ブログ

ブログ

4月 30, 2022

インターネット。

本日は30年来の友人にインターネットについていろいろと教わりました。

もともとはパソコン音痴だし、匿名掲示板など陰湿な感じがして好まず。この1-2年は必要にかられてかなり勉強してネットワークの機械も自分で購入してセッティングするようにもなりました。

しかし、プロは全く違いますね。一般にできないと言われていることもできますし、逆にインターネットの恐ろしさを感じます。

ネットでの犯罪も増えていますし、それを追い詰めて撃退する方法も進化しています。

LINEは情報がダダ漏れだと言われて数年後中国での情報漏洩が発覚。専門家の話は聞いておくものだなと思いました。

芍薬は迫力がありますね

 

4月 24, 2022

ルビーレッド

ゼスプリ ルビーレッド

というキウイ。

ベリー系の甘さ。

去年一度だけスーパーで見つけたけど、その後はお目にかかれなかった幻のキウイ。

今年も見つけた。

4月 23, 2022

アマリリスその後。。。

残念ながらアマリリスは開花せず、花は枯れてしまいました。

なので画像は省きます。

しかし、葉は青々としてきて、新しい芽も生えてきました。

鉢に植え替えてまた来年楽しみたいです。

これもまた、小さな幸せっていうやつですよ、きっと。

リベンジで一輪挿しを。

 

次は芍薬の花を狙っています。

ちなみに芍薬はメンタル漢方的にはかなり重要な生薬です。

 

先日ご依頼いただいた公務ですが、もっと適任の先生がお引き受けくださったようで、私がやらなくても良くなりました。

とはいえ、地域への貢献は医師としての責任だと思ってきましたので、できる範囲で応じて行きたいと思っています。

 

 

4月 10, 2022

あたたかな夜。

今夜は重鎮の先生がお見えになりました。

とてもご多用なはずですが、ふらっとお立ち寄りになった体裁でお越しになって、私を緊張させないようにご配慮いただいたことがすぐにわかりました。

私の全力の仕事を公務などでご覧になっていること、フィードバック頂けました。

過労で倒れている仲間たちの話をしつつ、もう少し手を抜いてもいいのではとアドバイスいただきました。

その一方で、公務の依頼もいただきました、笑。

お世話になっておりますゆえ、お断りはできないものの、仕事量的には限界なので、部分的にお引き受けさせていただくことにしました。今年度から新たな公務で昼休みの時間+前後1時間くらいで抜ける日が増えますので、よろしくお願い致します。

 

4月 9, 2022

緊急蘇生。

アマリリス。

血色がとても悪い。

このまま枯れてしまうのでしょうか?

意を決して、HB101をドーピングした水を根っこに投入。

元気になってくれ!

 

どのような花が咲くのか、変化を楽しみたいと思い、一切事前に育て方とか開花後の画像を調べたりしなかったのです。

たまにはこういうこともありますね。

4月 5, 2022

アマリリスその後。

アマリリスその後。

 

もう少して咲くか?

で、今日は。。。

 

 

ん?

なんか萎んだ気がする?

水はやらなくていいということだけど、ちょっと

心配。

昨日寒かったからかな。

 

今日はサプライズあり!

あの、「スチームブレッド東京」の第2号店が浦和にオープンします。

店舗オープンに関わった社長さんがオープン前に試食を持ってきてくださいました♪

すぐに食べてしまいました。

写真は食べかけですみません。

生食パンは色々食べてきたけど、ついにここまで来たかという感じ。

しっとりともっちりと極上のパンです。

やばいうまい!!

着色料、保存料など不使用なのもいいですね。

 

 

 

3月 29, 2022

アマリリス

毎日アマリリスの状況をご報告したいと思いつつ、日々の業務に忙殺されて実現できていません。

とにかく、忙しい。睡眠時間を削ってもタスクが果てしなく続くのです。

多忙の一つの原因は文書作成の多さにもあります。

精神科は他の科と比べてダントツに作成文書の種類も量も多く、きちんとした文書を作成するにはそれなりの時間と労力を要します。

弁護士、司法書士、社労士などが作成する文書より、医師の作成する文書が格安なのは、福祉的な側面や、保険診療とのバランスをとっているためと思われますが、医師の診断書はとても重みのあるものです。例えば、障害者年金診断書、医師だけで作成すれば大体1〜2万円あれば足りますが、社労士に作成の支援を頼むと成功報酬という名の下に何十万円も請求されることがあります。しかも社労士には診断書をかく資格がないので結局は医師が作成するので、病院での文書作成料に上乗せされます。貧困ビジネス的にそれで儲けている悪い輩もいるようなので注意してください。

