忙しくてぶっ倒れそうであったが、前々から赤坂の弁護士と
目黒の小児科医に誘われ約束していた渋谷に出陣。
小児科医は根っからのJAZZ好きで、小児科なのにクリニックではJAZZが流れている。
土地柄芸能人や外国人が多いようだが、JAZZで患児のパパと意気投合することもあるようだ。
軽食と酒をつまみにJAZZのライブを堪能した。
ベースがメインのトリオ、いいね。
老後はこんな豊かな生活を送れるかな?
怒りのコントロール。
通常はキレやすい人の怒りを抑制するためのコントロールについての学びをイメージされると思います。
私の場合は幼少期から怒りを無理に抑圧してきたことが自身の課題であったため、むしろこの10年間は意識して怒りを言語化して表現して伝えるようにしています。自らのメンタルヘルスのためと、言葉にしないと伝わらないことが多いからです。患者さんの精神疾患の背景には発達障害(非定形発達の特性)の問題が存在していることも少なくなく、そういう傾向のある方は相手を理解するということがそもそも難しい場合があります。
また、怒る状況を決めておく、というのもアンガーマネージメントの一つになります。
今回も言いたいことを言っておきます。
もちろん言わなくていいこと、言わないほうがいいこと、角が立たずにスムーズに行くこともたくさんありますし、患者さんに反撃するというのは微妙な側面もありますが・・・
今回言いたいことは、このレビューに対してです。
私も言い過ぎかもしれませんが・・・
10月22日昼にお電話いただいた方です。
多分このブログを「無知」様はご覧になっていないと思いますが・・・
私が手一杯でお受けできずご期待に添えなかったことでお怒りのお気持ちはよくわかります。
初診の申し込みでお受けできなかったときはどなたが相手でもいつでも心が苦しいです。
これは形式的な謝罪ではなく、本心です。
ただ、今回のケースではこちらには非はありません。
初診受け入れ中止中ですが、少しでも初診の枠が作れそうならその枠で診察できるかどうか判断するために、タイミングによっては内容をお伺いすることがあります。その点をよくご説明した上で同意いただいてからお話を伺っています。
初診予約の電話についても、HPでこれ以上ないほど説明を尽くしています。
詳しくお話しになりたくない方は当院を受診しないでくださいと赤字で記載しています。
ここまで書いているのに、怒りをぶつけていくのは理不尽に感じます。
電話の内容は録音していますし、全ての初診お申し込みの電話は院長が把握しています。
今回伺った程度の内容ですとそこまで深い内容ではありませんでした。
この程度で強く反応しておられるのであれば、そもそも診察できません。
また、医師が全ての電話に出てお話を伺うということは現実的にできませんし、これからもやりません。
その程度のことはご理解いただきたいです。
電話でお話を伺うスタッフはベテランから新人までいて、新人の場合は少しスムーズさに欠けるかもしれませんが、詳細なマニュアルに乗っ取って手順通りにお話を伺うように指導しています。
何でお困りなのか、どんな治療や検査が必要で、どこまで当院でできるのか、今その治療ができる時間枠が用意できるのか、全ての初診お申込みの電話で細かに精査して、どこの枠で受けられるか緻密に計算しています。
そのためには話を聞いてみなければ何もわかりません。
今回はお話を伺った上でトラウマ治療を希望されているということがわかりました。
話を聞かずに断って欲しいとは一体どういうことでしょうか?
トラウマ治療を希望されているのかどうか、話を聞いて全体から判断するしかありません。
ご相談者ご自身がそのようなことはわからないかもしれないので、専門家である私が判断するしかありません。
最初から「トラウマ治療を受けたいのですが」とおっしゃればすぐにお答え(お断り)できました。
それならすんなり納得できたのでしょうか?
今度はそれに対して怒りをぶつけたことでしょう。
また、トラウマ治療は非常に時間がかかります。
「薬は飲みたくない、カウンセリングを希望」とおっしゃっていました。
私のスキルの問題も多いに関係ありますが、例えばEMDRは1回1時間はかかってしまいます。
面接の結果をまとめて振り返るのはその時間以上かかります。
トラウマ治療を希望されているのであれば、目下ご用意できる時間ではお引き受けできかねる状態です。
もともと基本的に「カウンセリング」をご希望の方は当院ではお受けしていない旨もHPに記載してあります。
きちんと読んで、ご希望内容とそぐわない様なら最初から当院にかかわらないでいただきたい。
ウェブメディアのお仕事をされているとのことですが、このような方がウェブで偏った記事を書いて世論に影響を与えているのかと思うと危険だなと感じざるを得ません。
自分の思い通りにならないからといって非のない相手に匿名のレビューでやつ当たる行為は暴力そのものです。
ご自身が実際に行っている「人に包丁を向けている」のと同じです。
つらいのはわかりますが、私のせいで辛くなったのではありません。
精神科医は精神疾患の専門家ですが、皆様がすでにお分かりの通り聖人君主ではありません。
そしてわかっていらっしゃらない方もいますが、サンドバックでもありません。
普通に感情を持った生身の人間です。
こういう通り魔的に当てつけられる人を好みません。
こういうことをするくらいなら最初から当院にはご依頼しないでいただきたいです。
初診をお申込みの方はHPをよく読み理解して同意されてからにしてください。
この記事をご覧になって不快な思いをさせてしまった他の方々には心よりお詫び申し上げます。