親友からの贈り物。
3周年を祝ってくれました。
立派なプリザーブドフラワー。
ベイカー社のマホガニーの花飾り台で
廊下に飾ってみました。
トップレベルの医師であり弁護士でもある彼。
とても性格がよく優しいイケメンドクターです。
彼の娘さんは特に勉強させたわけでもなく全国の学力試験で1位だそうです。
世の中にはこういうファミリーも存在します。
娘さんにはただただ健康に育ってほしいです。
今日は埼玉県の公務のはしごです。
県の職員はとても丁寧ですが、特に児童相談所のスタッフは大変優しく、恐怖心の強いこどもたちの扱いにとてもなれています。私のほうがむしろおどおどしているかもしれません、笑。
夜は慶應関連病院の医師が集ううつ病の研究会に出席してきました。
うつ病で休職し社会復帰する患者さんに私がしばしばアドバイスすることがあります。
以下にその一部を記します。
①「休職すると決めたら腹を決めましょう」
これは、休職しても仕事のことや周りの人のことが気になって気が休まらない人がいるためです。
「あの仕事どうなったかな、みんなにどう思われているかな」
すっとこの思考にとらわれている人は休職しても良くなりません。
「人生でまとまった休みを得るチャンスは滅多にない。しっかりリフレッシュして、今までとは違った自分になって今後の人生楽しんでいくぞ」
と腹を決められる人は成功します。
長い人生で、ほんの数か月なんてちっぽけな話なんです。
大自然でいかに自分がちっぽけな存在か感じる体験ができると良いですね。休養期間後半になって力が出てきたら遊ぶように指示することもあります。
②「病気になる前の自分を理想としないこと。病気になる前の自分に戻ろうとしないこと」
うつ病の人は「もともとの自分はこんなんじゃなかった」ともとの自分にこだわります。
しかし、もとの自分に戻ったら、また同じようにうつ病になります!
うつ病は心身にとって大きなショックな出来事です。(本日の仁王先生の言葉より)
うつ病前後で何も変わらない方がおかしいのです。
たとえ話をします。
インフルエンザにかかってインフルエンザを克服した場合、かかる前のあなたとかかった後のあなたは同じではありません!
インフルエンザによって免疫システムが作動し、インフルエンザに対する抗体(防御しして破壊するシステム)を身に着けます。
インフルエンザにかかる前より体に改編が起こり、もっと強い自分にかわっているのです。
うつ病だって、うつ病を克服した後は、前の自分とは違うけれど、生命体としては良くできたものになっているはずなのです。
私はよく「もともとの自分を10とすると今いくつですか?」と聞きます。
患者さんは「順調です、結構いいです」
といいながら「10分の6くらいですかね」と意外と低い数字を述べることが多いです。
では、残りの4は何か?
私はその内容を細かく聞いていきます。
もとの自分に戻るための4であれば、「それは違う」と言わせてもらう。
中には薬の副作用と思われる4であることもあるので、それは早急に対処します。
中にはリーズナブルな4を教えてくれる人もいる。
いずれにしても、「あなたはどうなりたいか?」という理想を聞きます。
なりたい自分になれるチャンスでもあるのです。
「変わる」ことができる良いチャンスは上手く使った方がいい。
「想像できる未来ならば実現できる」
「想像すらできない未来は実現しない」
戦略的にうつに強くなれる、「なりたい自分」という目標ができれば、一緒にその目標に向かっていきましょう。
今日はこのへんまでにしておきましょう。
明日は夜間の救急業務があります。
明日に備えます。
今日ワクチンが入荷したので一番乗りで予防接種を行いました。
腕が重だるいです。
私がインフルエンザにかかってしまうと多数の患者さんに蔓延させてしまう可能性があるので、私は2回接種する予定です。
料金や副作用などは最新情報をご覧ください。
今日は初診のご依頼をたくさんいただきました。
初診のお申し込みの電話に関する厳しめの内容をホームページでアピールしたので、電話が減ると見込んでましたが、想定外でした。
とても偉い先生からのご紹介も何件か重なり
対応で昼休みもなくヘロヘロです。
初診待機期間は12月に入ってしまいました、、、
今週も公務が立て込んでいるので頑張ります!
今年は早くも上尾市内でもインフルエンザの流行が始まってしまいました。
当院では当院通院中患者さんの健康を守るためにインフルエンザ予防接種を行います。
ご予約は適宜受け付けています。
小学生以上の方が対象です。
大人は基本1回、13歳未満のお子さんは2回接種(2~4週間あけて)します。
注射の費用は1回目4000円、2回目3000円です。(在庫がない場合もございますので電話でご確認ください)
なお、65歳以上の高齢者は市から補助が出て安くなる場合があります。
上尾市は平成29年10月20日から平成30年1月31日まで補助金が出て1500円で接種できます。
さいたま市は平成29年10月20日から平成29年12月31日まで補助金が出て1600円で接種できます。
そのほかにお住まいの方は市にお問い合わせください。
予防接種は必要ないという方もおられますが、インフルエンザで脳炎にかかる方も少なくありません。
そのような悲劇が起きないようにみんなで予防して蔓延を防ごうというのが予防接種の考え方です。
お互いに守りあっているという意識で予防接種を受けることが大切だと思います。
なお、当院通院中であっても小学生未満、妊婦・妊娠の可能性のある方、卵やワクチンにアレルギーのある方、当日体温が37.5℃以上ある方は当院では接種を行いません。
【注射回数について】
13歳未満のお子様は、2~4週間あけて2回注射(1回0.5ml)をします。
13歳以上のお子様~成人は1回注射、または、およそ1か月程度あけて2回注射(1回0.5ml)をします。
ただし、今年はワクチンの生産が追いつかないようで、厚生省は13歳以上の接種を一回に抑え込む方針です。
9歳以上であれば1回の接種で十分だという意見の小児科医もいます。
難しい判断なのですが保護者のご意向で決定したいと思います。
当院で在庫しているワクチンは当院通院中の患者様に優先的に確保しています。
当院通院中のかたでワクチン接種を希望される方はお早めにご予約下さい。
【効果について】3~4週間で効果がでてきます。効果は3~4か月持続します。
【 インフルエンザ予防接種豆知識】
成人の場合1回の接種でも良いとされていますが、ワクチンの有効率は、1回接種だと予防効果が64%、2回接種だと94%とされています。
1回目の予防接種を行い、1か月程度経過してから2回目の予防接種を行うといっそう効果が高まりますので(ブースター効果)
受験生や仕事を休めない職業の方、医療関係者、肺炎などのリスクのある65歳以上の高齢者などは2回接種することをお勧めします【例年】。
【インフルエンザ予防接種の副作用】
注射部位の赤み、腫れ、痛みは、接種を受けられた方の10~20%に起こりますが、2~3日で消失します。
発熱、頭痛、さむけ、だるさなどの全身性の反応は、接種を受けられた方の5~10%にみられ、稀に蕁麻疹(じんましん)がみられることもありますが、2~3日で消失します。
重症な健康被害として、ギラン・バレー症候群という神経障害がありますが、発症率は1/10万で、ワクチンとは関係なく風邪を引いた後にかかることもあります。
上尾メンタルクリニック 院長