Written by 上尾メンタルクリニック
孔子、老子、荘子。
中学高校では漢文の授業を受けていました。
漢文の先生は大変スパルタでしたが食らいついていけばとことん応じてくれる先生でした。
論語や老子哲学をかじりました。当時は漢文を読み下すので精一杯で、しかも論語がメインでしたが、大人になったらじっくり読みたいと思って漢文を保存しておきました。幾度となく襲ってくる断捨離も乗り越え、未だ本棚に保管されています。
最近大学の先輩でうつ病の大家、元防衛医科大学病院長の野村総一郎先生が、老子思想を用いた精神療法を実践されていることを知りました。
ユーモアのある先生でうつ病のジャマイカ理論を提唱されていました。
ジャマイカではうつ病が少ないそうです。
じゃあ、まあ、いっか、と気持ちを楽に持っているからだそうです。
冗談だけど、納得してしまう、笑。
野村先生と現教授の吉野先生が過大評価してくださったのか防衛医大に誘ってくださった時も、医局の中はユーモアが飛び交っていました。
当時の私には事情があり、お誘いを辞退させていただいたのですが、防衛医大に入職していたらだいぶ人生変わっていたかもしれません。
こうなったら漢文を読んでいる場合でありません。
野村先生の本を読んで近道します、笑。