Written by 上尾メンタルクリニック
研修のため、中野に来ています。
移動の車でエアコンが効かず、
背中が焼けるように熱かったです。
酷暑もここまで来たか、と感心していましたが、
なんと、シートヒーターがオンになっていました。
※シートヒーター:座席の電気ヒーター
文明の力のおかげで地獄を味わいました。
さて、中野は学生時代一時過ごしたことのあるとても愛着のある場所です。
昔住んでいたあたりをぐるっと散歩してみました。
王将発見。
どこにでもあるのに、わざわざ中野で入って食事をしてしまいました。
厨房もカウンター席も25年前と変わらず、
パサパサした米の炊き方も標準的な餃子も変わらない気がします。
懐かしい、お肉屋さんの弁当もありました。
しかし、私の住んでいたアパートはすでになくなり、ビルが建っていました。
お世話になっていた洋食屋さんも今はありません。
社会人になってからいろいろ調べましたが、見つからず、ネットで検索しても何の手がかりもありません。
マスターは、私の健康を気遣い、メニューにない魚料理をつくってくれました。
ママは「出世払いね!」とサービスしてくれたのに、恩返しもできません。
マスターは胃がんで胃全摘しており、気がかりです。どこかで幸せに生きていてほしいとただただ願うばかりです。できれば、恩返しさせてほしい。
あの時から今に至るまで苦しいこともありました。
手前味噌ですが、よく頑張ったな、とも思います。
沢山の方からご恩をいただいてここまで生きて来ました。
自分の生きていた軌跡をたどり、
複雑だけど懐かしい想いが胸をしめつけます。
日曜日までがっつり研修です。
頑張ります。