今晩は慶應認知行動療法研究会。
中立性、受身性、自己開示の問題について学びがありました。
腰痛が少し良くなったので、その後夜のジョギング、という名の散歩で一汗かいてきました。
今日は蒸していますね〜。
今晩は慶應認知行動療法研究会。
中立性、受身性、自己開示の問題について学びがありました。
腰痛が少し良くなったので、その後夜のジョギング、という名の散歩で一汗かいてきました。
今日は蒸していますね〜。
昨日の診察で、患者さんに言われてはじめて気がつきました。
「先生、疲れてますね」
はっと我を振り返り、
確かに疲れていると気がつきました。
声や表情に出てしまっていたのですね、ごめんなさい。
実は前日から腰痛で、痛み止めを飲みながら仕事していました。かなり痛かったので集中力が下がったり、疲労感が強かったように思います。
今日はテニスを休むことにしました。
日向ぼっこしながらデッキチェアでゴロゴロ横になってました。暑いですが、風は涼しさを感じます。
(残念ながら、画像は我が家ではありません。。。
でも、パオラレンティのアウトドア家具は素敵ですね)
今日はお仕事の電話やらあちこちから連絡が入ります。
お盆だからか、しばらくぶりの方からも。
たまたま小児科医2人から連絡あり、1人は国立のセンターで超専門外来、もう1人は野戦総合病院勤務。同じ科でも全くやっていることは違います。
睡眠の検査をしたいと言うので機械の使い方をビデオに撮って送ってあげたら、、、
「誰、これ?」って。
「お、れ、だけど、、、」
「もっと、シュッとしてたよな?」
そ、そんなに?
誰かわからないくらい?
今すぐにでも筋トレしたい衝動に駆られたものの、腰痛で動けず、、、
まあ、テニスのためにも痩せて軽やかになりますよ!
絶対!
きっと、、、
たぶん、、、
仕方ないじゃないか。
おっさんだもの。
上尾みつを。
自己肯定感。
「自己肯定感が低いから・・・」「自己肯定感を高めるには・・・」
当たり前のように使われる言葉で、なんだか人の心理がわかったような気になる言葉。
(画像と本文はなんら関係ありません、笑)
今日患者さんからご質問をいただきました。
「自己肯定感が高まった経験があって、それが自尊心の肥大につながって躁状態になるのではないかと心配でした」
「自己肯定感と肥大した自尊心てどう違うのでしょうか?」
「自己肯定感」って、「このままでいい」「良いも悪いもふくめて今のありのままの自分でいい」
天才バカボンの「これでいいのだ」(古いかな?)
そういうニュアンスです。
自己肯定感が低ければ他人にどう思われているかとても気になります。
一方、「肥大した自尊心」というのは、「うぬぼれ」と言い換えられると思います。
「自分は特別だ、もっとすごい人間だ」と思い込んだ状態です。
「現実の自分は不十分であり、そんな自分は存在価値がない」という不安から目を背けるためにヨロイをかぶって自分の心が傷つかないように守っている状態です。
現実と高いプライドとのギャップを他者への攻撃性などで埋めようとします。
ちょっと難しいですか?
この辺のことをわかりやすく解説してある本をご紹介します。
インスタなどのSNSでは、マウンティング、妬みや攻撃性であふれ、人々の心がむしばまれています。
これらに関連する「自己肯定感」「自己愛」「自尊心」などについて見直せる本です。
ちなみに私は医師として人間として「このままでいい」とは全然思っていないし、
その一方で、贈り物のセンスとか抜群にいいなと自分で酔いしれています。
別にいいじゃん、
多少の自惚れ、劣等感。
未熟なんだもの。
上尾みつを。
私の夏休み1日目。
久々の映画鑑賞。
宮崎監督の「君たちはどう生きるか」。
題名からは若者向けの映画だろうと思ったが、
思うところがあったので、
何かヒントが得られないかと
映画館に足を運んだ。
こういうのって観た人が自由に受け取っていいのでしょ?
