親友から贈られたゼリー。
上品で、爽やかで、今まで食べたことのあるゼリーの中で一番美味しい。
季節限定、しかもタイミングによって味も香りも色も変わる。
あまりのおいしさに自分へのご褒美に何回も食べちゃった。
親友から贈られたゼリー。
上品で、爽やかで、今まで食べたことのあるゼリーの中で一番美味しい。
季節限定、しかもタイミングによって味も香りも色も変わる。
あまりのおいしさに自分へのご褒美に何回も食べちゃった。
有難いことにこの年末年始はあちこちからお誘いがありました。
まずは大学の同級生から冬山でのキャンプのお誘い。
彼らはつい先日もガチのトレッキングランや登山をしてきたばかり。
そんな人たちと冬山に行ったら私だけ帰ってこれないのではないかとビビり、即お断り、笑。
また、久々に一回り年下の友人が直管マフラーの車で自宅に来て、「先輩、正月暴走に行こうよ」って・・・
「今、そんなの無いから!」
「そんなことやってるおっさんどこにもいないから!」
と、即お断り、笑。
乗った誘いもありました。
高校の同級生の集まり。
今や進学校のランキングなどには全く出てこない普通の学校なのですが、なぜか当時私のクラスの3分の1以上は東大へ進学、3分の1弱は医学部、残りは早慶に進学という偏った感じでした。それぞれが歩んできた道のりも特異な者が多く、色々な業界の話が聞けて面白いのです。
文科一類経由で東大法学部に行った人達はほとんどがいわゆる官僚へ。通産省に行って半導体会社ラピダスのプロジェクトリーダーやっているやつ、総務省で大活躍しているやつ、東大主席で卒業して財務省に行ったやつとか。元々右寄りな人達が多かったので、やっぱそうなるよねって感じで。
通産省のエリート君はナンパだけど柔軟でバランス取れてるやつで、総務省の彼はまじめで硬派だけど、アスペルガーのような偏りが全然ないやつでした。ほどほどの成績でちょっと偏りがあって1人の世界で自惚れてしまった人は官僚になってからも他者を見下し支配することに注力してしまっているのは感心できないな、と感じています。たとえば財務省は「ここは気に入らないから予算つけてやんない!」とかそういうノリが実際にあったりします。このような自惚れ者を持ち上げて予算つけさせるために、ノーパンしゃぶしゃぶ接待などというものが存在したのです。
東大理科一類に入った(学力的には理科3類以上に優秀だった)同級生は、研究者として海外へ行った者が多かった。ポスドクなどの待遇が悪いのは日本の国力を明らかに損なっているよね・・・と問題視してましたが、ほらみろその通りになってきた。国策の間違いの結果なのです。
とてつもなく優秀な研究者となった彼らもとてもバランスや常識のある有能な人たちでした。
慶應、早稲田に進学した者は量子力学の教授、投資の専門家、商社などいろいろです。
多くの友人の共通項はこの年齢にしてかなりのアスリートであること。フルマラソンとかウルトラマラソンとか。東大卒業して100マイル(165キロ)マラソンとかトレッキングランで世界クラスで表彰台に上がっている者もいると聞いて驚きました。振り返ると超ストイックな人が多かったのですね。
私は最近テニスを始めたのだけれど、はっきり言ってリハビリ程度。もう少しがんばろうと思ったのでした。
なんだかんだ言ってまだまだ競争社会だけど、異業種の友人との付き合いがあって、お互いにリスペクトしていれば、妬みから生じる足の引っ張り合いみたいなことはさけられると思います。
本日、能登半島で震度7の地震がありました。余震や津波の情報もあります。
被災地にお住まいの方、お見舞いを申し上げます。不安な夜をお過ごしになるかと思いますが、第一に命を守る行動をとってください。
被災地でケアする側の(トラウマケアを専門とされない)医療従事者に向けてのメッセージとなります。
ダメージは気付かぬうちに遅れて現れます。まずは支援者としてご自身が無理をしすぎないようにしてください。
トラウマケアの初期対応を簡単に記します。病気を治すのではなく、病気にならないための対策ですので、通常の精神科診療(すでに定着しているトラウマ症状を軽減したり、トラウマの処理をする治療)とは異なる対応になるかもしれません。
被災中あるいは被災直後ではこの恐ろしい体験や不安な感情が脳に刻み込まれてしまうことをできるだけ避けなければなりません。
