今年もあと少しです。
関係者の皆様には毎年大変お世話になっており心より感謝申し上げます。
さらに今年は患者さんの温かい言葉がとても支えになった一年でした。感謝の念にたえません。
私が支える側にならなくてはいけませんが、双方向の部分があることは患者さんにとっても良い作用があると感じています。
診療においても患者さんから学ぶことも多く、私にとっての先生でもあります。
たとえ同じうつ病の患者さんであっても誰一人同じうつの人はいません。それぞれの方には産まれてから、いや、生まれる前からのストーリーがあり、すべての方が異なるオリジナルなのです。
当院ではそれぞれのストーリーを踏まえて患者さんを理解し治療を考えていきたいと考えています。
不運なストーリーも少なからずありますが、生きていて良かった、幸せだ、そう感じることができるようになるために、心身共に健やかにお過ごしになれますよう心より祈念致します。
来年は課題を克服し飛躍できるようもがいてみたいと思います。
では、良いお年をお迎えくださいませ。