Written by 上尾メンタルクリニック
最近、AppleのコマーシャルでインターネットブラウザのSafariの宣伝をしています。
監視カメラが至る所にあってスマホの中を覗き込んでいる様子が描かれています。
そのような状況にあるということを知っていますか?というメッセージです。
Appleは収入の主軸をiPhoneなどの機器の販売による収益に頼っています。
一方Googleの収入は、スマートフォンなどの中からアプリを使ってあなたの検索行動や個人情報を抜き取って企業に売り渡すことで得られる収益が主軸となっているようです。まるで監視カメラで常に覗かれているようです。
Safariはそのようなことをしていないですよというアピールの宣伝です。
LINEが韓国や中国に個人情報筒抜けだということは当初から言われていました。
検索した内容やあるいは会話内容を反映した広告がSNSに表示されたりすることに気がつくかもしれません。
偏った考えの人が偏った検索をし、偏った内容を好んで閲覧し、さらに偏った広告や情報を提示されるようになり、どんどん極端な思考にはまっていく。インターネットで世界が広がったように見えて、実は狭いところに追い込まれているのです。匿名性の中でますます極端な表現がされるようになっています。認知や思考が偏りやすい発達障害の傾向のある人たちが格好の餌食にされてしまい、詐欺にあったり、カルトに洗脳されたり、攻撃的な行動に追い込まれたりしています。
戦争も気候変動も止まらず愚かな人類がいつ滅びるのかわかりませんが、
残された人生をどのように過ごすか思案しています。