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10月 12, 2022

今日の研究会。

昨夜は慶應児童精神医学研究会にオンラインで参加させていただいた。オンラインであること、20時からの開始であったことで、我々のような診療所の医師でも仕事を急いで切り上げればなんとか参加できることがありがたい。

コロナ禍におけるこどものトラウマや

小児期のトラウマ体験とゲーム障害などがテーマだった。

錚々たるメンバーで学生時代にお世話になった小児科の渡辺久子先生も参加されていて本当に驚いた。ご主人の渡辺良先生にも神経内科を教わりとても懐かしかった。研究会の内容もハイレベルでおったまげた、、、

提示された症例も非常に大変だったはずだが、皆様ひょうひょうと当たり前田のクラッカー的な感じでお話になっていた。(わっかるかなー?わっかんねーだろーなー、古っ)

日本のトップレベルで児童の診療されている先生方は雲の上だと感じた研究会だった。

それでも私のくだらない質問にもお答えいただき、自分がどのレベルの理解なのかはよくわかった。一般の精神科医より学ばせてもらう環境にあったとは思うが、彼らからすればど素人だと感じた。

私のように若い頃オールマイティを目指して神経内科や循環器、麻酔科や小児科など同期とは別行動で一人で寄り道していた人間と、ずっと専門性を追求しつづけた人間の差を感じた次第である。

これだけの専門家が日本にいることに少し安心した。ただ、絶対的に人数が少ないのでどんどん若い医師がその英知をひきついで広めていく必要があると感じた。

お国も診療報酬削ることばかり考えていないで、もうちょっと児童を診れる環境を作ってほしいと思った。

 

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