明日から保険証使えなくなります。

マイナ保険証あるいは資格確認証をお持ちください。

政府の強引で拙速で杜撰なマイナ保険証化でずいぶんと混乱してきました。

サイバーテロの対策もできないのに、災害があった時に全部ストップしたら、どうするのか。

そもそもマイナカードが任意とだまして普及させたシステム。

河野太郎は話し合いもできないイカれた大臣だった。

一般国民の中には個人情報をカード一枚に集約させることにまだ不安を感じている人も多いのです。

しかも保険情報がリアルタイムに確認できるのかと思ったら健康保険組合が新しい情報を入力していなければ、情報確認することもできない。

全部財務省が誘導したことと思うけど、強権すぎて、やばいよ日本。

パパ間違いならぬクリニック間違い。

午前中に見知らぬ50-60代のお姉様が来院。

「初診予約してるんですけど」って。

「ああ、またか」と思いつつ

「予約されたのは”上尾メンタルクリニック”で間違いないですか？」と繰り返し確認するも、「間違いない」という。

「当院は混雑しており初診の受付は停止している」旨説明しても納得されない。

いつ電話したのか確認すると「WEBで予約した」という。

やっぱりね。

「うちはWEB予約はやってないんです。ですから、ご予約されたのは別のクリニックですね」

「じゃあ別にこっちでいいから受け付けてもらっていいわ」

「？？？」

「べつにこっちでいいから、受け付けて」

「はい？」

まあこういうやりとりは慣れていますが、

「こっちでいいわ」ってどうよ。

真剣勝負の診察を安売りする気なんてないのよ。

当院を受診したいと何ヶ月もいや年越しで待っていただく方もいらっしゃるのに、そんな感じで受診してほしくないわ。

近くに名称そっくりなクリニックできてからいろいろあるのよ。

先方のクリニックのホームページのアドレスがageomentalclinicなのを発見したときはびっくりしたなぁ。

それとは別件だけど2、3年まえにはうちのビルに「上尾メディカルクリニック」が入居。

ほんとやめてくれよ。

結局原市のほうに「上尾メディカルクリニック」がもともとあってクレームが入ったようで、その後「上尾駅前メディカルクリニック」に変更になったんだけどね。

同じビルに似たような名前で入ってくるから郵便の誤配が急増。

どちらも医師会に入会してたらこんなこと許されないのだが、ビジネスマンが医療をやるとそういうことになるのよ。

受付の釣り銭受けに「ただ今10円玉が不足してます」と表示している。

今日は10円玉40枚も出してくれた人がいた。

知らないコンビニで釣り銭不足って言われてもそこまでやってくれる人はいない。

当院では割とそういう方が多い。

これも愛着関係だと思う。

最初はASD特性が強くてコミュニケーションも難しかった人も、時間をかければ打ち解けて愛着が形成されてくるのを幾度も確認してきた。

自分にとって大事な人、大事な場所。クリニックがそんな愛着で包まれている感覚があるんだよね。

心の安全基地が実践できたと嬉しく思う場面だ。