特にアクシデントもないのですが、あれやこれやとにかく忙しく、私もスタッフもクタクタ、ヘロヘロで、やっと週末を迎えました。
スタッフにねぎらいの言葉をかけ、せっかくの土曜日なので、今日は残業せずに丸山公園に直行。
今は18時すぎでも明るいので、ハナショウブを見ることができました。
手前味噌ですが、診察しながらあちらこちらの電話の対応、「聖徳太子か?俺」と思いながら次々と仕事を進めます。
マルチタスクを求められ、頭はフル回転です。
勤務医の時はあちこちからの依頼が重なると「もういい加減にしてくれ!なんで俺ばかり!」などとイラつく場面もありました。
病棟を何個か掛け持ちしていると、同時に複数の病棟から呼ばれ、外来からも呼ばれ、おまけに救急外来からも呼ばれ・・・
そういう場面は少なくありません。
今は自分が責任者で、全て自分の問題として帰結するため、ただただ冷静に、しかし全速力で粛々と前進するのみです。
立場の違いが自分を作っていくものだと実感してします。
とはいえ、疲れるものは疲れるし、フルスピードのPC入力で背中や肩がバキバキになります。
そろそろAIでカルテ入力してくれるソフトの導入を検討しています。
慶應医学部の研修医が起業したベンチャーのお世話になってみようかしら。
実は開業時にすでにDX化を目論み、音声入力電子カルテを採用していたのですが、
当時のIT技術では私の声を認識できず、まともに使える代物ではなく、大金を無駄にしたという経緯がありました。
それゆえ、かなり様子を見ていたのです。
無理やり導入させられた電子処方箋も、電子カルテの入力スピードが極端に落ちたり、無駄な確認画面が表示されるようになったり、導入した後からカードリーダー使用料を徴収されるようになったり(これって民間でやったら契約違反ですよね)、今の所デメリットしかないのですが、
そのうち便利になると信じたいです。
ただ、IT企業にお金を巻き上げられるばかりになってしまうのには閉口ですね。