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診察

1月 30, 2025

あゝ日本のどこかに〜私を待ってる〜ひとがい〜る〜

長い!

タイトルが、笑。

昭和の皆様はわかりますよね?山口百恵さん。

 

昨日の診療のカルテを書いていたところ、日付が変わってしまいました。そのまま寝落ちしてました、、、

年末年始も仕事でクリニックに行ったり来たり。ほとんど休めませんでした。

初診の受け入れを止めて、この一年では100人単位での受診数を減らさせていただきました。

たまに初診のための診察時間を捻出できる日が時々できるようになりました。タイミングよくご連絡いただいた方は初診で受診できる可能性があります。

狙い目としては、年末年始の休診の4週間後などです。逆に冬休み前後は激混みなので初診受け入れはほぼ絶望的です。

そんな中、三年前より当院に初診待ちをされている方が受診に繋がりました。ご連絡いただいたタイミングでは受け入れ中止のアナウンスをされ、それを繰り返していたそうです。今まで何ヶ所か医療機関を受診されいろいろな思いがあったこの方は「次に受診するなら上尾メンタルクリニックしかない」と決めていたそうです。

ほんと、ごめんなさい。

かなりつらい症状だったのに、お待たせして

申し訳ないです。

私の診察を長らくお待ちになっている方が少なくないのです。

最近はこのような方が少なくありません。

遠方からわざわざお見えになる方も増えてきました。

詳しくお話し伺っても、「とりあえず一回診てほしい」ではなく、本気で治療を受けたい方々なのです。

真剣な人にはやはり私も気が引き締まりいつも以上に全力で対応してしまいます。

「良くしてあげたい!」と言う気持ちが強くなります。

良いことであるようにも見えますが、気合いが入りすぎると空回りしてうまく行かないこともあります。

テニスで打とうと思うと空ぶっちゃうやつです、笑。

また、私の心身の負荷も大きくなり疲労も激しくなってしまいます。

そこは少し気持ちを抑えて冷静に治療するように努めます。

そんなわけで、最近の初診は初診としてはほぼやり尽くせるだけ詳しく評価しており、問診票の読み込みなど合わせると1人2時間は費やしています。

カルテは何十ページにも及び、次の日は体がバキバキです。

年取るとこなれてきて、いい加減になってしまうことも多いと思いますが、私の場合は経験を積むごとに深く広くなって行きます。患者さんにはお勧めしない完全主義です。

永遠に貧乏暇なしです。

でも、

日本のどこかにわたしを待ってる人がいるのは嬉しいことですよ。

あゝ~