Written by 上尾メンタルクリニック
この臨時休診中はいろいろな要件のため目まぐるしく活動しています。
その一つにお世話になった方にできれば会いに行ったりお礼を伝えるということをしています。
20年ぶりくらいかな?
レーシングガレージのおやじさんに会ってきました。
昔話に花が咲きました。
ただ、おやじさんはサーキットでの私の走りをみて、「こいつは切れた走りをするやべー奴だな」とちょっと怖いと思っていたそうでした。
私は自分より速いレーサー、特に2輪バイクレーサーは命知らずで一本ねじがぶっとんでいると感じていたのでしたが、
どうやら私もねじが外れていたようでした。
実際に、どこかで「このまま死んでも構わない」と思って時速300キロ近くでコーナーに突っ込んでいったのです。
帰路ではどこどなく、「ああ、生きてる」と心がひりひりした感覚を覚えました。
そんな簡単に命かけるなよって話なんですが、
やるときは徹底的にやる!
そういう性格がかわっていない部分もあるのです。
いまは仕事かな。
どれだけ私が命かけて診療を行っているのか、初診の時点で感動してくれる方も一部いらっしゃることが励みになっておりますが、
初診の受付の電話のやり取りから、初診準備、初診診察、初診後の振り返りなど、全集中で長時間かけ、精神的な消耗がひどく、大変疲れます。
でもこれが私の今のやり方で、その結果身に付いた実力があるのではないかと思っています。
ただ、まわりの環境はそんなことを求めていないかもしれないのです。
当院のあり方を見つめおす良い機会としています。