小学生の感想文的な感じで書き留めておく。
(これから観る方は読まないでくださいね)
人は生まれつき善なのか悪なのか、ぼやっと気になっていた。
映画の題名は、もともと同じ題名の本から由来するそうで、
映画でも主人公が叔父さんに生き方を教わりにいくという設定になっている。
「悪意のない石」を積んでいけば、世界の崩壊を先延ばしにできるかもしれない、
そのように叔父さんは主人公に伝えている。
「悪意のない石」は「悪意のない意志」と聞こえたような気がした。
しかし、悪意のない石をどれだけの人が持っているのだろうか。
この映画が作成されたのはプーチンが侵略戦争を始めた後なのか私は知らないが、
世界が悪意に覆われようとしている今、
性善説と性悪説が頭をよぎる。
エロスとタナトス。
生の欲動、死の衝動。
性の喜び、破壊や攻撃衝動。
フロイトさんがどのように考えたか、それは今回無視する。
「人はなぜ生きるのか?」
「生きる」に「なぜ」というものはない。
プログラムされた生存本能、生存欲求に従って生きているだけであって、なぜはない。
生きることが辛い時、意味づけをしようと人びとは色々考えてきた。
哲学や宗教など。
これは情緒的なことは一切排除した解釈である。
動物の生存本能として生きる。
子孫を残そうと生殖活動をする。
より良い遺伝子を残そうと、生存競争が生まれる前から始まっている。
競争はやるかやられるか、勝ち負けが常にある。
生きるためには、蹴落とす。
獲物を食う、天敵をやっつける。
タナトスエロスは表裏一体だというけれど、私のイメージは並列して同時に存在する感じ。
生存本能と生存競争。
生存競争は「悪意」の要素でもある。
「マウンティング」も「妬みによる攻撃」も生存競争の悪意か。
生存競争の悪意を抑えて、集団の力でみんなで生き残ろうとするのが前頭葉の社会性の働きである。
道徳心も前頭葉の働き。
分業して協力して助け合い食べ物を分かち合う。
これは本能ではなく、生存のための戦略、高等な機能として発展させてきたものだと思う。
生存競争の本能がむき出しになると、「悪意」が蔓延る。生まれつき前頭葉の働きが弱くて犯罪を繰り返してしまう人もいる。
誰かが、「プーチンは不安に怯えた可哀想な人」と言った。
加害者支援という動きがあって、理屈的にはわかるけれど、
本当にプーチンを支援すれば戦争をやめるのであろうか?
悪意と善意の間でまだ定まっていない、感受性のある段階で、人(親がダメなら、近くの大人、親友、恋人)から「良い物=温かい愛情」を与えられれば、善意の石を持つこともできるかもしれないが、出来上がった大人になってから変わるのは容易いことではない。
だから私は戦争も意地悪もネットでの誹謗中傷もこのままでは無くならないと悲観している。
ネットでの匿名での誹謗中傷は、本能の悪意を刺激する最もハードルが低い方法だと思うので、まずはこれを止めることを考えてみてもいいのではないか。
表現の自由という正論を振りかざしていても、実際は戦争と変わらないことをやっている自覚をもたせることが必要だと思う。
水島広子先生。
大学、医局のパイセンでいらっしゃいます。
水島先生のお家柄は皆様ご存知かと思いますが、私は最近まで知らず、驚いた次第であります。
水島先生のご著書は大変チャレンジングでインパクトのあるものが多いと感じます。
小此木先生のご著書同様、今の時代ではなかなか言えないような真実をずばりと書かれているので、そういう意味でも貴重です。
水島広子先生とは大学医局の入局歓迎会か何ではじめてお会いしました。どなたかまだ存じ上げない初対面の段階で、いきなり男女共同参画に関する署名運動に署名するようご依頼いただきました。面食らっておろおろと署名しました、笑。
その後の衆議院議員としてのご活躍は目覚ましく、児童虐待防止法改正などで力を発揮され、私は水島先生とジャンヌダルクを重ね合わせておりました。
この本の中で表現されている「女」は女性という意味ではありません。男性でも、あるいはそうでなくても良いのです。水島先生を知っている方ならば水島先生が女性差別的な発言をなさることはないとお分かりだと思います。
嫁姑関係、会社の上司や部下、同僚との関係、ママ友、実の母との関係などさまざまな対人関係における困りごとに対するアドバイスが書かれています。
対人関係療法のスペシャリストである水島広子先生がズバッと答えてくれます。
上尾メンタルクリニックではこういった対人関係のカウンセリングを主訴とされる方の初診はお受けしていないと明記しています。
しかし、病気の治療をしていく中で、患者さんの周りにいる「女」(この本の表現)との対人関係の悩みのご相談を受けることは避けて通れません。
当院では私がアドバイスするというより、一緒に考えるというスタンスに重きを置いておりました。
この本に書かれてある対処法も選択肢の一つとして患者さんと共有できれば、安全基地としての機能が高まりそうですね。
