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4月 24, 2025

引越しの手伝い。

引越しのお手伝い。

知人が埼玉に転居して来るというので、色々お手伝い。

備え付けの可動収納棚の高さが合わないので、バラしてちょうどいい使い勝手に組み替えてあげました。

私はいろんな工具を持っています。

子供の頃は機械がどうなっているのか、よく分解しました。

で、なおせなくなって怒られたりして、笑。

 

新生活に家電を新調したいというので、

知り合いのスーパーカリスマ家電販売員を紹介しました。

ネットで見ていてもどの製品がどのようにいいのか使い勝手はどうなのか、よくわからんし時間の無駄で。

次々と家電の良し悪しなどわかりやすく説明してもらって、

ネットより安いびっくり価格を電卓で叩き出し、気持ちよくお買い物できました。

その店員さんは一見さんには対応しません。紹介者の対応でいつも忙しく、売上額がとんでもないことになっています。

知り合いの社長さんは新しい事業始めるたびに、1000万近く使ってくれると喜んでいました。

 

買い物に付き合っていたら私も欲しくなっちゃいました。

電子レンジは20年以上使っているんだけど、そろそろ新しくしようかな?

 

それから以前住んでいた家と土地を売りたいというので、知り合いの不動産屋を何社か紹介しました。

とても親切にしてくれて、仲介手数料も結構おまけしてくれます。ありがたや〜。

 

とにかくタフな交渉して相手から奪い取ったり捻じ伏せたりするようなビジネスマンはプライベートでは関わりたくありません。

いいお客さんをどんどん紹介して、ウィンウィンになるようなお付き合いでみんな幸せになろうっていうことです。

4月 20, 2025

素敵なレビューをありがとうございます。

良い評価・口コミをいただきありがとうございます。

 

この方も長い初診受け入れ中止期間をお待ちいただいた方ですね。

大変お待たせして申し訳ありませんでした。

と同時に当院の価値を見出していただき心より感謝いたします。

 

全ての初診に2時間以上かけているわけではなく、必要に応じてどこまで掘り下げるか考えながら診察を行なっています。

今回は問題の根っこが幼少時の環境にある症状を認めたため、駆け足かつ長時間お話を伺いました。

怖くて辛いお気持ちに蓋をしてずっと頑張ってこられたご様子が手に取るようにわかりました。

診察でだいぶお疲れになったり、お気持ちが揺れたかと思います。

 

これまでに受診された医療機関では解離症状を伴う不眠に対しての診断や治療がなく、不眠=睡眠薬で対処されていたようでした。

不眠の原因は何か?可能な限り背景を掘り下げていくだけでも色々なことがわかることがあります。

このようなことからも初診の段階でボタンをかけ間違わないようにしっかりと評価することが大切であると常日頃思っております。

 

時間がかかったり簡単ではないと思いますが、誠心誠意の診療を心がけて参ります。

症状に一喜一憂せずじっくりとゴールに向かって進んでいきたいですね。

 

4月 19, 2025

お待たせしました。

当院は完全予約制で、再診の方はほとんど待たずに診察を受けることができます。

10分待たせたら「お待たせしましてすみません」と声をかけます。

皆様良いかたなので、「いえいえ」と返事をしてくださいます。

私が予約時間通りに診察を始めるには、患者さんが予約時間までにきていただくことが前提です。遅刻者が重なると、ずっと後まで響くので、すぐに予約制が崩壊します。ほとんどの医療機関で予約制が崩壊するのは、やはり遅刻したり予約を守らない患者さんがいるからだと思います。

当院は厳しいですが、その結果まじめに治療を受けてくれる患者さんが当院を選んでくださり、その結果、予約制が維持できています。5分遅れてきた方も「すみません」と言ってくれます。こちらも気持ちよく診察できます。

予約が守られるために、初診のための時間を空けることもできます。再診の方が予約できない時間帯をわざわざ作っているのです。

通院患者さんの協力で初診の方をしっかり診るというシステムが守られているのです。

めんどくせえクリニックだと思われようが、この点にこだわったことで、治療に対してまじめに取り組んでくださり、尚且つお互いの時間を大切にできる質のよい患者さんが当院に集まってきました。態度が悪い方、時間を守らない方、嘘をついたり他人を損なう方とは摩擦を生じさせた結果、当院から離れて行ってくださいました。

万人受けするようなコマーシャルを打たず、文句がある奴は来るなくらいのHPを書くという前代未聞なやり方を通してきて、患者さんの質がどんどんよくなっています。この人たちのためなら全力で頑張ろうって心から思えて、改善が見られるたびに、こちらも心から嬉しいと思えるのです。

 

初診に関しては、タイミングによっては2−3周間程度で診察に至る場合もまれにありますが、新規の患者さんの受け入れを中止ていたり、予約が数ヶ月先になってしまいことが本当に多く、当院を受診したいと思ってくださった方には相当なご不便をかけてしまっています。