命に関わるような怖い体験をすると涙が出たり、過覚醒となり不眠、不安、気分の高揚などが認められることがあります。それらは自然な反応です。悪夢のような記憶を睡眠によって脳に定着させるのを眠らないことで阻害するという防衛反応でもあります。(睡眠には記憶を定着させる作用があります)。被災急性期においては無理に眠らせようとしなくてよいです。眠れなくてもよいので、身体を休めるようにしてください。
お子様がいればできれば身を寄り添ってください。恐怖に打ちひしがれているひとの話を聞くときは、ネガティブな内容に肯定しすぎたりオーム返しをしないでください。恐怖やつらい気持ちをリピート・オーム返しすると負の記憶の定着が強化されてしまいます。本人が自分のペースで体験を語るのでなければ体験を無理に聞き出そうとしないでください。
話を怖くてつらいままで終わらせず、「逃げてこられた、命が助かってよかった」というポジティブな内容で話をしめくくるようにして下さい。恐怖の場面からコマ送りして過去の出来事として処理し、今は助かって生きているという部分に意識を向けるようにしてください。
トラウマ記憶とは恐怖体験がその時空間のまま異質な形で凍結保存されてしまうからです。
メンタルクリニックに通院中の方で処方薬をお持ちの方、(内科医でもいいので)医師の指示をうけられる状況にある方へのお薬のアドバイスを下記に記します(服薬は医師とご相談の上で行ってください)。
恐怖体験の記憶の定着を阻止する作用があるものとしてβブロッカーがあります。もしドキドキしていたり血圧が上がっている状況で腎機能障害などなければ、インデラル(プロプラノロール)などの服用も有用です。
また、抗精神病薬はトラウマの蓋をしてくれるかもしれません。オランザピン、クエチアピン、リスペリドンなど抗精神病薬のうち飲み慣れているものであれば利用できるかもしれません。過覚醒の症状が強すぎるような場合に有効なことがあります。
急性期には睡眠薬はあまりおすすめできないかもしれません(無理に眠らなくていいです)。
(内科の先生はSSRIを使用するかもしれませんが、急性期には向かない薬です。)
少し経つと地震ごっこ遊びを始める子どもがいるかもしれません。凍結保存された恐怖の記憶が溶け出して、処理をしているところです。大人であれば思い出してフラッシュバックするかもしれません。記憶の処理の過程なので、無理に止めなくていいです。地震ごっこを嫌がる子もいます。怖い体験からの回避行動でこれも自然な反応です。嫌がる子に地震ごっこをさせないでください。みなさま一人一人様々な反応を起こします。それぞれ別の場所で遊ばせましょう。ガタガタ揺らしたり破壊行動を伴うような危険な地震ごっこをする子どもには、地震ごっこをしたい気持ちは認めつつ、怪我をしないような形で遊ぶように誘導しましょう。できれば、一緒に遊んで、安全な場所に逃げて助かったというハッピーエンドにして遊びを終わらせてあげてください。
以上とりいそぎのトラウマケアの情報提供です。
どうか安全な場所で、まわりの人と寄り添い、暖を取って温かいものを口にできる状況でおすごしになれますようお祈り申し上げます。
今年もあと少しです。
関係者の皆様には毎年大変お世話になっており心より感謝申し上げます。
さらに今年は患者さんの温かい言葉がとても支えになった一年でした。感謝の念にたえません。
私が支える側にならなくてはいけませんが、双方向の部分があることは患者さんにとっても良い作用があると感じています。
診療においても患者さんから学ぶことも多く、私にとっての先生でもあります。
たとえ同じうつ病の患者さんであっても誰一人同じうつの人はいません。それぞれの方には産まれてから、いや、生まれる前からのストーリーがあり、すべての方が異なるオリジナルなのです。
当院ではそれぞれのストーリーを踏まえて患者さんを理解し治療を考えていきたいと考えています。
不運なストーリーも少なからずありますが、生きていて良かった、幸せだ、そう感じることができるようになるために、心身共に健やかにお過ごしになれますよう心より祈念致します。
来年は課題を克服し飛躍できるようもがいてみたいと思います。
では、良いお年をお迎えくださいませ。
ほぼ毎回雑感なので、改めて雑感??と思われるかもしれません。
昨夜はどっと疲れが出て、21時過ぎには就寝。
10時間以上布団の中にいたでしょうか。
それでも、朝は仕事の朝と同じように気が張って目が覚めてしまいます。
先日は91枚の書類を書いたと頑張った感をアピールしていましたが、
弁護士の友人は年末もまだまだ平常運転で2日で800枚の書類と格闘しているとのこと。
能力と精神力の格差を感じます。(でも、過労は心配だなぁ)
今日は食事も摂らずにクリニックで書類整理に集中していました。
