ブログ

ブログ

3月 4, 2022

人間なんて

プーチン、おそロシア。

良識あるロシア国民が狂気のプーチンを止められないのか。

ロシアの駐在員だった方から聞いた。

某国と同じように嘘やでっち上げだらけの国だったと。支配のためにはデタラメが必要だ。

ウクライナの原発を攻撃するという。奪い取ってウクライナが核開発をしていたとでっち上げ、戦争を正当化するというシナリオがあるらしい。

北朝鮮がミサイルを撃ち込み続ける。

埼玉で男が訪問診療医を散弾銃でうった。

男が大阪のクリニックを放火した。

それぞれの立場というのがあるのだろうが、

話が通じない、攻撃的な人間がどこにも必ずいる。

加害者支援を訴える人もいるが、加害者の支援をしても

加害を正当化する思考が変わることはあまりない。

私も一時期(DVや虐待などの)加害者の受診を受け入れていたが、

皆、こう言う。

「相手が悪いから、やってやった」

このようなパーソナリティの人の受診のモチベーションは、自分を変えたり治療することではない。

自分の正当化を肯定され、さらには自分を賞賛してくれることだ。

加害者も、もしかしたら、幼少期に虐待を受けていたり、かつては被害者だったのかも知れない。

しかし加害の正当化を肯定してしまったら、繰り返しは永遠に止まらない。私はどうしても被害者の気持ちを思いを馳せ、加害者にかわってほしいと思うのであるが、加害者がそれに気づくと猛烈な反発で激昂することになる。

だから、私のクリニックでは他の患者さんの安全基地を壊すような構造を持った人は受け入れを断ることにしている。

他者を侵害する人にはNoと言う。

人間の攻撃性は生の欲求と表裏一体。残念だが、平和で美しい世界は実現しないと思う。

世の中の問題の解決にはなっていないが、せめて当院が、当院と信頼関係にある患者さんの安全基地でありたいと思う。(虐待親のサポートのスキルを持っている機関は実際にありますので、これは私の個人的な考えてあって正しいかどうかはわかりません)

 

“平和なんてひとりのバカがぶっ壊す“

“オイ、人間 もう 終わりか?“

という歌詞が響く。

乗り越える方法はないのか。

 

*戦争などの暴力的あるいは破滅的な映像を見ると、心が傷つく場合があります。

特にトラウマを抱えた人は、過去の心の傷の痛みがぶり返しますので、なるべく目にされないことをお勧めいたします。

 

2月 11, 2022

めぐみの休日

なかなかゆっくりする時間を持てずに過ごしているのですが、予定がキャンセルになり、今日は丸一日お休み。

やらねばいけないことはたくさんありますが、とりあえず目の前のやりたいことをやることにしました。

毎日洗濯は朝と夜の2回回しているのですが、今日はセーターのおしゃれ着洗いも加え、3回の洗濯をしました。

雪で窓が汚れていたので、高窓も含めて全部スッキリクリーンに。

高窓はかなり苦戦。窓から身を乗り出して転落しないように踏ん張ってたら全身筋肉痛、、

しかし窓が透明だと本当に気分が良い!

おじさんとしては珍しいかもしれませんが、私はクリンネストと収納アドバイザーの資格を持っています。

と言っても、人に教えられるほどの知識はなく、自分の掃除を合理的にできるように学んだだけの程度です。

窓の掃除には、エトレのスクイージ!!

雪って結構汚いんですよね。

結局テラスやバルコニーの掃除も。。。

なんとなく、除菌系の掃除に進み、あちこち掃除!

当院のスタッフには掃除の達人が2人います。

真似できない大技があるようですが、色々教わりながらスキルアップしたいと思います。

 

なお、クリニックの清掃に関して、パブリックスペースの部分はプライベート部分のように磨き上げるというところまではしません。

衛生的に  清潔か不潔かを重点的に対応しています。勤務医時代の時は汚いトイレはほんと、嫌でした。

当院ではトイレも一人一人ご使用になるたびに次の方が不快な思いをされないように点検、清掃を行なっています。

それぞれの方のトイレの使用状況は記録されて、診察の情報の一部となっています。

あちこちに飛び散らかしていたり、手についた水を払って壁一面びちゃびちゃにされる方がおられます。自分自身を大切に扱って欲しいと思うならば、まずはクリニックの設備を大切に扱ってみませんか?