今日の初診の方も何年も前から当院受診を希望されていた方でした。

色々調べて都内で有名なクリニックに通ってみたり、市内の病院に行ってみたりしたものの、

ほとんど問診もなく処方だけだっと言います。

こちらを受診したいと問い合わせたものの新規の受け入れを中止していると言うことで受診を見送っていたそうです。

今回タイミングよく受診にいたったそうです。

大変な喪失体験でショックを受けておられた方で、トラウマの蓋が開いてしまわないか若干心配でしたが、色々な心の内面を吐露してくださり、両親との関係、姉妹葛藤からその後のトラウマ体験と症状の出方の関係性を紐解くことができました。

心の琴線に触れた時の涙に、思わずもらい泣きをしそうになりましたが、心を整えて診察を続けます。

悲しみを一緒に味わうと私の心も傷つくのです。本当の共感とはこのようなことだと思っています。

将来に何も希望を見出せない状態と伺いましたが、電話の予約の時点で「治療のためにお酒をやめてほしい」とお伝えしてあったことに対して、本当にお酒をやめて初診に臨んでくださいました。治療に対する真剣さをしっかりと受け止め、全力でサポートすることを誓います。

将来の希望を見出せるように、今現在の困り症状を解決して乗り越えていけそうだと、私には先が見えています。

このかたは良くなります。本当に。

 

 

 

 

4月 18, 2025

知り合いの助言ってどうよ。

循環器内科の友人が嘆いていた。

その友人は昼夜を問わず、患者さんの命を守るために、それこそ自分の命を削って毎日働いている。

典型的な職人気質の医師だ。

 

あるご婦人が心筋梗塞で運ばれてきた。胸に鋭い痛みが走り、灯が消えかけていたが、懸命なカテーテル手術により命を呼び戻した。

心臓の力は衰えたが彼女はリハビリに励み、歩いて家に帰ることができた。

 

心筋梗塞の再発を防ぐためには、悪玉コレステロールを抑えることが不可欠だ。コレステロールを下げる薬でLDLを200から90まで良下げることができて、退院できた。

しかし、退院1ヶ月後、診察に訪れてきた彼女のLDLは再び200に戻っていた。

首を傾げていると、「薬はやめました」

「友人がネットで調べてくれて、週刊誌にも載っている強すぎる薬だからやめた方がいいって」

と彼女は申し訳なさそうに言った。

服薬の重要性を説明したが、「薬は飲みたくない」と首を縦に降らなかった。

 

しばらくして、彼女は救急車で運ばれてきた。今度は心臓がさらに弱り、動くたびに息切れがし、外出すら叶わぬ身となった。

「先生の言うことを聞いておけばよかったです」

瞳の奥には深い悲しみが漂っていた。

目の前の医師よりも、見えぬ言葉を信じた代償は大きかった。

友人は医師としての無力感に苛まれた。

 

4月 16, 2025

文書作成料金の一部改定。

2025年6月1日より障害者手帳診断書(継続)の文書作成料を5500円から6600円に改定させていただきます。

その他は今の所変更予定はありません。

ご了承ください。

4月 16, 2025

モンステラって。



ちょっと後悔。

開院時から一緒に過ごしてきたモンステラ。

成長しすぎて根っこだか葉っぱだかごちゃごちゃになって収集がつかなくなってしまった。

年末の大掃除の時に、断捨離して処分しちゃったんだよね。

せっかくだったので、茎を切って花瓶に生けたのさ。

そしたら4ヶ月間元気に楽しませてくれている。

私オリジナルの切り花を長持ちさせる方法をやってるんだけどね、

ここまで持つとは思わなかった。

こんなに元気だったなんて、

処分しなければよかったな。

 

オーガスタも次々と新しい芽が出てくるよ。

 

 

4月 16, 2025

土曜の夜。

土曜の夜、診療後に公園に直行。

上尾にも天国はあったよ。

4月 16, 2025

海外気分転換。

私には気分転換の必殺技があります。

手前味噌ですが、イメージトレーニングが得意です。

コンビニでインドネシア料理のフェアなどをやっていると、とりあえず買って食べます。

ナシゴレンとかミーゴレンとかなんでもいいんですけど、

ベランダに出て、テーブルライトをつけて、観葉植物を見ながら食べればあら不思議。

シンガポールかバリにワープするのです。

すっかり心はリゾート気分。

 

20年前までは日本では今ほどショッピングモールはありませんでした。

巨大モールといえばハワイでしたね。

ですから、イオンモールとかショッピングモールにいくと、もう私の心の中はリゾートの風が吹いているのです。

「ハワイの風が吹いている!」

と十分気分転換できてしまうのです。

 

び、びんぼーくさいって?

コスパ高いやろ。

 

4月 16, 2025

綱渡りと初診の醍醐味。

前回のブログで仕事量が増えすぎて、毎日綱渡りと書きました。

カンペキっ。

 

患者さんにお渡しする書類はなんとか間に合っていますが、

最近カルテ作成が遅れがちで。

 

今はまた初診の受付を中止にしていますが、

初診はとても大事なセッションだと私は思っています。

せっかく初診のために時間を無理やり作っているのだし、

初診をちゃんとやらなくて、いつちゃんと診るというのでしょうか?という感じで。

 

症状や病気の内容にもよりますが、複雑性トラウマの方などの病歴は大概混みいっています。

「そんなことある?」と驚くような過酷な生育環境だったりして、話を聞いているとキリがなくなることも。

患者さんの時間前後感覚や記憶も曖昧で、とっ散らかっていることも少なくありません。

というわけで初診に2時間〜2時半かけてしまうことが最近続いてしまって、私もげっそりです。

(2時間もどうやって作っているの??

