赤信号だ!
今しかない!
助けに行くのか、行かないのか!?
バズにしがみつく、ウッディ・・・

クリニックを開院するにあたり、当時インテリアをどうするか、悩みながらも楽しく検討を重ねました。インテリアコーディネイター、カラーコーディネイターなどの講習会を受けに行ったり。それがきっかけでクリニック開設後も建築やインテリア、デザインに強い関心を抱くようになりました。自宅にはモダンリビングなどの雑誌がずらりと並び、ボロボロになるまで読み込んだものも少なくありません。有名な建築家やデザイナーをたくさん知ることができました。綺麗なデザインはみているだけで楽しくなります。世界の家具にも詳しくなりました。もしも自分が建築家だったら、こんなデザインの建物に、あんな家具を置いて、などと夢想して楽しんでいるのです。
日本に上陸する前から注目していたパオラレンティのアウトドア家具でこんなアウトドアリビング素敵だなぁ〜なんて。
多分こういうのって妄想している時が楽しいのであって、実際に財力があって簡単にできてしまうとすぐに飽きてしまいつまらないのだと思います。
だから手に入らなくてむしろ良いわけです。
昨日までイタリアのミラノでミラノ・デザイン・ウィークが開催されていました。
ミラノを訪れているデザイン関係のK社長の写真をみて、何年後か私もミラノに行きたいとつくづく思うのでした。
実際に色々なものをみて触れてみたいし、ミラノという環境の中でこそ感じ取れる何かがあるように思います。
クリエイティブな世界で生計を立てるのは難しいけれど、そのような世界にも憧れます。
Milano Design Week
毎年4月にイタリア・ミラノで行われる世界最大規模のデザインイベント。会場の中心は、ロー市にある東京ドーム11個分の広さをもつと言われる巨大展示場「フィエラミラノ」で開催の、略称でミラノサローネとも呼ばれているサローネ・デル・モービレ・ミラノ(ミラノサローネ国際家具見本市)。毎年1400を超える企業と500名を超える若手デザイナーが出展し、国内外から約40万前後の来場者がある。最先端のデザイン、インテリアが集まる国際的なイベントとして世界の注目を集めている。それに対して、ミラノ市内各所で行われるデザインイベントがフォーリサローネで、ミラノサローネとフオーリサローネを総称して「ミラノ・デザイン・ウィーク」と呼ばれている。現在活躍している多くのデザイナーやメーカーは、このイベントの出展から世界へと羽ばたいている。(公式ホームページより抜粋)
(以上全てK社長の写真です)
クリニック開院時はクラシカルモダンをコンセプトにインテリアをイメージしましたが、
現在の趣味はイタリアンモダンですので、だいぶ趣味が変わりました。
テニスを始めて、臀部や大腿、胸部などの大きな筋肉の疲労を感じています。
全身を動かせているのだと良い方向で捉えています。
しかし、同年代の初心者が立て続けに二人肉離れで練習から離脱しました。
今回のコーチは熱心であると感じたものの、初心者にはややスパルタに感じました。
若い子の部活のような雰囲気に違和感を感じ、私は無理をしないようにわざと手加減(足加減?)していました。
コーチは年齢や怪我のリスクまで考えてくださるとは限らないので、自分の身は自分で守るしかありません。
これは会社の仕事にも言えることではないかと考えました。
上司はあなたの能力や限界をきちんと評価し適切な負荷を調整しながら仕事を与えるとは限りません。
与えられた仕事を全て期待通りにやらなければならないという考えに囚われていると、自分の心を怪我するかもしれないということです。
うつ病になった方を見ていると、まさにそのようなケースも多々見られます。
写真は本文と無関係です。友人の自宅のバラです。
今やおっさんがバラに囲まれて生活する時代です。
とてつもなく優秀で、運動神経抜群の彼にはいつも整形外科のことでわからないことを教えてもらっています。
今晩は慶應の認知行動療法研究会。
同級の中川教授と菊池先生のご講演。
大野裕先生の鋭いコメントも冴え渡っていらっしゃいます。
最新の知識をアップデートすべく努力を重ねていますが、
精神科領域に限定しても全方向カバーするのは至難の技です。
総合診療科は幅広い知識を用いてプライマリーケアを行う領域ですが、
全科の専門知識を有しているというわけではありません。
何でもできるような錯覚に陥る年頃というのもありますが、
万能な医者は誰一人いません。
気合い入っています。
今日もテニスの練習へ。
3回目なのでかなり運動量が増えると見込み、事前に芍薬甘草湯をドーピング。
これは、こむら返り(足がつること)に効果を認める漢方薬です。
スポーツドリンクの飲用により電解質バランスを整えることも予防に重要です。
なぜかテニスプレーヤーは芍薬甘草湯の処方を希望される方が多いかな?