例えばADHDの母親は段取りを組むのが苦手で掃除が得意ではありません。しかも掃除の途中で気が散ってしまいなかなか片付かないのです。それを見て育ったこどもは片付ける方法を知らないで育つのです。

私の小学校では箒掃除、雑巾掛けくらいは習いましたが、生活していくための実用掃除を学んでいません。親は片付けられない人。家庭科でシャツのボタンをつける練習をするより、毎日の掃除、整理整頓、食事の準備と片付けなど生きるための力をこどもに教えるべきだと思います。家庭で学べなかった生育歴の子供がまた大人になって生活にいきづまっていくのです。

家事の義務教育化必須だと思います!

なお、わたしの診察室の机の上は書類が山積み。

これは常に同時並行にマルチタスクで仕事をしなければいけないので、許してください、、、

 

 

11月 1, 2021

Aaron T Beck博士

先ほど、一般社団法人 認知行動療法研修開発センター 理事長

ストレスマネジメントネットワーク 代表 でおられる
大野裕先生からのメールを受診いたしました。

悲しいお知らせですが、認知行動療法の創始者 Aaron T Beck博士が亡くなったと娘のJudy Beckから大野先生にご連絡があったそうです。100歳だったそうです。
ご冥福をお祈りいたします。

また、先日は大野先生の空手部の後輩で、私の親友K君も急逝されました。
がんの緩和ケアに力を注ぎ、厚生省を経て国立がんセンターで国の緩和ケア政策の中心となって活躍されていました。毎日朝方まで仕事に打ち込み、随分と過労状態であったようです。いつもニコニコとまわりを気遣い、全く弱音を吐かないやつでした。死因は不整脈でした。
喪失感と深い悲しみが続いてます。
第6波は必ず来るであろうコロナ禍で喪の作業がなかなか進めにくい状況がとても辛いです。
親友に曲を捧ぐ
11月 1, 2021

7周年

こんにちは。

令和3年11月1日で開院8年目、7周年を迎えました。

当院としての診療キャパを超え、半年間(前半は断続的に僅かな初診受け入れのみ、後半は初診受け入れゼロ)初診の受け入れをストップしてきました。これを無事とは言えませんが、皆様のお蔭様でなんとかやってこれました。

作家様からは何かおしゃれなものいただきました。(後でよく確認してみますね)

親友からは絶品の栗の和菓子、

広島からはるばる通院されている方からはもみじ饅頭やレモンジュースなど。

クリニックの運営にあたっては、薬局や介護事業所の社長様、弁護士、税理士、社労士の先生方を中心に各方面のプロフェッショナルにサポートしていただき感謝申し上げます。

非力ですが、細々と真摯な医療を実践していきたいと存じます。

今後ともよろしくお願いいたします。

院長


10月 26, 2021

年末年始臨時休診のお知らせ

臨時休診のお知らせです。

2021年12月30日木曜〜2022年1月6日木曜まで休診となります。

ご不便をおかけして大変申し訳ありませんが何卒よろしくお願い申し上げます。

院長

10月 8, 2021

インフルエンザ予防接種2021−2022(※在庫終了しました)

当院では当院通院中患者さんの健康を守るためにインフルエンザ予防接種を行なっています。

小学生以上の方が対象です。

注射の費用は4000円(税込)/回です。お電話による完全予約制になっております。

今年はワクチンの生産量が国レベルで3割程度少なくなっていると聞いています(減産の理由は不明ですが)

在庫がない場合もございますのでご了承ください。

なお、65歳以上の高齢者は市から補助が出て安くなる場合があります。

上尾市は令和3年10月20日から令和4年1月31日まで補助金が出て1500円で接種できます(65歳以上)。

さいたま市は令和3年10月1日から令和4年1月31日まで補助金が出て1600円で接種できます(65歳以上)。

そのほかにお住まいの方は市に直接お問い合わせください。

予防接種は必要ないという方もおられますが、インフルエンザで脳炎にかかる方も少なくありません。

そのような悲劇が起きないようにみんなで予防して蔓延を防ごうというのが予防接種の考え方です。

お互いに守りあっているという意識で予防接種を受けることが大切だと思います。

なお、当院通院中であっても小学生未満、妊婦・妊娠の可能性のある方、卵やワクチンにアレルギーのある方、当日体温が37.5℃以上ある方、注射を怖がって騒いだり暴れたりする方は当院では接種を行いません。

