本日は少し早めに診療を切り上げ、自治医大センター長の百村先生のご講演。
流石循環器教授ならではの、わかりやすくすっばらしく為になる内容でした。
本当に本質がわかっている人は子供でもわかるような平易な言葉で説明できます。
難しい言葉を早口でまくし立てている人は実はよくわかっていない場合があります。
自治医大の偉い先生方には個人的なつながりでとてもお世話になっており、
特に循環器科には全幅の信頼を置いています。
上尾からは近隣総合病院(F病院)の呼吸器科の先生も参加されていて
上尾の医療の質を上げていくお仲間としてとても心強く思いました。
当院では、心療内科としては一段高いレベルでの睡眠医学診療を行っていきたいと思っています。
そのためには循環器、呼吸器、耳鼻科、歯科、精神科の集学的な知識があれば鬼に金棒です。
特に循環器は大好きな科目で、精神科医になるか循環器内科医になるか悩んだ時期もありました。
今日も当科では扱うことのない中枢性無呼吸などについて学ぶことができました。
師匠に「学ぶことは自分を豊かにすることだ」とよく言われていましたが、
特に最近、学ぶしあわせをかみしめています。もしかしたらストレス発散になっているかもしれません。
それに、知識不足の医師には診てもらいたくないですよね、
知識のない医師の診療は患者のQOLを大きく損なう可能性があり私は罪に値すると思っています。
こんなことを考えながら涼しい夜風の中一駅分 歩いてきました。
体重が落ちてきました。