やよい軒の弁当。
昨夜は産業医の講習会のためにクリニックで早弁をさせてもらった。
初診の間はクリニック内には初診患者さん以外誰もいないため、スタッフに買いにいってもらった。
熱々のまま食べられる。
最近は味噌汁まですぐ飲める形でついている。
やよい軒を頼む時、毎回温かいものが食べられる幸せをいつも噛み締めている。私はやよい軒で十分幸せだ。
私にとって幼少期のご馳走はほかほか弁当のノリ弁だった。当時はそれ以上のご馳走をしらなかった。
料理好きな母親がいる幸せな家庭で育った人にとって懐かしい味は、「母親の味噌汁」というかもしれない。
昔はそれぞれの家庭の出汁の取り方がちがったので、それが母親の味となるのである。
「母親の味噌汁」を経験できなかった人でも、懐かしい味はある。懐かしい味をおいしいと思えれば、それは幸せってやつだ。きっと。