外来やっている医師なら当然疑問に思うでしょう。

もちろん連続して2時間は確保できません。

前半と後半に分けて、患者さんには休憩を挟んでもらいます。

その間に再診の患者さんを次々と診ていくのです。)

 

ただ、「話したくないことを無理やり聞かれた」ということにならないように注意しなければなりません。

トラウマについては患者さんの反応を見ながら慎重に伺います。

その前の段階で、「詳しく話したくないという方は当院を受診しないでください」とHPにもしつこく掲示していますし、

電話の段階で秘密主義の匂いがする人やあまり触れられたくなさそうにしている方は、他の機関にご相談していただくように誘導します。

その上で診察しているので、ほとんどの患者さんは率直に話をしてくれます。

 

まずは患者さんの緊張度合いを見て、雑談から入っていくこともあります。

最初は症状や経過の確認をし、診断のあたりをつけ、徐々にその背景となる生育歴や発達の傾向、家族歴を伺っていきます。

患者さんの言ったことをおうむ返しにしながらカウンセリングするのが基本ですが、私はあえて私が理解した言葉に言い直して患者さんに一つ一つ私の理解があっているかどうか確かめながら先に進めます。

大体前半の段階ではすでに患者さんのテーマを見出しているので、あとは占い師のようになっていきます、笑。

患者さんに言われる前に患者さんの特性などを次々に当てていくと、患者さんの目が輝いてきます。

「理解してもらえた」という感動が湧いてきた心の動きを感じると、私もだんだん乗ってきて、患者さんとシンクロしてきます。

「手に取るようにわかる」状態が共感の極みです。

最後は、今どういう状態なのか、どうしてこうなったのか、特性や生育歴、遺伝的な要素などの背景と関連があるのか、できるところまで詳しく説明します。

ご本人が話したい!って思う範囲で伺っているので、滅多にありませんが、たくさん話しているうちにトラウマの蓋が開きかけてしまうことが稀にあります。そうならないようにしていますが、そうなったとしてもちゃんと責任を持ってフォローしますよ。

 

大変だけど、やりがいはあります。

 

一方で当院では少数派ですが思考がまとまらず、意思疎通が難しい方がいます。

そういう場合は、共感ではなく、単に症候・症状の評価にとどまります。

これはどの精神科医がやっても同じですね。

 

あれ、最初に書こうと思っていた内容からそれました。

カルテの作成が遅れるって話。

流石に2時間に及ぶ診察のカルテを診療時間内にまとめるのは困難で、後回しになります。

最近は再診1回目の時までに初診のカルテができていなかったり・・・

頭の中にエピソードが入っているうちに、他の患者さんと混同しないように書かないといけませんね。

割とインパクトのあるエピソードなので、結構細かく覚えています。

 

ということで、今日はもう眠いので、寝ます・・・

4月 16, 2025

当院今年のベースアップ。

仕事量が多すぎて、

毎日綱渡り状態で。

 

あらゆる科目の中で、おそらくダントツに書類作成の仕事が多い精神科。

最近では精神保健福祉士や心理スタッフに書類作成を任せて精神科医がサインだけしているところもあるようなのですが、

当院では全て院長のワンオペです。

患者さんのエピソードを詳細に把握し、トータルで管理しています。

専門医が一から聞いて書き上げた書類に価値があると思うのですが、そんなのどうでも良いですか??

書類を受け取った患者さんはご存知と思いますが、一般的なところよりもかなりきっちりと書いておりますので、患者さんの病気の理解にも役立てていただけるようになっております。

 

しかし、あまりにも書類の量が多すぎて、とりあえず約束の日までになんとかするので精一杯。

でも、今まで書類作成の約束期限を破ったり、忘れていたことは一度もありません。

 

当院では事務スタッフに協力してもらい、全ての書類作成の期限を管理し、前日に作成完了しているか怪しいものは

スタッフから院長に確認してもらうシステムを構築しています。

 

スタッフの完璧なオペレーションで私の抜けが完全フォローされています。

 

そうです、私は、

患者さんにはお勧めしない、

完全主義です、笑。

 

スタッフには感謝しかありません。

当院スタッフは医療事務がメインなのでベースアップ加算の診療報酬請求ができませんし、無理に請求しても先行きの利益にもならない時限式のニンジンなので、うちにとってはほとんど意味のない手当です。

というわけで、ベースアップ加算はいただいておりませんが、

当院では対象者の4月の昇給8%アップ敢行します!

私の給料を減らすのみ!!

他業種に負けてたまるか!こんにゃろめ!

 

負けず嫌い、笑。