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11月 11, 2022

夜散歩。

本日は院長の産業医講習会のため18時で診療を切り上げさせていただきました。

大宮の門街にはじめていきました。

日曜日も丸一日産業医講習です。

そして来週も講習のため金曜日、診療時間を18時30分で終了とさせていただきます。

ご不便をおかけしますが、よろしくお願い申し上げます。

11月 11, 2022

日本は巻き返せるか

今回、次世代半導体の国産量産化に向けて国内の8社が出資し新会社が設立されることになりました。

半導体は「産業のコメ」と言われるように、LED、太陽電池、パソコンのCPU、スマホ、テレビ、自動車のCPU、エアコン、冷蔵庫、炊飯器、銀行のATMなど幅広い分野で活用されています。今後も自動運転やAI、スマートシティーなど未来の社会に必要不可欠なものであり、経済安全保障上重要な物資となっています。コロナ禍で調達が滞り、自動車が作れない!など自動車産業や電機産業が操業をストップしたり減産してしまい問題となっています。日本は半導体を輸入に頼っており、大きなダメージを受けています。

1980年代、日本の半導体産業は世界第一位のシェアで圧倒的な競争力を誇っていました。

しかし日米貿易摩擦を背景に、日本の半導体産業に脅威を感じたアメリカが日本を脅し、1986年「日米半導体協定」を締結させたのです。アメリカによって出る杭は打たれたのです。

この協定によって、日本は強制的に海外から半導体を輸入させられました。また、日本のテレビやパソコンなどに100%の関税をかけられ、日本からの輸出を抑え込まれました。そのような隙を狙い、漁夫の利で、韓国や台湾、中国が半導体シェアを伸ばしてきたのです。

また、知的財産の流出に対して全く危機意識のなかった日本は、韓国や中国からの留学生や産業スパイにどんどん技術を盗まれていったのです。またはお人好しの日本人は好んで技術をよろこんで差し出したという側面もあるかもしれません。

その後も半導体産業の立て直しを図ろうとするものの、リーマンショック後の設備投資の策定など見誤るなどの失態で再起できないまま、半導体を輸入に頼るようになってしまったのです。

ロシアが戦争を始めた今、日本には資源もない、半導体も作れず産業にストップがかかったまま、生活用品を全面的に中国に依存している状況が悪化し、日本は今にも沈没しそうです。中国資本に日本の水資源となる山を買われても日本は無抵抗でした。生きるために欠かせない水も中国に奪われていきます。

ルノーはエンジン部門を分社化し中国のグループと統合しようとしています。ルノーは日産の内燃機やEVの技術、知的財産を中国に流出させることになんの危機意識もありません。フランスにも日本の自動車産業を潰されてしまいます。サイコパスのカルロスゴーンに好き放題やられてしまった日産には試練が続きます。

日本のリーダーには国益を守れるヴィジョンと力を持った人になって欲しいですね。

 

クリニックのブログの内容としてはなんのこっちゃですが。

上記の内容には私見も含まれています。

11月 9, 2022

お野菜。

お世話になっている方から8周年のお祝いをいただきました。国産のお野菜が手軽にたっぷりとれます。

ありがとうございます!

お野菜万歳!

実は私は週に一度はビーガン料理をいただいています。ビーガン料理ってまずそうなイメージでしたが、パープルキャロットのビーガンキットは手軽で美味しいのです。

元気に健康的に働いて、皆様の力になれるよう目指していきます。

 

11月 6, 2022

紅葉狩り。

今日は紅葉狩りにドライブに行って、、、

というわけではなく、日本基督教団の墓前礼拝に参加するために高速を飛ばして山の方へ遠出してきました。

 

私の幼少期、クリスチャンの方々が身近にいる環境にいました。

しかしながら私はニュートラルな視点で世界をみたいという思いから、無宗教です。

ちなみに、日本基督教団は強引な勧誘もなくカルト宗教ではありません。

今回はお世話になった方のお墓参りとして参加したのです。

私の幼少期をご存じの方にお会いしました。

小学校の同級生のお母様が、「あなたの作文に感動したのよ。私は学校の先生をしていたからわかるの。正直な気持ちを書いているって。内容も覚えているわ」と声をかけてくれました。私は作文の内容など全く覚えていなかったのですが、そんなことをおっしゃっていただき、大変ありがたいことです。

内容はここには書きませんが、昔から「作文」は苦手でした。当時の悲しみや怒りを自分なりに抑えて発した言葉だったかもしれません。

私は耳障りの良い美しい言葉も文章も紡ぎ出すことはできません。正直な思いを拙劣な言葉で発することしかできません。

言葉の力を使って人を騙すことも大嫌いなのです。

嘘も方便と言いますし、もっと上手に生きる方が良いかもしれませんが。

 

また、近所のかっこいいお兄さんとも再会。

国立の児童自立支援施設の要職についておられました。

児童福祉法第44条に規定する不良行為を成した児童を入所させ、24時間365日ともに過ごすというハードなお仕事です。

お立場が上になってやっと日曜日休めるようになったとおっしゃっていました。

尊いお仕事です。

情熱を持って生きている方は尊敬します。

 

