顕著でした。

さらに来年度に向けて、財務省は客観性を欠いたデータを持ち出し、

医療費削減を正当化する姿勢を強めています。

その中で、ついに「勤務医の収入も高すぎる」という言説まで飛び出した。

つまり――開業医も勤務医も、標的になっているということです。

勤務医の先生方、目を覚ましてください。

財務省はあなた方の大変さを少しも理解はしていません。

病院の先生方が大変だと最初言っていたのは演技だったのですよ。

 

官僚の“率直な本音”を耳にしたことがある。

酒席とはいえ、私は財務省の官僚からこう言われました。

「医者は言うことを聞かない。

日本の頂点に立ち、財布を握っているのは自分たちだ。

医師会も病院団体にも金はやらない。どっちも潰してやる。」

当時は「万能感の強い東大アスペの暴言」だと受け取っていましたが、

今の状況を見ると、その言葉の数々が現実味を帯びてきています。

勤務医の皆さんにも、ぜひ目を向けていただきたい点です。

私たちが何か悪事を働いたわけではない。

しかし、財務省の視点では「医者はけしからん」という考えなのです。

 

 

OTCの自費化には、表と裏がある。

医療費削減のために一部の薬をOTCへ移行する動きは、

やむを得ないと思います。

私の立場では国民がデメリットも理解した上で選択するならば全然OKです。

 

しかし、

薬の自己判断はリスクを伴う。

たとえばロキソニンを

「頭痛だから」と毎日のように服用すれば、

  • 鎮痛薬乱用性頭痛を招く
  • 腎機能障害を引き起こす
  • 透析が必要になるリスクも増える

これらは私たち医師が処方の際慎重に考えている点であり、

OTCが“安全なお手軽薬”であるわけではありません。

短期的には医療費が下がるかもしれない。

しかし、長期的には透析や副作用治療で

医療費がむしろ膨れ上がる可能性もあります。

このリスクについて、財務省は国民に十分説明していない。(というかわかっていないのでは?というかわかろうともしないのでは?いやいやわかっていて全部医師の責任にしようとしているのでは?)

私はそこに深い懸念を抱いています。

 

医療の質を下げる政策は、必ず患者さんに返ってくる。

診療報酬を過度に引き下げ、医療機関は数をこなす診療に追い込まれます。

高回転・高負荷の医療は、救える命を救えなくする。

この責任も財務省は負ってほしいと思います。

国民にきちんと説明してほしい。

 

一方診療報酬をさげるならば、医療の質を守るために一定の自由度(混合診療など)を認めなければならないと思います。

質を高めた医療に正当な評価が与えられる仕組みが必要だと考えています。

財務省による命の差別化に乗っかってしまうものではありますが、我々医療者の人生もかかっています。

 

最後に

私は、医療費の議論そのものに反対しているわけではありません。

高齢化社会で医療費が増え続ける現実は、誰もが直視すべきです。

しかし――

医療者を敵に回し、

分断し、

圧力で屈服させるかのような手法には、

強い違和感を覚えます。

医療は国民の生命を支えるインフラです。

その現場で働く人々を“消耗品”のように扱う政策は、

必ず国民の不利益につながります。

私は一人の現場医として、

これからも遠慮なく発言していきたいと思います。