Written by 上尾メンタルクリニック
今晩は慶應認知行動療法研究会を聴講。
CBT(認知行動療法)、CFT(コンパッション・フォーカスト・セラピー)、DBT(弁証法的行動療法)を一般外来の中で自由自在に使い分けて予約なしで行っているという、スーパーな先生のお話。
患者さんは当然2〜4時間待ちくらいは当たり前でしょうが、なかなか出来ないことです。
卒後20年以下の若手とも言える年齢で、極め方がすごいのです。体力もあるのでしょうね。
参加者のお一人が「一生かかっても真似できない」とおっしゃっていましたが、私もそう感じたのでした。
医学、精神医学は特に、一昔前と一変しています。
経験がものを言いそうな精神科でも、ベテランが良いというわけでは全くなくなってきています。
新しい知見をしっかり学んだほうが自己流の経験よりもずっとアドバンテージがあると思います。
自分ではそれなりに勉強しているつもりでも、まだまだしっかりやらないといけないと思いました。