診断書作成には専門知識と大変な労力を要するものなので、正当な対価を請求してしかるべきですが、一方で生活に困っている患者さんも少なくはありません。もし当院通院していて必要な診断書代の支払いが難しい方がおられたら、収入がわかるものをお持ちになれば、ご相談に応じます。

さて、アマリリス。アップできなかったものの、写真は撮っていました。もうちょっとで咲きそうです。

最近色々と感ずるところがあって書きたいこともあるのですが、余裕がないので、今日はこれにて失礼します。

 

 

 

 

 

3月 16, 2022

480円の癒し。

デスクでパソコンと睨めっこ。

だらだら仕事をするときと、短時間の仕事ではかける音楽を変えている。

診察中でも好きなバッハをよく聴いていた。

コロナ禍では空気清浄機の騒音と、マスクや飛沫防止板などのため、患者さんの声が聴き取りにくくなった。

とても音楽をかけられる状態ではない。

ながら仕事をしなくなって、

次第に仕事中に音楽を聴かなくなった。

しかし過集中は体に良くない。

デスクの上に気分転換ができるよう、癒しを求めた。

480円の癒し。

私の好きなオーガスタ。

 

今日はここからが本題。

双極性障害の治療について。

もう8年も前のものだが、当院HPにオリジナルの内容で双極性障害の説明を掲載している。

私の私見も含むものだ。今もそのままで十分通用する内容だと思う。

ただ、双極性障害と言っても個々に見ると、色々な背景があり、全く事情が異なることも少なくない。

双極性障害の方には、一定の割合で薬嫌いの人がいる。

どうしてそうなのか、私なりの考察も記載している。

薬だけでなく、治療に関しても嫌がることがある。

その背景も同じものだと思う。

しかし、そのまま本人の言うなりに放置すると、やがて入院を要するほどの躁状態で受診に結びつくことも少なくない。

本人の社会的信用の喪失のみならず、家族も大変な尻拭いをしなくてはならず、皆んなが疲弊する。

そうならないように、治療に対する構えが怪しくなってきた時に、患者さんと対決して厳しい現実を突きつけることがある。

険悪になって、たまに当院から離れていく人もいる。

ただ、私が真剣に言っていることが伝わると、それを乗り越えて、とても治療が良い方向に進むことがある。

信頼関係ができると、私も患者さんが直面する困難に対して、治療とは一見関係なさそうな内容においても支援を行なっていくことができる。

後になって、色々な意味がわかってもらえるととても感謝される。

双極性障害の方はエネルギーを持っている。

その分、真剣にぶつかっていくと疲れる。

今日は60人。混雑時は100人。

毎日全力で、ヘトヘトだ。

初診受け入れをずっと停止していたが、これは大正解だった。

患者さんには伝わっているかわからないけれど、診療の質を整えることができる。

患者さんのことがもっとよく見えてくる。

初診が多すぎると、正直顔も名前も覚えられなくなることがある。

当院では患者さんを番号で呼んだりはしない。匿名で人を診ることなんてできない。

1人1人の背景を理解して初めて病気が見えてくるのだと思う。

 

清水靖晃さんのバッハ無伴奏チェロ組曲第1番テナーサックス版

 

3月 14, 2022

生き物には波がある

今日はホワイトデー。

コロナ禍になってから、食べ物を配るのは衛生面で心配なので、バレンタインでお菓子をお配りするのはやめています。

一方何人か患者さんからはチョコレートいただきました。本当にありがとうございます。

今日は業者さんやスタッフからのプレゼントを載せます。

まずは、私がファンである作家さんから

なんとも癒し系フォルムの植物。アマリリス。

容器がなくてマグカップに突っ込んでありますが、笑。

どんな花が咲くのか楽しみです。

こういうのが、幸せってやつですよ。

コロナは陰性だったものの、家庭内で濃厚接触者として隔離生活を送っていたスタッフから、ステキなお菓子。メンタルにもしんどいだろうと、美味しいフルーツを目利きしてご自宅まで差し入れにいきました。直接は会えないので玄関に置いて帰りました。それを支えに?頑張っていたようです。