上尾市内でもコロナ患者さんかなり増えています。
感染者数は報道されていませんが、実は一部医療機関で統計とっています。
患者さんでもコロナにかかって受診延期になっているかたが急増。
こどもたちはRSやらヘルパンギーナやらウィルス性急性胃腸炎も大流行。
熱中症やら色々重なったら大変ですね。
そんなタイミングでまたもや困った医者からの横槍が・・・
通院中の男性が発熱して、◯◯◯クリニックを受診したそうです。
お仕事上外で作業されているので、普通は発熱したらまずは熱中症大丈夫かな?などと考えながら診察するのでしょうが、
呼吸症状がなかったためか、即座に「精神科の薬のせいだ。直ちに精神科医に対応させないと大変なことになる」と診断。
腹痛もあったようで、ご本人としても、「そんなわけないよな」と思いつつ、私のところに連絡をくれました。
問診の結果、薬剤性の発熱は否定し、胆嚢炎あるいは急性胃腸炎などの心配があるから、他の内科にかかるよう指示しました。
案の定ウィルス性急性胃腸炎と診断され、整腸剤などの内服で2−3日で軽快。
本気で誤診しているのか、
私には意味がわかりません。
医療関係者には危険な機関のさまざまな恐ーい情報が流れてきますが、患者さんには伝わりません。
関わりたく無いのですが、患者さんが受診しちゃうとどうすることもできません。。。
別の新しく開業した消化器のクリニックも相変わらず困ったもんです。
自分のわからないことは全て精神的なもの、あるいは精神科のくすりのせいにして、ご自身の診断能力を誤魔化してしまいます。会ったこともないのに、マウンティングしてくるのは、開業後の不安のためでしょうか?
患者さん集めのために、Googleレビューも高得点のやらせを餌に、書き込みを促しています。そのクリニックでパワハラセクハラにあった看護師さんへの対応もしましたし、実態はよく知っています。
そうは言っても他の機関がどんな酷いところだろうが、金儲け主義だろうが、私には関係ありません。
悪いやつなんていくらでもいますから、係っている時間が無駄なだけです。人生の時間はあまりにも短いので、お付き合いする人間は選びたいのです。
他の科を受診される場合は、信頼できるおすすめの医療機関をお知らせしますから、どうか受診前にご相談ください。
今回のことで改めて感じたことは、
危険なクリニックにかかって騙されても、最終的には患者さんが私のことを信じてくださったということ。
この事実は宝物以外の何ものでもありません。
今日の講義の中で、東大卒の整形外科の先生のお話に聞き入りました。
夕方の最後の時間で集中力が切れているのに・・・
とても面白かったんですよね、きっと。
どんどん平均寿命が伸びていて今現在40−50代の人の平均寿命は100歳になると予想されています。
しかし健康寿命(寝たきりとか介護状態ではなく、健康で自立した生活が送れる寿命)は80歳くらいだといいます。
循環器の先生に言わせれば心筋梗塞などは不摂生のツケが回ってきた人が多く、やはり健康管理が甘いといいます。
できるだけ健康寿命を伸ばすにはやはり筋力は重要なファクターになります。
今日は元々夜にテニスのレッスンを予約してありました。
丸一日の研修でかなり疲れ切っていましたが、健康のためにテニスは頑張ることにしました。
流石に、ヘトヘトでしばらくするとゼイゼイハアハア。
コーチ「息が上がっていますね〜」
私「シャイなんで・・・」
コーチ「???」
私「あがり症なんで・・・」
コーチ「・・・」
という楽しい時間を過ごしましたとさ。
ご連絡を頂けたということは、今はお元気にお過ごしということですね?
大変嬉しいです。
患者さんの通院が途絶えた時、どうしていらっしゃるのかな、といつも色々と考えます。
調子が良くなっているな、と感じていたタイミングであれば、「もう大丈夫」と判断されたのか・・・
症状がなかなか改善しないタイミングであれば、他の病院に切り替えたのかな・・・
はたまた、どうして途絶えてしまったのか私には皆目見当もつかないこともあります。
心配になってこちらからご様子を伺おうか迷うこともありますが、余計なお世話になってしまうのも良くありませんから、
電話にのびた手を引っ込めるのです。
たま〜に何年か経ってお礼と近況報告のお手紙を頂戴することもあり、目頭と胸が熱くなることもあります。
私もお世話になった方を思い出しては「今どうしているかな?」と想いを寄せることはしばしばあるのですが、日常の忙しさの中でお手紙を書いたり、レビューでお知らせするということはなかなか出来ないことです。
アヌビス様はわざわざ手間をかけてくださり、お元気でお過ごしのことお知らせくださいまして素晴らしいと思います。
誠にありがとうございます。
10年前の私はやる気はありましたが、(今も未熟ですが)今よりもさらに未熟であったため、
至らぬ点も多かったと存じます。
それなのにこんなふうに評価して覚えてくださり
嬉しい限りです。