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9月 21, 2017

ストレスチェック

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今日は薬剤師向けの勉強会の準備をしたのち、

産業医研修会でストレスチェックについて受講してきました。

すでにストレスチェックでの面接指導など経験しておりますが、

改めて学ぶことがありました。

精神科医の場合は産業医の立場と主治医の立場は微妙に異なります。

産業医は企業に雇われ、事業者との板挟みで時に患者さんサイドに立てないことがあります。

企業のほうもメンタル不調者を排除する動きをするところがまだあります。

主治医の場合は企業との利害関係がないため、完全に患者さんサイドの立場です。

同じ方の主治医と産業医を掛け持ちすると、うまくいきません。

ですから、私が産業医としてかかわった従業員の方に専門医の受診が必要になった場合

私は主治医になれません。

他の医師を選んでもらいます。

精神科って、いろいろ難しいのです。

そういうのってなかなか他の科の先生にもわかってもらえないこともありますし、

一般の人にはなおさら通じないことがあります。

きちんとやろうとすればするほどナイーブなんです。

 

話は変わりますが

まじめに考えてやっていると初診の受け入れ方法についても

他の科と違った微妙な問題がたくさんあるのです。

答をだすために試行錯誤しています。

 

今日は産業保健の専門家にも、大宮のベテラン精神科医にもアドバイスをいただけて

とても充実した日を送ることができました。

ありがとうございました。

 

今日も運動さぼりましたが、まあ、いっか!

じゃあ、まあ、いっか!

ジャマイカ効果で前向きに1日を終えたいと思います。

9月 21, 2017

インフルエンザ予防接種(平成29年)

今年は早くも上尾市内でもインフルエンザの流行が始まってしまいました。

当院では当院通院中患者さんの健康を守るためにインフルエンザ予防接種を行います。

ご予約は適宜受け付けています。

小学生以上の方が対象です。

大人は基本1回、13歳未満のお子さんは2回接種(2~4週間あけて)します。

注射の費用は1回目4000円、2回目3000円です。(在庫がない場合もございますので電話でご確認ください)

なお、65歳以上の高齢者は市から補助が出て安くなる場合があります。

上尾市は平成29年10月20日から平成30年1月31日まで補助金が出て1500円で接種できます。

さいたま市は平成29年10月20日から平成29年12月31日まで補助金が出て1600円で接種できます。

そのほかにお住まいの方は市にお問い合わせください。

予防接種は必要ないという方もおられますが、インフルエンザで脳炎にかかる方も少なくありません。

そのような悲劇が起きないようにみんなで予防して蔓延を防ごうというのが予防接種の考え方です。

お互いに守りあっているという意識で予防接種を受けることが大切だと思います。

なお、当院通院中であっても小学生未満、妊婦・妊娠の可能性のある方、卵やワクチンにアレルギーのある方、当日体温が37.5℃以上ある方は当院では接種を行いません。

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【注射回数について】

13歳未満のお子様は、2~4週間あけて2回注射(1回0.5ml)をします。

13歳以上のお子様~成人は1回注射、または、およそ1か月程度あけて2回注射(1回0.5ml)をします。

ただし、今年はワクチンの生産が追いつかないようで、厚生省は13歳以上の接種を一回に抑え込む方針です。

9歳以上であれば1回の接種で十分だという意見の小児科医もいます。

難しい判断なのですが保護者のご意向で決定したいと思います。

当院で在庫しているワクチンは当院通院中の患者様に優先的に確保しています。

当院通院中のかたでワクチン接種を希望される方はお早めにご予約下さい。

 

【効果について】3~4週間で効果がでてきます。効果は3~4か月持続します。

 

 

【 インフルエンザ予防接種豆知識】

成人の場合1回の接種でも良いとされていますが、ワクチンの有効率は、1回接種だと予防効果が64%、2回接種だと94%とされています。

1回目の予防接種を行い、1か月程度経過してから2回目の予防接種を行うといっそう効果が高まりますので(ブースター効果)

受験生や仕事を休めない職業の方、医療関係者、肺炎などのリスクのある65歳以上の高齢者などは2回接種することをお勧めします【例年】。

 

【インフルエンザ予防接種の副作用】

注射部位の赤み、腫れ、痛みは、接種を受けられた方の10~20%に起こりますが、2~3日で消失します。

発熱、頭痛、さむけ、だるさなどの全身性の反応は、接種を受けられた方の5~10%にみられ、稀に蕁麻疹(じんましん)がみられることもありますが、2~3日で消失します。

重症な健康被害として、ギラン・バレー症候群という神経障害がありますが、発症率は1/10万で、ワクチンとは関係なく風邪を引いた後にかかることもあります。

 

 

上尾メンタルクリニック 院長