今日、11月1日は犬の日です。
ワン、ワン、ワンということで、、、
そして、犬の日に当院は8周年記念日を迎えました。
9年目に突入です。
今年は特にお知らせすることもなかったのですが、
たくさんのお祝いをいただきました。
朝から感激しっぱなしで。
ドイツのデザートワインだそうです。
いつも業界の話をするのがこちらも楽しみにしちゃっています。
すみません。
豆の木!
根元にはなんとパックリ割れた本物の母豆が・・・
こんな演出ある!?
楽しいですね。
ジャックはお出かけのようで。
鉢は当院に合わせてチョイスし、植え替えて下さったそうで、まごころを感じます。
映画「かもめ食堂」の本物のシナモンロール!
海外の雰囲気が楽しいチョコに
北欧の?紅茶
恵那の素敵などんぐりクッキー銀の森
季節感ある楽しいクッキー
おじさん、ひしひしと感謝の気持ちを噛み締めています。
覚えていてくださる方がいること自体、ありがたき幸せです。
あっという間なのか、長い8年間だったのか、よくわかりません。
まあ色々ありましたし、変わりました。
私個人としては開院15年くらいで精神科医として何か確実に確立したものを持ちたいという目標でやってきましたが
半分を超えた今、まだまだ先は遠いといった感じです。
精神医学、睡眠医学、心身医学の歴史は浅く、わかっていないところだらけです。
完成した知識を勉強してアウトプットすれば良い状況では全然なくて、
自分自身が新しい知見を探しながら日々臨床に当たっています。
掘っても掘っても深すぎて先が見えません。
あと7年間とりあえずもがきますか。
今日はある患者さんに感謝のお言葉を頂戴したものの、すごく苦しい思いもしました。
「先生に診てもらって、本当によかった。なんでもないことの幸せを今すごく感じています」
と言われ、喜んだものの、
「ここを受診するまで予約が1ヶ月以上先だったので、他の先生に診てもらっていたけど、全然良くならなかったので、辛くて辛くて、何度も踏切に飛び込んだら・・・と考えました。飛び込まなくてよかった」と打ち明けてくれました。
待たせて辛い思いをさせて本当にごめんなさい。
私の前に見てくださった先生は私の知り合いで、専門外なのに繋ぎで一生懸命見てくださっていたのです。
あとちょっと遅かったら。。。
胸が苦しくなりました。
お電話の段階で、お待たせしない方が良いと判断したら、すぐに別の機関を受診するようお勧めしていますが、今回は見積りより厳しい状況だったということです。
当院は残念ながら狭き門となっています。
クオリティーにこだわっているために、大量に捌くことができません。
適当に診たとしても、これ以上はキャパオーバーで今度は私が倒れてしまいます。
専門外だったり、本人の受診意志が固まっていない人など受けられなかったりしますので、電話をいただいた中の一部の方しか当院の受診につながっていません。
この辺りは大きな課題として継続しています。
これからも模索し続けます。
どうぞよろしくお願いいたします。