Written by 上尾メンタルクリニック
同級生がバタバタと教授に就任している。
ばたばたと、って表現おかしいけど。
友人が国立大学の循環器の教授になった。
日本の研究レベル、医療レベルをあげたいんだって。
とても優秀で、母校の慶應の教授になるとみんな思っていたが、
今回は1級先輩が慶應の教授にご就任。
全国の循環器の教授の数は慶應がトップだそうだ。
みんな偉いよね。
昔はいざ知らず、いまの教授ってお金も入ってこないし、うまみなんてないと思う。
純粋な熱意がないとやってられないと思うんだよね。
彼には循環器のことでわからないことがあると時々連絡してきた。
もともと私は循環器が大好きで、精神科と循環器を迷ったくらいだ。
だから心身医学においても循環器的な考え方やお薬を上手に取り入れている。
でも心配だから循環器の先生にちゃんとアドバイスもらって副作用にも目を光らせている。
というわけで、私がオリジナルで使っている循環器薬を用いた心身治療をそのまま処方だけパクるのはやめてほしいといつも思っている。
パクる人は副作用とか無頓着だから危ないんだよね。ほんと、やめたほうがいいって。
彼もメンタルのことで相談があると私に連絡がくる。
同期でメンタル科に進んだ者は10名以上いるのに、なんで出来の悪い私に聞いてくるんだろうと不思議に思うのだが、
まあ、一番ハードルが低いのだろう、笑。
彼が飲もうよと誘ってくれて東京にいってきた。
しばらくぶりに合うメンツもその場にいた。
研修医のときに仲良くなった呼吸器の先生が慶應の教授になっていたり、
いろんな話が聞けた。
教授になると、まわりのスタッフが恐縮してしまって、なかなか親しくなれないんだって。
教授は孤独らしい、笑。
スタッフの先生方、教授室に立ち寄ってあげてね。