現在流通しているインフルエンザワクチンは全て防腐剤が入っているものとなっていると伺っていますのでご了承ください。

※2,021年11月10日現在在庫終了しました。

キャンセルが出た場合、タイミングが良ければ接種できるかも知れませんが、お約束はできませんので、キャンセル待ち枠の設定も行いません。

 

9月 5, 2021

オンライン研修

コロナ禍でオンライン講演会、研修会が盛んに行われています。

最近は連日参加していました。(本文とは無関係ですが、精神保健指定医の研修についてはオンラインではなく450人を全国から集めすし詰めで強行するとのこと。厚生省のご判断、いかがなものでしょうか)

今日は発達障害とパーソナリティ障害のお話。

講師の先生がとてもよく言い得てらっしゃると思った内容:

✅パーソナリティ障害の治療において、患者さんに親切にすることや細やかな気遣いを行うことで、(支えにはなるかもしれないが)その患者さんの障害が治るということにはつながらない。

✅パーソナリティ障害の遺伝率は高い。育ってきた環境などの後天的な影響で生じた性格の欠陥と推定されてきた今までの精神医学的な見方は正しくない可能性があるということ。

実は私が精神医学の中で1番関心を持って勉強してきた分野がパーソナリティ障害でした。

しかし色々経験し考えた挙句、私にはパーソナリティ障害の治療は向いていないという結論に達し、今に至ります。

治す能力が無い人が治療をして、治らない。みんながハッピーにならないことはやめようと思いました(当院ではパーソナリティ障害を診療する能力がありません。セカンドオピニオンも行っていません。)

 

ただ、今までのパーソナリティ障害の学説が真実でないとしたら。。。

新たな知見がわかったら。。。

今後何かが変わるかもしれない。

そんな感想を持ちました。

当院ではパーソナリティ障害を診療する能力がありません。セカンドオピニオンも行っていません。)

 

7月 13, 2021

雷恐怖。

最近毎日のように雷鳴を聞いている気がします。

雷を異常に怖がり、日常生活に支障をきたしている人もいます。

雷に対する特定の恐怖症、つまり雷恐怖と言います。

当院にもたまにではありますが問い合わせがあります。

しかし、雷恐怖の治療は学んだことはありません。

今の学生や研修医はどうか知りませんが、私が学んだ時代の精神医学の関心は、統合失調症と内因性うつ病に向いていたと記憶しています。

おそらく今でも雷治療の治療マニュアルは存在しないと思います。

お問い合わせに対しては「雷恐怖の治療経験はありません。他をあたっていただきどこも対応していないようでしたらまたご相談ください。その時は何かお手伝いできるか考えます」と答えていました。

その後連絡が来ることはなかったので、どこかで適切な治療が受けられたのかもしれません。

気候温暖化で雷雨の頻度が高くなったからでしょうか、徐々に当院に通院中の患者さんからも雷恐怖の治療のニーズが出てくるようになりました。治療経験に乏しいことを正直にお伝えした上で、ご希望される方には、試行錯誤しながら治療を行ってきました。

数人しか治療していないので治療成績云々は語れません。

ただ、雷恐怖と言ってもさまざまな要因があることがわかってきました。

とあるケースでは発達障害(ASD)の傾向があって、特に音に対する過敏性がある人は、親和性があるような気がしています。

また、別のケースでは、虐待を受けてきて、父親の怒鳴り声と雷鳴がダブってフラッシュバックするPTSDの症状を呈している方もいました。

細かく見ていけば、色々な要因が見えてくると思います。

薬物療法としては、過敏性を和らげる方向で治療してみました。半分の人は効果を認め、残りの人は効果がかなり限定的か、全く効果がない印象でした。

雷恐怖に対する心理療法としては、雷がいつ生じるか直前まで予測ができないという点で難しくなっています。

EMDRが適応できるのか不勉強でわかりません。

世の中にはVR(ヴァーチャルリアリティ)エクスポージャー法という治療もあるようです。残念ながら当院の財力ではバーチャルリアリティを導入して暴露療法をすることは非現実的です。そのような施設と比べると当院の雷恐怖の治療は時代遅れのものかもしれません。

