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8月 2, 2023

今週の読書。

水島広子先生。

大学、医局のパイセンでいらっしゃいます。

水島先生のお家柄は皆様ご存知かと思いますが、私は最近まで知らず、驚いた次第であります。

水島先生のご著書は大変チャレンジングでインパクトのあるものが多いと感じます。

小此木先生のご著書同様、今の時代ではなかなか言えないような真実をずばりと書かれているので、そういう意味でも貴重です。

水島広子先生とは大学医局の入局歓迎会か何ではじめてお会いしました。どなたかまだ存じ上げない初対面の段階で、いきなり男女共同参画に関する署名運動に署名するようご依頼いただきました。面食らっておろおろと署名しました、笑。

その後の衆議院議員としてのご活躍は目覚ましく、児童虐待防止法改正などで力を発揮され、私は水島先生とジャンヌダルクを重ね合わせておりました。

この本の中で表現されている「女」は女性という意味ではありません。男性でも、あるいはそうでなくても良いのです。水島先生を知っている方ならば水島先生が女性差別的な発言をなさることはないとお分かりだと思います。

嫁姑関係、会社の上司や部下、同僚との関係、ママ友、実の母との関係などさまざまな対人関係における困りごとに対するアドバイスが書かれています。

対人関係療法のスペシャリストである水島広子先生がズバッと答えてくれます。

上尾メンタルクリニックではこういった対人関係のカウンセリングを主訴とされる方の初診はお受けしていないと明記しています。

しかし、病気の治療をしていく中で、患者さんの周りにいる「女」(この本の表現)との対人関係の悩みのご相談を受けることは避けて通れません。

当院では私がアドバイスするというより、一緒に考えるというスタンスに重きを置いておりました。

この本に書かれてある対処法も選択肢の一つとして患者さんと共有できれば、安全基地としての機能が高まりそうですね。

 

8月 2, 2023

コロナ第9波。

上尾市内でもコロナ患者さんかなり増えています。

感染者数は報道されていませんが、実は一部医療機関で統計とっています。

患者さんでもコロナにかかって受診延期になっているかたが急増。

こどもたちはRSやらヘルパンギーナやらウィルス性急性胃腸炎も大流行。

熱中症やら色々重なったら大変ですね。

 

そんなタイミングでまたもや困った医者からの横槍が・・・

精神科の薬の副作用ー内科医編

 

通院中の男性が発熱して、◯◯◯クリニックを受診したそうです。

お仕事上外で作業されているので、普通は発熱したらまずは熱中症大丈夫かな?などと考えながら診察するのでしょうが、

呼吸症状がなかったためか、即座に「精神科の薬のせいだ。直ちに精神科医に対応させないと大変なことになる」と診断。

腹痛もあったようで、ご本人としても、「そんなわけないよな」と思いつつ、私のところに連絡をくれました。

問診の結果、薬剤性の発熱は否定し、胆嚢炎あるいは急性胃腸炎などの心配があるから、他の内科にかかるよう指示しました。

案の定ウィルス性急性胃腸炎と診断され、整腸剤などの内服で2−3日で軽快。

 

本気で誤診しているのか、

私には意味がわかりません。

 

医療関係者には危険な機関のさまざまな恐ーい情報が流れてきますが、患者さんには伝わりません。

関わりたく無いのですが、患者さんが受診しちゃうとどうすることもできません。。。

 

別の新しく開業した消化器のクリニックも相変わらず困ったもんです。

自分のわからないことは全て精神的なもの、あるいは精神科のくすりのせいにして、ご自身の診断能力を誤魔化してしまいます。会ったこともないのに、マウンティングしてくるのは、開業後の不安のためでしょうか?

患者さん集めのために、Googleレビューも高得点のやらせを餌に、書き込みを促しています。そのクリニックでパワハラセクハラにあった看護師さんへの対応もしましたし、実態はよく知っています。

そうは言っても他の機関がどんな酷いところだろうが、金儲け主義だろうが、私には関係ありません。

悪いやつなんていくらでもいますから、係っている時間が無駄なだけです。人生の時間はあまりにも短いので、お付き合いする人間は選びたいのです。

他の科を受診される場合は、信頼できるおすすめの医療機関をお知らせしますから、どうか受診前にご相談ください。

 

今回のことで改めて感じたことは、

危険なクリニックにかかって騙されても、最終的には患者さんが私のことを信じてくださったということ。

この事実は宝物以外の何ものでもありません。