食通のスタッフから、QUON 全国の福祉事業所が力を合わせて作ったチョコレートだそうです。

一般市場で通用するクオリティです。

 

クリーニング業者さんにお世話になっており、たまたま、お菓子を差し入れしたら、律儀に倍返しで社長さんサダハル アオキの高級チョコ。恐縮です。

開店祝いなどでよく贈られるというオードリー

私からは、定年で要職を務め上げられた大変お世話になった先生方が数名おられ、皆様に春らしいお菓子をお贈りしました。

 

今日は、笑顔になって帰られる患者さんが多く、どうやら私の調子がよかったようです。

とてもやりがいのある日でした。

私も人間ですから、調子がよい時も、良くない時もありますからね。

でも、すごく疲れました。

 

あ、それから、アポ無しの家族面談はできませんからね!初診の時お伝えしているのですが、忘れてしまうのでしょう。

ここ何日かいきなり家族面談希望で断りなく診察室に入ってくるご家族がおられ、驚いています。

ルールのご確認お願いしますm( )m

家族面談がいかに大切なものか十分承知しております。

だからこそ、混雑した時に急足で私も十分説明ができないまま終わってしまうことは避けたいのです。

 

3月 6, 2022

適応障害の誤解

適応障害の診断をめぐって、いろいろと議論されることがあります。

著名な先生までも、適応障害について誤解されているのを目にすることがあります。

恐縮ですが、申し上げますと、、、

 

最近の臨床では、職域での不適応反応、適応障害をしばしば診ます。

適応障害とうつ病の鑑別について、適応障害はストレスとなる職場を休職すれば症状改善、うつ病は休職しても良くならないと言う先生がいます。確かに、休職した途端ケロッと良くなる患者さんもたくさん居られ、経過から適応障害と判断することもあります。しかし、中にはどう見ても職場への不適応であって、うつ病とは異なると思われる患者さんが、休職しても症状改善しないことがあります。なぜだろう、うつ病なのか、双極性障害なのか、診断を見直したり、治療を変えてみても、全く良くならない。傷病手当を満了して退職した途端、症状がケロッと良くなる方も居られます。どう言うことかと言いますと、職場のストレス、さらには職場へ復職を考えないといけない状況、嫌な職場と繋がっているという事態がストレスとなって続いている限り良くならなかった適応障害だったと言うことです。

どういうケースでそのようになりやすいかも私なりにわかってきました。

発達障害の傾向がある方は、嫌な体験がトラウマになりやすく、ストレスに対して非常に極端な反応を示すことがあります。

嫌なことは徹底的に嫌!となり、拒絶反応が全身から認められます。すぐに死にたいと激しい希死念慮を訴えることもあります。

そういう方は、嫌な職場と繋がっているだけで、鉛のような怠さや意欲低下、不安感が続くことがあります。非定型うつ病と表現できる場合もあります。職場での嫌な上司の言葉などがフラッシュバックして何度も思い出すこともあります。

嫌なものから離れるという欲求が達成されるまで、症状が消えることはないのです。転換性障害や身体表現性障害に繋がっているのです。発達障害の方は自分の欲求が、自覚の有無は別として、体にはっきり表現されやすいという傾向があります。発達障害の特性のうち、過敏性やこだわり、マイナス体験への過剰な記憶、自分の感情に気づきにくい、という特性と関連していることがあります。

私が適応障害という診断をつけるときは、適当につけているわけではなく、そこまで踏み込んで評価するよう常に思慮を巡らせています。このように精神科では経過を見てみないと確定診断をつけられないことも多いのですが、その時点の暫定診断というのもしっかり行いお伝えするようにしています。診断名も評価も伝えられず、いきなり薬だけ出されたという話は良く聞きます。初回で診断名を伝えるべきではないという医師もいます。

暫定診断と、今後変更されるかも知れない診断をできるだけ早期にお伝えできるのが、治療の導入として適切ではないかと私は考えます。

もちろん、皆目見当がつかないということはたまにあります。その時は、正直に診断がわからないことをお伝えした上で、候補となる診断を挙げ、一つ一つ検証していくとか、経過観察させていただくようご相談しています。

私とは違う視点で見たほうがよいと思う場合は転医をすすめることもあります。

わからないままできないことを自分一人でなんとかしようとすると多剤大量療法、薬漬けの原因となりうるのです。