 

 

11月 3, 2022

自分へのご褒美に。

自分では特に意識していなかったのですが、開院記念日をたくさんの方にお祝いしていただき、じわじわと色々な感情が湧いてきました。1を見て10を知るような精神科医になれるよう日々努力してきたのですが、とにかく先が見えない。わかることが増えれば増えるほど、じゃあ以前のあの知見は一体なんだったのか?と困惑したり。わかったような気になった時期もありましたが、さらに先に進むと事態はもっと複雑で。答えを見つけたくて、焦っているのです。

ただ、一つの事実として言えるのは、ずっと手を抜かず全力で頑張ってきていること。

これだけは自分の中ではっきり言えることかな。

と、いうわけで、自分へのご褒美に、焼肉屋さんに行ってきました(笑)

もうかれこれ3年以上焼肉屋には行っていませんでした。

ウクライナで寒い思いしている人がいるのにいいのかな?

メタボのおじさんが焼肉なんて食ってもいいのかな?

いろんな葛藤がありましたが、

結局1時間歩いて少しカロリーを消費するという言い訳を作っていくことにしました。

気がつけば、生ビールも3年ぶり。

半個室で、感染対策もまあまあかな。

せっかくだし、また次は何年後かわからないので、

奮発してフランス語の名称がついた肉を頼みました。

ダイエット業界では、「だめ、絶対、だめ」の焼肉オンザライスを生ビールで流し込み、

それはそれは生きていてよかったな、という幸せ感と背徳感でした。

 

腹ごなしにまた1時間歩いて帰宅。

なんだか、ムカムカしてきました。

食べ慣れていないサシの入った高級な肉におじさんの胃袋は拒絶反応を示し、具合が悪くなってしまいました。

胃薬を飲んで、しばらく悶えていました。

 

もう焼肉は卒業しなくてはなりませんか?

好きなハラミが売り切れだったこともあって、奮発したのが間違いだったようです。

しばらくは焼肉屋さんはもういいです。

 

11月 1, 2022

開院記念日。

今日、11月1日は犬の日です。

ワン、ワン、ワンということで、、、

 

そして、犬の日に当院は8周年記念日を迎えました。

9年目に突入です。

今年は特にお知らせすることもなかったのですが、

たくさんのお祝いをいただきました。

朝から感激しっぱなしで。

 

ドイツのデザートワインだそうです。

いつも業界の話をするのがこちらも楽しみにしちゃっています。

すみません。

豆の木!

根元にはなんとパックリ割れた本物の母豆が・・・

こんな演出ある!?

楽しいですね。

ジャックはお出かけのようで。

鉢は当院に合わせてチョイスし、植え替えて下さったそうで、まごころを感じます。

映画「かもめ食堂」の本物のシナモンロール!

海外の雰囲気が楽しいチョコに

北欧の?紅茶

恵那の素敵などんぐりクッキー銀の森

季節感ある楽しいクッキー

おじさん、ひしひしと感謝の気持ちを噛み締めています。

覚えていてくださる方がいること自体、ありがたき幸せです。

 

あっという間なのか、長い8年間だったのか、よくわかりません。

まあ色々ありましたし、変わりました。

 

私個人としては開院15年くらいで精神科医として何か確実に確立したものを持ちたいという目標でやってきましたが

半分を超えた今、まだまだ先は遠いといった感じです。

精神医学、睡眠医学、心身医学の歴史は浅く、わかっていないところだらけです。

完成した知識を勉強してアウトプットすれば良い状況では全然なくて、

自分自身が新しい知見を探しながら日々臨床に当たっています。

掘っても掘っても深すぎて先が見えません。

 

あと7年間とりあえずもがきますか。

 

今日はある患者さんに感謝のお言葉を頂戴したものの、すごく苦しい思いもしました。

「先生に診てもらって、本当によかった。なんでもないことの幸せを今すごく感じています」

と言われ、喜んだものの、

「ここを受診するまで予約が1ヶ月以上先だったので、他の先生に診てもらっていたけど、全然良くならなかったので、辛くて辛くて、何度も踏切に飛び込んだら・・・と考えました。飛び込まなくてよかった」と打ち明けてくれました。

待たせて辛い思いをさせて本当にごめんなさい。

私の前に見てくださった先生は私の知り合いで、専門外なのに繋ぎで一生懸命見てくださっていたのです。

あとちょっと遅かったら。。。

胸が苦しくなりました。

お電話の段階で、お待たせしない方が良いと判断したら、すぐに別の機関を受診するようお勧めしていますが、今回は見積りより厳しい状況だったということです。

 

当院は残念ながら狭き門となっています。

クオリティーにこだわっているために、大量に捌くことができません。

適当に診たとしても、これ以上はキャパオーバーで今度は私が倒れてしまいます。

専門外だったり、本人の受診意志が固まっていない人など受けられなかったりしますので、電話をいただいた中の一部の方しか当院の受診につながっていません。

この辺りは大きな課題として継続しています。

 

これからも模索し続けます。

どうぞよろしくお願いいたします。