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上尾メンタルクリニック

7月 25, 2017

初診をご希望の方へお知らせ。

初診をご希望の方へ。

当院は初診、再診ともに予約制となっております。

初診は緊急であっても予約外では受診はできませんので

ご了承ください。

7月25日現時点では初診のご予約は早くても10月後半以降で、

 土曜日の初診をご希望の方は11月以降となっております。

✔当院ではご自身に治療意欲がない方はお受けしておりません。

✔ご本人にお電話をしていただき、症状や経過をご説明いただき、

ご要望を確認させていただいたうえで、それにお応えできそうか

判断させていただきます。

(当院の診療範囲や限界はホームページの中に記載しております。)

✔代理の方のお電話だけでは予約はできません。

✔カウンセリングをご希望の場合は当院では施行しておりませんので

「話を聞いてほしい」というご希望の方は当院では対応ができません

のでご了承ください。

✔ほとんどありませんが、初診の無断キャンセルをなさった方は

それ以降の当院での受診ができませんのでご了承ください。

 

お電話をいただく場合は、以上の点をご了承いただいたうえで

ご連絡くださいませ。

大変申し訳ありませんが、何卒よろしくお願いいたします。

院長

7月 20, 2017

歯医者さん。

本日は夜の医師会定例会まで少し時間が空いたので

歯科を受診してきました。

途中でばったり懐かしい先生にお会いしました。

その先生も別の歯科医院ではありますが、「今日は歯科受診」とのことでした。

奇遇です。

その先生は私と同じ勤務先を退職された後、

「先生のご指導のおかげで精神保健指定医の試験に合格することができました」

とわざわざ遠方から挨拶に来てくださった礼儀正しいドクターでした。

とても人柄の優れている貴重な医師です。

お元気そうで何よりでした。

 (長文です。)
 

お別れを告げ、

歯科医院に向かいました。

予約時間より早く到着。

予約時間をすぎて治療席に案内されました。

お隣から70代くらいのご婦人の声が聞こえます。

いろんなことを訴え、歯科医がそれに答えて、

終わったかと思ったら、また何かを訴えたり

それを延々と繰り返し予約時間を大幅に過ぎていますが

私の治療がなかなか始まりません。

私の後の予約の人も次々と来院し待っています。

診察「あるある」場面で、ほほえましいと言えばほほえましい

ですが、予約診療がドミノ倒しで崩れていきます。

 

Time is money.

と言われます。

待ち時間に読書したり有意義な時間に変えることはできますが、

私自身、病院のうんざりするような待ち時間は好きではありません。

昔の病院は予約制は少なかったため、具合が悪い時に何時間も待つという

状況は当たり前でした。

 

上尾メンタルクリニックでは予約制にすることで、患者さんの無駄な待ち時間を減らすことに尽力しています。

しかし皆様の時間を大切にするためには皆様のご協力が必要です。

ご予約時間の5分前程度にいらっしゃるかたが多い時は非常にスムーズに行きます。

逆に遅れてくる方がつづくと、渋滞のように徐々にひずみが大きくなりご予約通りにいらした方の大変な迷惑になります。

そのようなわけで、予約の5分前にいらした方はすぐに診察にお呼びして、5分以上遅れてくる方はどんどん後回しにさせていただくこともあります。

 

先述の歯科でのご婦人のようなケースでは、治療上重要なお話でなければ、

私の場合はばっさりと切り上げさせていただくことがあります。

多訴な方の場合、たいがい要点をメモしてくださるなどのご協力をしていただけません。

そして、訴えを全部伺ったところで、治療が前進したり症状がなくなったりすることはありません。

「話をきいてほしい」という気持ちが、その場限り満たされるだけで、

次は「もっと訴えてもっと聞いてもらいたい、どんなにつらいかわかってもらいたい」と余計症状が増えていきます。

治ることよりも、背景にある不満を症状として表現して訴えることばかりに集中するようになってしまいます。

 

「治したい」とか「~ができるようになりたい」という目標を持った方は治療がうまくいきます。

「話をきいてほしい」というのはご自身の目標ではなく、他者に対する欲求でしかありません。

ですから、いくらその部分を追及していってもご本人が良くなることはないのです。

ご自身が変わる覚悟がないと良くなりません。

ですから、「話を聞いてほしい」という主訴で初診をご希望の方は、

当院ではなくカウンセリンを行っている施設をお勧めしています。

 

話が逸れて長くなってしまいました。

というわけで

当院は

✔予約制を重視し、人生の大事な時間を無駄にしないように努めています。

✔治療意欲がある方のみを治療対象としています。

✔医療機関で治療すべき内容なのか、ご本人のご要望内容と当院の医療で提供できる内容が一致しているか初診のご予約の段階で伺います。

✔️当院では所謂カウンセリングは行なっていません。

などの特徴があります。

 

現在の初診は3ヶ月待ちとなっております。土曜日の初診をご希望の方は11月以降となっております。

現在通院中の方の診療時間を確保しながら初診枠を作っています。

お待たせして申し訳ありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月 9, 2017

今月の健康 不眠

平成29年7月上尾市広報誌

私が今月の健康

不眠について執筆しました。

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http://www.ageomed.com/index.php?action=guide62:index

 

 

 

