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上尾メンタルクリニック

2月 15, 2018

漢方医学講演会

本日は自治医大にて聴講。

高名な漢方の先生でも、耳鳴りの治療はお手上げだそうです。

当院にも耳鼻科や脳外科でお手上げな耳鳴りやめまいの患者さんがたくさん来院されます。

ただ、めまいや耳鳴りでは脳腫瘍や脳血管障害などきちんと精査して異常がないことを確かめないといけません。椎骨脳底動脈循環不全もチェックしないといけませんし、はじめて知りましたが前前庭動脈の単独虚血で末梢性のめまいが生じるそうです。これはもうそうとうなハイレベルな神経内科医でないと診断できないのではないでしょうか。

当院ではMRIなどできませんので、身体科の先生の診断を信じるしかありません。

 

そういった流れで他でお手上げだった方で当院で治療効果が認められるかたは10人に2-3人くらいでしょうか。

やはり難しいですね。

 

また、むずむず脚症候群に対する治療として使えそうな漢方のレパートリーも増えました。早速使ってみようかと思います。

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2月 5, 2018

今月のアロマ。

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今月のアロマは

オレンジ、グレープフルーツ、ベルガモットです。

万人受けする初心者向けのアロマです。

元気を出します。

12月 26, 2017

インフルエンザワクチンほぼ終了。

インフルエンザ予防接種ワクチン在庫がほぼなくなりました。

1月半ば以降に1-2名接種ができる可能性がありますが、

当院の日程に合わせられる方のみとなります。

今回のインフルエンザ予防接種は以上で終了とさせていただきます。

 

12月 22, 2017

クリスマス。

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クリスマスシーズンです。

恒例となりましたが、

12月25日は受付で

お菓子をお配りします。

おひとつどうぞ。

お子様連れの方はお子様の分もどうぞ。

ただし、数には限りがありますので

無くなり次第終了です。ご了承ください。

12月 17, 2017

忘年会。

忙しすぎて目が回っています。

 

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今年もやってきました。

栄養ドリンクを流し込み大混雑の外来を

気合いで乗り越え夕方より出陣。

国会議員や県議会議員や医師会員の皆様の前で

司会進行。

私の渾身の司会進行、帰りがけにお褒めいただく先生方もおられ、ホッとしています。

参議院議員の古川俊治先生からも激励の言葉を頂戴。

同門というだけではなく、ちょっと特別なつながりがあるのです。

怒涛の1週間。明日も朝から大忙し。きついな~。

 

12月 7, 2017

師走。

何かと慌ただしい師走。公務や医師会理事の仕事をかろうじてこなしていますが、容量オーバーとなり、スタッフに助けてもらっています。

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今日は慶應大学の教室研究会で信濃町へ。慶應の専門外来の病診連携セミナーに参加してきました。

酒と食べ物の匂いで若干淀んだ電車で帰路につきます。

距離的にご紹介する患者さんはあまりいませんが、

奥の手を持っていることは大切です。

 

慶應で認知行動療法専門外来を担当している 同級生をはじめ 懐かしい先生方とお話しできてテンション高めです。

 

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慶應の睡眠医学の特任教授、東京睡眠医学センターの遠藤拓郎先生には睡眠医学に関する疑問にもお答えいただきました。兼ねてから睡眠医学には力を入れているのですが、まだまだ未解明なところもおおく最先端に触れていたいと思っていました。

 

遠藤先生には慶應の睡眠専門外来で学ばせていただくことを快諾いただき、テンションマックスです。

ただ、上尾メンタルクリニックと慶應病院を行き来する生活はかなり大変になるので、医師会の仕事を続けることは厳しいかもしれません。

 

 

11月 28, 2017

うれしい尋ね人。

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本日はうれしい尋ね人があり。

 

お一方は病院勤務時代の仲間。

 

もうお一方は漢方の恩師の一人 三浦於菟(ミウラオト)先生にゆかりがある先生。

三浦先生は中国・南京中医学院、台湾・中国医薬学院に留学された中医学の大家です。

三浦先生のお話はとても面白く、毎回教えていただくことを楽しみにしていました。

 

三浦先生より一足先に中国に留学し中医学を学んでいらした先生がサプライズで私を訪ねてくださいました。

日々の臨床でわからないことを教えていただきました。

ラッキーでした。

 

世の中では「漢方」と漠然と表現しますが、厳密には中国で伝わってきた中医学や日本独自の発展を遂げた日本漢方など流派があります。

私は中医学や日本漢方など流派に関係なく教わりましたので、ミックスした形で考えることがあります。

おいしいところ取りすればよいという考えです。

そもそも、東洋医学の薬物療法の古典とされる傷寒論や金匱要略の原文というのは実在しないそうです。

いろいろな人が残っている資料を集めたり言い伝えをまとめたりして今に至るわけです。

ですから、正解というものはないのです。

 

以前患者さんが転勤で関西に行かれることになって、紹介状を書きました。

漢方での治療を行っていたので私なりの解釈を記載したのですが、日本漢方ではなく中医学の解釈で書いた部分がありました。

しかし先方の「漢方専門医」はご存じなかったようで、返書で間違いだとしてご指摘を受けましてしまいました。

親切心だったかもしれませんが、ちょっと苦笑い。

 

このことで思い出しましたが、

今から10年以上前、漢方がそこまで医師に浸透していなかったころのこと。

即効性のある漢方を頓服で使ったり、寝る前だけ服用するよう処方することもあるのは今となっては常識です。

当時そのような使い方をしていたところ、患者さんから言われました。「内科の先生に処方を見せたら、漢方は毎日3回長期間飲まないと効かないからヤブ医者だといわれました」

絶句しました。臨床医にとって無知は罪です。

私は深遠な学問の前に常に初学者であると感じています。とにかくずっと学び続けるしかないと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11月 26, 2017

グレイス

3周年お祝いにお付き合いのある会社さまから

胡蝶蘭をいただきました。

この季節、この色は生育が難しいのですが

華やかでうれしいです。

F様ありがとう。

 

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11月 23, 2017

親友。

親友からの贈り物。

3周年を祝ってくれました。

立派なプリザーブドフラワー。

ベイカー社のマホガニーの花飾り台で

廊下に飾ってみました。

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トップレベルの医師であり弁護士でもある彼。

とても性格がよく優しいイケメンドクターです。

彼の娘さんは特に勉強させたわけでもなく全国の学力試験で1位だそうです。

世の中にはこういうファミリーも存在します。

娘さんにはただただ健康に育ってほしいです。

 

11月 8, 2017

音楽のシャワー。

こんにちは。

今日は山のように積み上がった書類の記載に奮闘しています。

パソコン画面操作はとても疲れますが、音楽のシャワーを浴びながら仕事ができるのはとても幸せなことです。

良いスピーカーを奮発しておいて本当によかったと思うわけです。勤務医時代にはこんなこと出来なかったので、自分で創り上げていくことは大変でもある一方楽しみがあります。

 

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風邪がひどく休み中に予定していた研修を始めとしていくつかの研修をお休みしてました。

こじらせてしまいちょっと長引きそうですが、

何ヶ月も初診を待ってくださった方、遠方からはるばる受診に来てくださる方などを目の前にすると全力投球になってしまいます。

 

診療内容や初診数など、一部の方にしかお応え出来ていない現状ですが、出来る範囲でやっていこうと思います。