ちょっと大げさなタイトルですが。
6月は各方面で総会ラッシュです。出席しやすいように日曜の設定が多いようです。
今日は総会とセットで講演会を聴講できました。
内海健先生の「成人ASDの臨床」。
目から鱗、衝撃がありました。
いままで、自他が未分化というと人格の未熟性によるものと解釈していました。
それが、ASDの病理の特徴でもあるというのです。
発達障害の方は他人の心が読めないなどと言われます。
他者にこころがあるということが理解できない方もいます。
だから他者から自分に向けられている志向性に気づかないのですが、
その背景に自他の未分化があるという発想には至りませんでした。
ちょっと衝撃です。
また臨床で見えてくるものがありそうです。
早速内海先生の著書をポチッとしてしまいました。
こうやってポチッとした本が読めないまま貯めていかないようにしたいです。
もう少し本を読む余裕がほしいですね。
今日は難しい内容でした。
なお、当院では発達障害の詳しい検査は行えませんのでご注意ください。
初診の予約は7月下旬まで入っていますが、現時点で7月にまだ空きがあるようです。
よろしくお願いします。