色々と振り返って反省することもあり。
懐かしい書類も出てきました。クリニックの仕事以外では、公務での講義の資料、看護学校での生徒さんへのスピーチ、医師会理事の仕事など、全てに手を抜かず全力で準備していたことが確認されます。どこにそんな時間があったのかだろうかと不思議に感じています。
看護学校でのスピーチは、生徒さんたちに何か良いものを持って帰っていただきたいと、毎回考え抜いたスピーチでした。私は話も面白くないし、人前で話すのも実は苦手です。学校に向かう車の中でスピーチの予行演習を繰り返していました。その甲斐があってか、私のスピーチをとても評価してくださる先生や生徒さんは少なくなかったのです。あの時の精一杯の自分を思い出して、なんとなく原稿を捨てられませんでした。とにかく何か良いものを分かち合いたいという気持ちでした。
生真面目に手を抜かずに時にやりすぎてしまうのが、良くも悪くも私の性質であり、診療でもそれが仇となることも経験してきました。
課題がたくさんありますが、向上したいと強く願っています。
一人前の精神科医になるって簡単ではありません。
人生はあまりにも短いので、時間を大切に使っていきたいと思います。
やはり雑多な感想でしたね。
師走のせわしなさ、毎年どうにかならないものですかね。
心を失うと書いて忙しい。
心を失うと注意力も散漫、ミスや事故も多くなります。
この
忙しさのなか、仕事中にお怪我をされた患者さんがいらったと総合病院からの連絡で知りました。大変心配しております。
元通りの生活にもどれますよう心よりお祈り申し上げます。
メリークリスマス。
コロナ禍まではクリニックでは少しでも患者さんに楽しんでもらおうと考え、小さなクリスマスツリーを飾ったり、お子様にチョコを配ったりしたこともありました。
コロナ禍からはぱったりやらなくなり、今年もそれどころではなく・・・
私自身、街に繰り出していないので世の中クリスマスなのか全く実感が湧きません。
昨夜はなんだかんだで徹夜してしまい、
そのままテニスに行きました。
クリスマスだからなのか、参加者は少なく、
いきなり運動量全開でクラクラしちゃいました。
コーチがサンタの服を来て盛り上げてくれました。
本気出して全力でボール追いかけていたら、コーチから「怪我しそうだからやめて」って注意されちゃいました。
もう、おっさんだもの。
今日はさらに91枚の書類を一気に作成しました。
すげー大変なんだよな、これ。わっかるかな〜?わからねえだろうな〜?
疲れすぎたのか、全く腹が減らず、結局プロテインだけ飲んで夕飯はおしまい。
あと三日全力で駆け抜けます。
バリバリのビジネスマンでもないのに毎日メールが100件近く届きます。
さばききれないので、DMは極力受け取らないようにしているし、配信中止の手続きを行なってなるべくメールの数は減らすようにしています。
中には知人からのディープな相談だったり、返信内容を考えるのにとても時間がかかるものもあります。
バタバタしていると返信し忘れてしまうメールがあったり、見逃してしまうことも時々あるのです。
事業主なのでGoogleビジネスを管理しているのですが、Reviewがあるとメールに着信があります。
先ほど見過ごしていたそのメールに気が付き、確認しました。
当院を評価してくださるレビューは、レビューするのが趣味な人がついでに書き込んだような体ではなく
わざわざ私にメッセージをくださるためにアカウント作って手間暇かけて書いてくださっている感じがとてもするのです。
これはかなり心が温まりますね。
正直本当に嬉しいです。
この方がよく理解してくださっているな、ということの一つに
「はっきりと言う」という点があります。
意識してはっきり説明するようにしています。
はっきり言うと傷つく場合もありますが、
そうしないと伝わらないことが多いのです。
患者さんが自分のことを理解できるようになることは患者さん自身の力になります。
治療の過程で明らかになって、このタイミングだと思った時に共有していけるよう気を配っています。
もちろんわからないこともありますが、当院ではできるだけ初診時に見立てをはっきり説明するし、質問をいただいたらできる限りの説明を怠りません。(1回に10個とか質問される方も居ますが、それはごめんなさい、全部は答えられません)
上記の点をご評価いただき、よく気がついてくださってわざわざ手間をかけてお伝えいただき大変励みになります。
至らぬ点も少なくないと思いますが、これからも力を尽くして参ります。
心より感謝申し上げます。