そういう点からも、雷恐怖の治療を専門で行っているかと問われたら、専門では診ていないと答えるしかないです。

余談ですが、雷恐怖の愛犬の治療に挑戦したことがあります。

犬は嗅覚も聴覚も敏感で、人間でいうところのHSPに近い状態ですので、恐怖症にはなりやすいのではないかと考えています。

まさに、VRエクスポージャーらしきこともやったことがあります。

モニターに雷の映像を、スピーカーからは雷鳴を出力して徐々に慣らせていこうと試みました。

しかしっ!!

犬は完全に無反応。。。

犬は賢いので、本物の雷か録音した雷鳴かすぐに聞き分けてしまったんですね。。。

もしかしたら人間のVRも同じことが生じないのでしょうかね。

どなたか詳しい方がいたら教えてください。

 

結論:当院では雷恐怖を専門に診療しておりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この時期、急な雷鳴が発生することは日常茶飯事です。

雷を異常に怖がり、日常生活に支障をきたしている人もいます。

雷に対する特定の恐怖症(雷恐怖)と言います。

当院にもたまに問い合わせがあります。

しかし、雷恐怖の治療なんて学んだこともありません。

治療マニュアルもありません(笑)

以前は「治療したことがないのですが、他に当たって他も対応してなければまた相談してください」とお伝えしていました。

その後連絡は来ることはありませんでしたので、どこかで適切な治療が受けられたのかもしれません。

毎年気候温暖化で雷雨が目立つようになったためか、徐々に、通院中の患者さんからも雷恐怖の治療のニーズが出てくるようになりました。

治療経験がないことを正直にお伝えした上でご希望された方には、色々と調べながら、試行錯誤治療をしてきました。

ほんの数人の治療なので、治療成績がどうかもはっきり言えることはありません。

ただ、雷恐怖と言っても色々な要因が考えられるということがわかってきました。

とあるケースでは発達障害(ASD)の傾向があって、特に音に対する過敏性がある人は親和性があるように感じています。

また、虐待を受けてきて、父親の怒鳴り声と雷鳴がダブってフラッシュバックするPTSDの症状を呈している方もおられました。

細かく見ていけば、色々な要因が見えてくると思います。

薬物療法としては過敏性を和らげるような方向で治療してみました。半分の人は効果を認め、もう半分の人は効果は限定的か、全く効いていないような印象を持ちました。

雷恐怖に対する心理療法については、雷がいつ起きるかわからないという点で難しいものとなっています。

世の中にはVRイクスポージャー法という治療もあるようですが、当院の財力ではバーチャルリアリティを導入して暴露療法を行っていくのは非現実的です。そのような施設に比べると、当院の雷恐怖の治療は原始的なものかもしれません。

そういう点からも、雷恐怖の治療を専門で行っているかどうかと聞かれたら、専門では診ていないと答えるしかないです。

余談ですが、雷恐怖の愛犬の治療に挑戦したこともあります。

犬は嗅覚も聴覚も敏感で、基本的に人間で言うところのHSPに近い状態ですので、恐怖症にはなりやすいのではないかと考えています。

まさにVRイクスポージャーらしきこともやりました。

モニターに雷の映像を映し、スピーカーから雷音を鳴らせて徐々に慣らせていこうと試みました。

しかしっ!!

犬は無反応。。。

賢い犬には、それは本物の雷ではないとわかっていたのでした。

そりゃそうだよな。。。

だから、人間で行っているVRイクスポージャーもよほどリアルでないと難しいのではないかな!?と思ってしまいます。

詳しい方が居られたら教えてください。

 

結論:当院は、雷恐怖を専門に診療しておりません。

ご了解いただけますようよろしくお願いいたします。

 

補足:どうしてこんな細かく専門なのか専門でないかのお話をしたのか経緯を書きます。

以前、初診の申し込みのお電話がありました。

雷恐怖の治療をやっているか?という問い合わせでした。

いつも通り、当院は正直に答えました。

院:雷恐怖は数人程度の治療経験で、今のところ改善は五分五分です。専門的にみているというわけではありません。

それでもよろしければ診察させていただきます。ただ、初診予約が立て込んでいますので、大変申し訳ありません、予約は2ヶ月先になってしまいますが、いかがなさいますか?

