広場恐怖症ってご存知でしょうか?
10年前は精神科医でもよくわかっていない先生が多かった病気です。
パニック障害との区別がわからなくてとりあえず「パニック障害」と診断されていたという方も多いはず。
もっと酷いとパニック障害すらも詳しく知らない先生は「不安神経症」と言う診断名をつけていました。
病名を正しく付けられなければ正しい治療に結びつきません。
パニック障害と広場恐怖は合併していることは多いですが、同じではありませんので
治療法も異なります。
当院では広場恐怖の治療を得意としています。
混雑した電車や渋滞した高速道路、飛行機などすぐにその場から離れられない場所で不安を感じ、パニック状態になる病気のことです。
当院ではどのような方が発症しやすいかという知見も独自に得ています。
GWはご存知の通りレジャーシーズンであり、どこも渋滞、混雑しております。
そんな中患者さんが行動療法も兼ねて遠出にチャレンジしてくださいました。
なんと車で往復1600キロの旅に出て無事帰還。
ハードルの高いチャレンジに成功しご本人も大喜び。
私も感無量。
さらに成功の印にお土産を買ってきてくださいました!
喜びを分かち合う、この体験がさらに治療を加速させます!!
本当にありがとうございます!!
こちらの方もありがとうございます!!
間違いない美味しさで、ダイエット休戦、笑。
今日も大勢の患者さんが受診されましたが、
事務の卓越した予約手配により、待合室には多くても3−4人程度という驚異的な待ち時間の短さで進行できました。
診察後は大病院を管理されている先生が見えました。
医師の人事の件でご相談を受けていたのですが、解決しそうでホッとしました。
楽しい雑談もさせていただきほっこりして1日を終えることができました。
精神科の先生にも私の仕事をお褒めいただき、上記の先生にも感謝の言葉をいただき、
こちらこそ感謝しかありません。
励みになる一日でした。