Written by 上尾メンタルクリニック
わかりにくい写真ですが、
新米です。
ご自身で田んぼを耕し、苗を植えて、収穫した埼玉の新米を持ってきてくださいました。
今年は猛暑に大雨で収穫ができるのか心配でしたが、汗と熱意の結晶ができました。
毎年本当にありがとうございます!
当初は会社員人生に迷い途方に暮れた青年だったのが、みるみるうちに逞しくなり立派になりました。
農作業でガタイもよくなり、カッコ良くなりました。
患者さんの人生が良い方向に展開していくのを見るのはとても嬉しいです。
今日は遠方からの受診もありました。
彼も就職した会社に馴染めず、迷っていました。
時には質問攻めにあい、次の患者さんのために話を切り上げようと素っ気なく診察が終わったこともありましたが、
カウンセリング(当時は行っていたのです)的なやり取りで随分と成長しました。
今や大出世し、家族や社員から頼られる存在になりました。
転居を機に当院は終診かな、と私は心の準備をしていましたが、維持療法も通いたいとおっしゃり、遠路はるばるいらっしゃいます。
こんなふうに転勤などで遠くに転居される方がそのまま当院に通院されるケースが最近多いように感じています。
こんなことは今まで勤務していた病院では経験しなかったことです。
卒業する患者さんも少なくないですが、そんなこんなでまだあまりゆとりができない状況です。
でもね、一人の医師がずっと見続けるって、若い頃からずっと見守っている親戚のおじさんのように貴重な存在だったりするのかなってしみじみ感じるんですよね。
さ、
今日も混み合っており、私も電池切れ。
明日はもっと混んでいるので、さっさと寝ます!