7月 5, 2017

漢方。

今晩は医師会と基幹病院の共催、

「モダン・カンポウ」を聴講してきました。

演者は、TVでおなじみの新見正則先生です。

新見先生は私の大学の先輩で、外科を専門とされている先生です。

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漢方の初学者向けのわかりやすいご講演でした。

初学者は風邪の治療から勉強するのが良いということでしたが、

私も内科で最初は風邪の治療がトレーニングになったと感じています。

西洋医学なら短時間で一通り診察して処方もできるのに、

風邪の患者さんに対して、体質から免疫状態・風邪のどの時期にあたるのか

など問診や触診も含めてかなりの時間をかけて処方を決めていました。

今振り返ると、次の患者さんの待ち時間は長くなってしまうし、

風邪でしんどい思いをされている患者さんには長い時間診察されるのもアリガタ迷惑だったかもしれません。

入門者は”傷寒論”を基本に処方を決めていくことがおおいのですが、

実際は”傷寒論”だけでは対処できないことも多く、”温病学”などの理論も

風邪の治療には欠かせないと感じています。

あなたの風邪には、、、葛根湯ではないかもしれません。

忘れかけていたこともいっぱいあり、

今日は初心に帰る良い機会をいただき、

感謝です。

 

6月 26, 2017

初診について。

今日も初診をご希望の方のお電話を10件以上いただいたのですが、

ご予約がだいぶ先になってしまうということで

断念された方が多くおられました。

一方9月にご予約を取られる方もおられ、

そんなにお待たせして良いものかと心配になります。

皆様がタイムリーな診察を望まれていることも存じていますし、

治療上も早期の対応のほうがスムーズです。

それにもかかわらずお役に立てずに大変申し訳ありませんでした。

大変心苦しいです。

診療の質と対応できるボリュームやスピードを両立させることは

とても難しいと実感しています。

6月 21, 2017

季節の花。

素敵な女流作家様より

 

かわいらしいナギ と

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紫陽花を

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いただきました。

 

季節の花を楽しむことができ、

とてもうれしいです。

 

明日は公務のはしごです。

せわしなく移動しているので

いつも事故を起こさないように注意しています。

 

 

6月 12, 2017

上尾市広報誌ー不眠

 

 

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http://www.ageomed.com/index.php?action=guide62:index

 

平成29年7月上尾市広報に私の執筆した「今月の健康ー不眠」が掲載されます。是非ご一読を!

今の時期、キンキンに冷やした水でつくる水出し緑茶も睡眠によいですね。冷えた水でつくる場合は、カフェインはあまり抽出されず、リラックス効果のあるテアニンが抽出されます。熱いお茶はカフェインが含まれますので寝る前だと冴えてしまいますので、ご注意を。

 

 

☆ただいま初診の予約が8月以降となっております。

折角お電話をいただいても他の機関に当っていただくことになった皆様、すみませんでした。

ご予約の方、お待たせして大変申し訳ありません。

 

 

6月 6, 2017

英語の問診票

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科の特性上、基本的に日本語がしゃべれない方は

当院では診察をお断りしていますが、

日本語がしゃべれるというお話で来院されても、

実際は???ということもあります。

初回だけ通訳してくれる方がいても、

再診からおひとりなんでこともあります。

英語がわかる人ならなんとかコミュニケーションをとっていますが、

文字でわかりやすく書いてもらった方がいいので

問診票の英語バージョン作成しました。

怪しいところもあるかもしれませんが、

通じればOKとします。

日本人との違いを意識して

日本語バージョンと内容は変えて作りました。

結構ボリュームがあり、5枚に渡っています。

6月 4, 2017

衝撃が。

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ちょっと大げさなタイトルですが。

 

6月は各方面で総会ラッシュです。出席しやすいように日曜の設定が多いようです。

今日は総会とセットで講演会を聴講できました。

 

内海健先生の「成人ASDの臨床」。

目から鱗、衝撃がありました。

いままで、自他が未分化というと人格の未熟性によるものと解釈していました。

 

それが、ASDの病理の特徴でもあるというのです。

発達障害の方は他人の心が読めないなどと言われます。

他者にこころがあるということが理解できない方もいます。

だから他者から自分に向けられている志向性に気づかないのですが、

その背景に自他の未分化があるという発想には至りませんでした。

 

ちょっと衝撃です。

また臨床で見えてくるものがありそうです。

 

早速内海先生の著書をポチッとしてしまいました。

こうやってポチッとした本が読めないまま貯めていかないようにしたいです。

もう少し本を読む余裕がほしいですね。

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今日は難しい内容でした。

 

なお、当院では発達障害の詳しい検査は行えませんのでご注意ください。

初診の予約は7月下旬まで入っていますが、現時点で7月にまだ空きがあるようです。

よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

5月 27, 2017

久しぶりの英語。

今週もやっとおわりました。

本日は初診の方を目一杯受けたので

濃厚な診療時間でした。

英語しか話せない方もいらっしゃり、

頭をフル回転させながらお話ししました。

お互いに英語が怪しいと

コミュニケーションは難しいのですが、

相手がちゃんと英語を使える人なら

なんとか通じます。

医学英語を伝えて相手に理解してもらえれば

しめたものです。

来週お会いしたときに体調がよくなっていることを

お祈りしています。

 

明日は大切な会があるので

しっかり寝たいと思います。

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これはスタッフがつくってくれた生花のアレンジメントです。来週までもってくれるかなー。