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慶應

7月 9, 2024

当院は慶應義塾大学病院のパートナークリニックです。

当院は院長の母校である慶應義塾大学医学部精神神経科学教室のメンバーであり

慶応義塾大学病院とパートナーシップを提携しております。

「うつと診断されているものの、なかなか良くならない。

何か改善を妨げる要因を見いだせていないのではないか?

診断や治療を見直すタイミングではないか?」

などとお困りの状況に陥ることもあるかもしれません。

 

そんなときに!

慶應義塾大学病院の

「アセスメント入院」!!!

ご提案いたします。

 

大学病院には各分野の専門家がいます。

精神科のお薬の達人、

精神病理学(症状の見立てなど)の達人、

脳の機能の達人、

脳波の達人、

認知行動療法の達人、

精神分析や心理学の達人、

磁気療法の達人、

発達の達人、

睡眠の達人、、、

あらゆる分野の達人、専門家たちが結集し喧々諤々議論しながら、あなたを診断しちゃいます。

総合的に診て、あなたがどんな問題で引っかかっているのか、診断を見直し、治療方針を立ててくれる!

そんな夢のような診察が受けられる精査入院があります。

普通こんなことありますか?めったにないですよ。

 

当院かかりつけの患者さん以外は受け付けておりませんが

かかりつけの患者さんでご興味がある方は診察時に主治医にお伝えください。

私もこれに負けないように緻密な診断を行っているつもりですが、

時に何かが見えていないことがあるかもしれません。

院長から心を込めて慶応義塾大学病院精神神経科学教室の内田教授に依頼させていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

12月 7, 2017

師走。

何かと慌ただしい師走。公務や医師会理事の仕事をかろうじてこなしていますが、容量オーバーとなり、スタッフに助けてもらっています。

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今日は慶應大学の教室研究会で信濃町へ。慶應の専門外来の病診連携セミナーに参加してきました。

酒と食べ物の匂いで若干淀んだ電車で帰路につきます。

距離的にご紹介する患者さんはあまりいませんが、

奥の手を持っていることは大切です。

 

慶應で認知行動療法専門外来を担当している 同級生をはじめ 懐かしい先生方とお話しできてテンション高めです。

 

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慶應の睡眠医学の特任教授、東京睡眠医学センターの遠藤拓郎先生には睡眠医学に関する疑問にもお答えいただきました。兼ねてから睡眠医学には力を入れているのですが、まだまだ未解明なところもおおく最先端に触れていたいと思っていました。

 

遠藤先生には慶應の睡眠専門外来で学ばせていただくことを快諾いただき、テンションマックスです。

ただ、上尾メンタルクリニックと慶應病院を行き来する生活はかなり大変になるので、医師会の仕事を続けることは厳しいかもしれません。

 

 

8月 16, 2017

君の名は。

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会いたかった誰かを探すため

信濃町の歩道橋に行ってきました。

 

ここは、映画「君の名は」で

重要なシーンで何度か使われている舞台です。

たぶん。

 

 

お会いしたかったのは、

研修医時代に同じグループで研修した

S先生。

慶應義塾大学病院に残り、

すっかり重鎮の先生です。

 

慶應大学でマインドフルネスの研究会を主宰してくれました。

 

 

 

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我が故郷。当時は大学病院の裏に住んでいました。

来るたびに懐かしい気分になります。

 

マインドフルネスについては、実は私の診療所でもそのエッセンスを取り入れながら

診療に当たっています。

必要な時に皆さんにもちゃんとフィードバックしてます、

気づいておられないと思いますが。

 

マインドフルネスとは直訳すると、

「心を満たす」ですが、

現在に意識を向ける、とか

今現在の自分の呼吸に耳を傾ける という意味です。

 

ピンと来ないと思いますが、

皆さん「ながら行為」をしばしばすると思います。

TV見ながら食事。

考え事しながら散歩。

音楽聞きながら運転。

 

頭は休まっていません。

散歩したのにストレス発散にならないときは

散歩しながらせわしなくストレスになるような考え事をしているからです。

 

目の前の現在に集中することは実はむずかしい。

 

思考は常にあちこちを行ったり来たり。

未来に行っては、「ああなったらどうしよう」「こうなったらどうしよう」

過去に行っては、「ああしなけばよかった」「こうしなければよかった」

邪念だらけです。

 

未来のネガティブ思考は不安、

過去のネガティブ思考はうつ

をもたらします。

 

これらの思考は常にストレスを与え続け病気にもなりやすくなります。

 

そこで、今現在に意識をむけるということが重要になります。

 

ヨガも一つの方法です。

マインドフルネスが一部で知られるようになるころ、

私は北鎌倉の臨床心理士でもありヨガの高名な先生のもとに通っていました。

私自身は体が硬いのでポーズはとれませんが、

大切なものをご教授いただきました。

身体のひとつひとつの部分を脱力させたり、

緊張させたり、呼吸を感じていきます。

 

当時勤務していた病院の患者さんとヨガを一緒にやって

マインドフルネスを実践しました。

 

当時の研究者肌の院長には鼻で笑われましたが、私自身は

確かなものを感じていました。今では研究レベルで

マインドフルネスの効果や作用が実証されていています。

 

日本で受け入れられている森田療法にも通じる本質があると思っています。

どちらも「いまここにあることへの集中」がポイントになっているのではないでしょうか?

 

これからも、本質が何か?

追及しながら臨床を続けたいと思います。

 

 

かぜがまだ完治しておらず、

耳管狭窄で両耳が聞こえづらい状態でしたが

なんとか頑張って参加した甲斐があった有意義な時間でした。