患:じゃあ予約で。

院:では○月○日が最短ですが、ご希望の曜日などございますか?

患:じゃあ○月○日で。実際受診したら、実は専門外で雷恐怖1回も診た事無いなんてことねえだろうな!?

院:えっ、えええ?? 先ほど正直に申しあげた通りなのですが。

 

ということで、お話が通じておらずおそらく発達障害の方と推察されますが、どうやらご本人は確実に専門的な雷恐怖の治療を受けたいのだろうと理解し、こちらからお断りして、専門のところをご自身でお探しいただくようにお伝えしました。当方でも近隣で雷恐怖を専門的に診ている先生は把握していません。

初診予約を希望する方向けに詳しく説明書をお書きしているのはこういう電話でのトラブルが実際にあるからです。

世の中には実にいろいろな方がいらっしゃいます。

誇大広告は嫌いですし、正直に対応できる能力の限界をお示しした上で治療契約を結ぶのが当院としての誠実な姿勢であると考えています。

患者さんが「大丈夫。うちに来れば100%治るよ。私に任せなさい」という言葉を聞きたいということは痛いほどわかっています。

実際にそのようにおっしゃる先生を見たことがあります。ただ、私はそういう嘘はつきたくないのです。

医師と患者さんの相性は色々。マッチングが良ければいいのではないでしょうか?

選択を間違えないように私は詳細を記しています。

 

 

 

 

 

 

6月 5, 2021

紹介状。

 

今日は久々に丁寧な紹介状を受け取りました。

目の前におられる初診の患者さんがこれまできちんとした診療を受けてきたことがはっきりと確認できました。。

そういう時は気持ちよく治療を引き継ぎたいと思います。

今までたくさんの紹介状を拝見してきました。

紹介状の内容で、それを書いた医師の実力、患者や治療への姿勢が手にとるようにわかります。

その医師の性格や年代も推定できます。

裏を返せば、見る人が見れば私の紹介状で私の能力も見抜かれてしまいます(笑)。

とにかく精一杯書くだけです。

私は、勉強になる紹介状をいただいた先生にはその旨の感謝状をお送りしています。

逆に、本当にひどい紹介状だと感じた時は、その患者さんもひどい扱いを受けてきたことが診察を通して確認できるのです。

もっとも悲しかった紹介状はTVに頻繁に出演する女性心療内科医からのものでした。

20年も通っている患者さんがこれまで積み重ねてきたものを、一行(実際は一言)で片付けられていたのです。採血データ一枚添付してあるのみで。

聞けば、栄養療法を売りにしているその女性医師には、数万円もするサプリを売りつけられ、経済的に買えなくなった途端ほとんど無視されるようになったといいます。

他にもTVなどへの露出が目立つ医師数人からの紹介状を受け取ったことがありますが、どれも1行の内容のないものでした。

まともな診療をしていないので、患者のことをほとんど知らないのだと思います。知らない人の紹介文が書けるわけがないのです。処方内容もひどいものでした。また、依存性の高い薬でリピート受診させていると瞬時に分かりました。

一方で、医療のみならず、福祉の使命感なのか到底真似できないような親身な支援を行っている医療機関も知っています。

医療機関色々です。

コロナ禍で、人によって考え方が大きく異なるということが改めて明らかになったと思います。

まあ、他人は他人、自分は自分。

私は紹介状は真面目に書いているのですが、ちょっとやり過ぎているのかもしれない。

そうだ、ジェラートを食べよう

*極めて特殊な例ですが、受診して1〜2回の方の紹介状は作成できない場合があります。

ご紹介できるほどの情報共有や関係性ができていないからです。

 

 

6月 3, 2021

上尾の北海道。

1年半ぶりの投稿です。

上尾の北海道“えのぼく”です。

コロナ禍で常に緊張して働いてくれているスタッフを労うため、

牧場のジェラートを買いに来ました。

私がコロナに感染して患者さんに迷惑をかけるわけにはいかないので、

職場と自宅と近所の公園以外にはほとんど出かけない生活を続けてきましたが

ワクチンも打って一歩前進した気がします。

とても気持ちが良い場所で気分転換ができました。