今日も一日心をこめた診察を行いました。
10年前も一所懸命やっていましたが、毎日全力でやっているうちに視野がだいぶ開けてきました。
診療レベルも加速度的にアップしています。
今となっては10年前の患者さんには申し訳ないなと思うほどです。
精神科はとても難しく、ずっともがき続けて来ましたが、師匠との出会いが大きなヒントとなりました。
自分自身と向き合う訓練も非常に役に立ちました。
合わない患者さんもいましたが、基本的には現在通っている方々は当院を気に行っておられる方ばかりです。
たとえ短時間の再診であっても心をこめて診察しています。
「初めまして」からの初診は特にその後に大きな影響を与えるので全身全霊で悔いのないように診察しています。
診療の質を維持する目的と私の消耗を抑えるためにしばらく初診の受け入れを中止し患者さんを減らしていましたが、今年再開してからの初診の方々にはそれがひしひしと伝わっていると感じています。
信頼関係ができると、医師患者関係ではありますが、一種の愛着も発生してきます。
さて、3月は異動発表の季節です。
会社によって3月半ばであったり色々ですが、今年の公務員は3月25日の発表が多かったようです。
1週間で引き継ぎができるような仕事の内容なのか不思議でなりませんが、そこまで引きつけなくても良いのではないかといつも思うのです。
当院でも転勤などでお別れになる方もちらほら。
寂しいとは言えないけれど、本音は寂しくなりますね。
わざわざご挨拶に見えてありがとうございます。
どうかお元気で。
会社員の方だけでなく、総合病院に勤務されている医師たちも転勤があります。
当院に通院されていた医師も同じように異動でお別れします。
同僚を送りだすような気持ちでいます。
同業なのでまたどこかでお会いできるといいですね。
数年後にまた異動で戻って来られることもありますが、笑。
こちらはナパヴァレー。K先生ありがとう!
O先生も呼んで一緒に飲みませう。