人生には三つの坂があると言います。
上り坂、
下り坂、
そして、
そして、
ま、さ、か
真坂。
私にとって”まさか”が起きてしまいました。
大げさでした、すみません、笑。
なかなか忙しくて行けなかったテニスに寝不足でヘロヘロでしたが頑張って行ってきたんです。
ふつーにフォアハンドで撃ち返したときに
ふくらはぎが”ブチッ”
まさかの肉離れ、やってしまいました。
50の手習い、気を付けていたのに・・・
ということで、1~3か月はテニスはお休みです。
早速整形外科医の親友のオンライン診療です。(ほんとは触診してもらったほうがいいんですけどね)
シニア大会で優勝を目指していたのですが(ちなみに、初心者レベルです、ハイ)、目標ははるか彼方に。
自分の中の攻撃性を呼び覚ますために、若いころ通っていたキックボクシングジムを再開したいと野心を燃やしていたのが、それどころではありません。
むしろ血迷ってキックをやる前で良かった。
大けがしていたかもしれません。
ていうか、普通に歩けないし、階段昇降できないんですけど、明日からどうすんのかな、笑。
まあテーピングでもしてなんとかしますわ。
こういう時は一人開業医はつらいです。
病気やけがのとき、代わりがいないし、簡単に休むわけにはいかないのです。
以前風邪をひいたまま過労を続けていたら髄膜炎になってしまい、緊急入院になってしまったことがありました。
休みの日にスタッフに出勤してもらい、予約患者さんに片っ端から連絡してもらい予約変更や欠薬への対応について近隣クリニックへの応援要請などお願いしてもらいました。
症状がひどくて私の見込み通りに回復せず、担当医に頼み込んで完治しないまま退院させてもらいました。
這ってクリニックにいき、初日は100人近い患者さんの診療を開始しました。
生きた心地がしなかったです。
いろいろと大変だったので、とにかく患者さんを減らして1日40人程度までにしてしばらく維持していました。
最近は60人程度でなかなかきついですね。
開業するときに監査にきた先生から「まともな診察をするんだったら1日50人くらいまでだよ」とアドバイス受けたことがあります。
医師の能力にもよりますが、医師の健康を著しく損なわず、一人ひとりにまともな対応ができるためには確かにそのくらいだな、と私も感じるようになりました。
診察だけならまだしも、書類作成や公務が結構な負担です。
書類に関しては1行紹介状とか、1行自立支援診断書とか、わたしのポリシーに反するのでまじめにやってしまいます。
病歴は患者さんの財産だと思っていますから。
初診はトータル1-2時間急ぎ足でバチバチに診察するので、大げさではなく命かけて診察している感覚です。
入院して「働き方を変えなくては」と思っていたものの、医療を取り巻く環境はどんどん厳しくなっていき、調整がむずかしくなっていくばかりです。
とはいえ、けがをしてもぜんぜん落ち込まず、だいぶメンタル強くなりました、笑。
どんな職種だってそのくらいの覚悟がなければ独立なんてできないです。
最初に設備投資とか運転資金とか借金するのが普通だと思いますが、開業する覚悟が試されるのです。
必要な儀式なんですね。