単純に大人でバスケやバトミントン、サッカーをやっている人より人口が多いから?
久々に滝汗かきました。
足が上がらなくなるまで練習しました。
コーチからは無理しすぎないようにというお言葉も・・・
とりあえずゴルフよりかはうまくなりそうなので楽しみです。
帰宅後は異常な倦怠感と眠気で寝てしまいました。
起きてからは、睡眠のレポート作成やら
色々と雑務をやっています。
なるべく6時間は睡眠時間を確保したいと思っていますが、もうすでに難しそうです。
運動習慣は良いのですが、家事や仕事、睡眠時間が圧迫されてしまうので、色々見直さないといけません。
画像は内容と関係ありませんが、知人が送ってくれた写真です。
夕方は雷雨でしたが、午前中は良い天気でした。
雷恐怖の方、どうしているかな?と考えていましたよ。
更年期症状にお悩みの方の味方、エクエルに「プチ」が誕生しました。
エクエルを摂取してから、関節痛やホットフラッシュが楽になったという声をよく耳にしますが、
一つだけ難点がありました。
粒が大きくで飲みづらい!という方もいます。
しかも1日4粒。
今回エクオール含有量はそのままに、
一粒の多さが小さくなって倍の量が含まれます。
なので、1日小さい粒を2錠で良くなりました。
エクエル「プチ」は契約医療機関での先行販売になりますので、
ネットや薬局では手に入りません。
しかも当院ではエクエルも業界最安値で通院患者さんへのサービスを行なってきましたが、
「プチ」もそのままのお値段で提供します。
儲けは度外視して、当院での更年期障害治療の充実をはかって行きます。
「週刊誌で睡眠薬を飲むと認知症になるって聞いたのですが・・・」
そういう不安を訴える患者さんも結構います。
真っ向から真面目にお答えしていきます。
睡眠薬と言っても色々な種類があるのですが、
認知症になるのでは?という疑いがかけられた睡眠薬は
ベンゾジアゼピン系睡眠薬のことです。
ベンゾジアゼピの新規使用と認知症の発症の関係を調べた研究結果を一つ紹介します。
ベンゾジアゼピンを新規に使用を始めた人のグループと
未使用者の人のグループを15年間追跡しました。
その結果認知症の発生率はベンゾジアゼピンを使用した人の方が未使用の人よりも若干多かったという結果が得られました。
ベンゾジアゼピンの新規使用と認知症発症の関連が示されたのです。
(Billioti de Gage S,et al.BMJ.2012;345:e6231)
→しかーし!
この結果を見ると、やっぱベンゾジアゼピンが原因で認知症になるんだ!と思ったそこのあなた。
抜かりがありますぞ。
この研究結果は原因と結果を示すものではありません。
単に関連があることを示しています。
どういうことか。
一方でこんな研究結果もあります。
高齢者の睡眠障害とアルツハイマー病発症や認知機能低下の関連についての研究です。
高齢者になって睡眠の分断がある人は、睡眠の分断がない人よりも、後にアルツハイマー病を発症したり、認知機能が低下する傾向が高くなるという結果です。
(Kim AS,et al.Sleep.2013;36(7):1027-1032)
別の研究結果では、ベンゾジアゼピンの高暴露群(ベンゾジアゼピンをたくさん服用している方のグループ)では、その後のアルツハイマー型認知症との関連は乏しい、という結果が得られています。
(Glay SL,et al.BMJ.2016;352:i90)
つまり、最初の研究結果は、ベンゾジアゼピンを使ったことが原因で認知症を発症したということではなく、
睡眠障害の症状が出てきた患者さんは元々認知症を発症するリスクが高くなっている、つまり認知症の前駆症状として睡眠障害を発症している可能性がある。そして、その治療として薬を処方されていた。なので、見かけ上薬を飲んでいる人が認知症を発症しやすいように見えたということです。
まあ、不眠が続くと認知症やうつ病のリスクが上がるという話はご存知の方も多いと思います。
眠れなくったって死にはしない!
という乱暴なことをいう医師もいました、しかも精神科医でも。
そういう認識は勉強不足ということになります。
週刊誌も研究結果の一部を切り取って人の関心をひいて売り上げを伸ばそうとします。
またサプリ業界では薬に対する恐怖感を煽って、高額なサプリを購入させるようにうまく情報を操作しようとします。
いろんな利害があって情報を操作しようとするものがいますので、正しく情報を読み解くのはとても難しいのです。