今日は休診日を利用してエアコンクリーニングを行っています。解体、洗浄、抗菌コートです。台数が多いので、後日続きを行ないます。
私は立会いしながら、書類作成に追われています。
パソコン首がつらいです。
最近はパソコン入力補助者がとなりでパチパチとタイピングしながら診療しておられる先生もいらっしゃいます。
私自身の負担を考えると、導入も検討したいところですが、精神科という特性上嫌がる患者さんもおられるかもしれませんね。
悩みどころです。
昨日、本日と外来がたいへん混み合いまして、開院以来最多の受診者数となりました。
朝礼でどうやって乗り切るか対策を話し合いました。
スタッフの頑張りもあって、混乱もなく乗り切ることができました。予約時間から大幅にお待たせすることなく診療を行うこと、スタッフに残業させないことを前提に段取りを組んでいます。
込み入った話を際限なくお話になる方は、別の日に改めてもらおうと準備していましたが、今日はそういう方はおられませんでした。
アポなしで家族面談を希望されて突然見える方もお断りしているのですが、そういった方も今日はいませんでした。
しかし、初診の申し込みの電話がたいへん多く、業務が回らないため、初診の受け入れをストップさせていただきました。
予約制を崩壊させないための工夫で、おそらく他の医院ではやっていないような細かな業務を沢山行なっているため、スタッフはたいへんですが、その分診療のクオリティーを高めることができます。
午前と午後の診療の準備を万全にするために、それぞれの診療開始時間15分前まではクリニックのフロアーでお待ちいただけないことに致しました。予約制ですので、かなり早くいらしても、入室できませんし、順番も早くなりません。エレベーターの踊り場も清掃が入りますので、お待ちいただけません。時間調整してお越しいただくようご協力をお願いいたします。
そんな中、開院4周年を祝ってくださる方もおられました。ありがとうございます。
今日は珍しく初診の無断キャンセルがありました。
当院の決まり事として、初診を無断キャンセルされた方は今後当院を受診することはできません。
しかし、今日は無断キャンセルをしてもらったおかげで1時間近く溜まった書類作成に費やすことができました。
お待ちいただいている方には申し訳ないのですが、あまりにも忙しすぎて時々無断キャンセルがあっても良いかな、なんて考えてしまいます。
今は医師会の仕事と、看護学校の原稿の締め切りが迫り、頭がいっぱいです。
心身の凝りをほぐすため、今月中旬は休診日を設けます。よろしくお願いいたします。
ときどき、カウンセラーにかかっていたが、どんどん具合が悪くなるので心配になって精神科を受診にきた、という方が見えます。
なるほど、診断名は特に言われず、深いところまで分析しているわけでもない。
それなのに、薬は飲んではいけない、逃げないで!と曝露療法を指導。とても真面目なクライアントは根性でつらい症状を克服しようとしてどんどん追い込まれ、トラウマを上塗りしてしまっていました。
カウンセリングにも副作用があります。
カウンセラーには処方権がないのですが、中には薬を否定することで自分たちの存在感を大きくしようというカウンセラーもいます。
ひどい場合は不適切なカウンセリングで精神錯乱にまで追い込まれることがあります。
とても難しいカウンセラー選び。
トラウマ治療、分析的考えあるいは認知行動療法的な考え、薬物療法に対する理解などができることなど、標準的なカウンセラーに必要な資質がいくつかあります。
カウンセリングにはカウンセリングの副作用があるので、この辺りをきちんと説明できるカウンセラーを選びましょう。
*ちなみに、当院では、カウンセリングは行っていません。それゆえ、最初から薬は絶対飲みたくない!とにかく話をじっくりきいてほしい!というスタンスの方は、いらしていただいても治療になりませんので、他の機関に相談するよう振り分けています。しかしそういうないものねだりされる患者さんは不幸な転機をたどってしまいます。夢のような魔法なんてないということを知るべきでしょう。我々精神科医は、あなたの良くなりたい!という想いをサポートする医療的手段を提供します。それ以外の手段をご希望の場合はお役にたてません。言っても受け入れられないとか、うまくいかない人は「薬に頼らず元気100%に状態に戻る」というご要望が現実と釣りあているかどうか再度検討しましょう。