認知行動療法では、健康行動という概念があります。やってよかったなと喜びや達成感のある行動です。どんな行動で気分が楽になったか、行動記録表を作成して自分自身にあった健康行動を探します。
私の場合は美味しいものを食べることが日常での行動活性化につながるのですが(笑)、同じ美味しいものでも、親しい方からの温かい贈り物であれば、喜びは倍増します。やはり根底には人との繋がりが感じられることが最大の喜びだと思うのです。
先日は親友のお子様の好物だという肉まんとシウマイをいただきました。お子様が美味しいと思うものを分かち合ってくださったその想いで胸がいっぱいになりました。
また、病院勤務時代に苦楽を共にし、学び、お世話になった師長さんから地元の野菜をお贈りいただき、とても美味しくいただきました。いつも全力で仕事をする私を心配してくださいました。
私は同期の皆と相談し、慶應の教授に就任された佐渡先生のお祝いを厳選しました。同じグループで研修を始めましたが、ここまで差がつきました、笑。同期との繋がりを感じて幸せでした。お祝いを手渡ししてくれたN教授、ありがとうございます。
どんなに人間不信であろうとも、根底では人との繋がりを人は求めているのではないでしょうか。それがいろいろな形で得られないときに不調を感じやすいのかと思います。