当院では何回かブログでもお伝えしていますが、予約の時間をお互いに守って、相手の時間を大事にしましょうというこだわりのコンセプトを実現しています。患者さんが予約時間を守ってくださるということが第一条件として必要不可欠ですが、それだけではうまく回りません。患者さんのその時の状態によって診察にかかる時間が異なるからです。当院ではそれぞれの患者さんの診察に必要な時間をその時の状態によって判別し、時間の枠を変えています。毎回遅刻される方は要注意人物となり、混雑時間には予約を入れられないようにします。また、遅刻時間を想定して予約組みをし、スケジュールを組みます。予約の変更に関しても詳しく理由や状況を伺い、また変調がないか確かめることで、診察に必要な時間を再度調整して案内しています。ご家族が病状を聞きたいと言えば、ご説明ができる時間帯に誘導します。こんな大変な作業をやっていて初めて予約制が遵守されます。
誤解を恐れずに言えば、Time is money.です。
今やディズニーランドでも、待たずにアトラクションに乗ろうと思えば、優先パスを購入してスイスイと遊ぶことができます。
当院での予約制維持のための努力をやはり評価していただきたいですし、コストがかかっているのです。
そこで、選定療養費(予約料)を今後頂戴することにしました。
昨今のインフレによるコスト高の補填をさせていただきたきたくお願い申しあげます。
初診の予約料は5500円、
再診の予約料は2200円とします。
令和7年6月1日以降開始とします。
再診の方であってもご予約無しに突然いらしても受診ができません。
緊急度や空き状況に応じて診察する場合は当日予約という体での受診となります。
私の考えとしては、再診で予約時間通りにいらした方は予約料全額お返しする方針です。
初診はまとまった時間を確保している血の滲む努力を評価いただけるように予約料を全てのケースで頂戴する方針です。
どうかご理解のほどよろしくお願いたします。
(現在厚生局に届け出中です)