最近お二人の先輩から丁寧なお手紙頂戴しました。
今の時代メールでのやり取り、さらに砕けてLINEでのやり取りに終始しがちな世の中ですし、
私もメールに頼っているのですが、昭和の先輩方からはお手紙を頂戴することも多いです。
こんなに手間のかかることを超多忙な中わざわざやってくださると言うのは心に響くものがあります。
先輩の一人は教授。
先日の研究費の寄付に対するお礼状を教授自ら一人一人お礼状を直筆で書いていらっしゃるのです。
私の場合、謙遜なしで雀の涙ほどの額しか寄付できなかったので、逆にこれって“辱めの刑”?って被害妄想に陥りそうです(笑)。
話はそれますけど、教授は多忙です。
最近も同級生の教授就任ラッシュが続いています。
母校の教授よりも国立大学が多いですね。
それぞれ使命感を持っていて立派です。
もう一人の先輩は研修医の時にお世話になった先生です。
診察したすべての患者さんのすべての診察をレポートにまとめ、それを全部読んでいただき懇切丁寧にご指導いただきました。
文字通り有り難いことです。そこまでやってくださるのは同じ大学の先輩方以外いませんでした。本当に良くしていただきました。
その先生から転居する患者さんをご紹介いただき引き継がせていただきました。
その患者さんの診察のご報告書などのやり取りで、「ここまでしっかりと丁寧に診ているところはあまりないと思う」とご評価いただきました。私もそう思います、笑。
今回も丁寧なお手紙頂戴し、とても嬉しかったです。
大好きだった50年先輩の先生も大変な筆まめでした。
「お礼状はできるだけ早く書く」と言うのがマナーですが(私は実行できていません)、
私が盆暮の挨拶をお贈りすると、品物がまだ届いていないんじゃないかというくらい早いタイミングで丁寧でユーモアのあるお礼状が送られてきました。ご愛用の万年筆で含蓄のあるお言葉や漢詩などのお手書きをいただき、毎回楽しみにしていました。
ご多用な方がわざわざ時間を割いてくださる、そのような貴重なことに感謝しきりでした。