人生には三つの坂があるといいます。
登り坂、
下り坂、
そしてまさか。
あ、しつこい?しつこかったですね。
非番のスタッフが新宿ISETANでケーキを買って持ってきてくれました。
昼休みに皆でいただきました。
ISETANのバイヤーさんがお友達だそうで、バイヤーおすすめのお店とのことです。
まさか、上尾で新宿ISETANの風が吹くとは。
生活保護を受けている患者さんには、それぞれ複雑な背景があり、そこに至る理由もさまざまです。
他院に勤務していた頃、生活保護から脱却できた方を見かけることはほとんどありませんでした。それほどまでに、生活基盤を立て直すというのは難しい道のりなのだと思います。
しかし今日の診察で、当院に通院していたある患者さんから「仕事も順調に始められてもうすぐ生活保護を抜けられそうです」と報告を受けました。
「ここに来る前は寝たきりだったけれど、ここまで来られたのは先生のおかげです」と感謝の言葉まで頂きました。
もちろん、これは二人三脚の成果であり、何よりご本人が努力を積み重ねてきた結果です。
転換点となる重要なことがあります。
実は今回のケースでも診療を進めるうえで、患者さんが抱える特性に早い段階で気づいていました。
しかし、多くの方にとって、自分の弱点に向き合うのは簡単ではありません。ご自身では気づいていなかったり、薄々気づいていても認めたくなかったり、あるいは受け入れるまでに時間がかかったりします。
特性を正確に説明することは、時に患者さんを傷つけてしまう可能性があります。理想的には、ご本人が自然に「自分で気がついた」と感じられるように寄り添っていくことです。
とはいえ、もしそれが自力でできていれば、そもそも受診には至っていないのかもしれません。
そのため私は、できるだけ早い段階(初診であることも少なくありません)で、つまずきの原因となっている特性を、やんわりと、時にははっきりと、丁寧にお伝えするようにしています。
「経過や臨床症状を見ると、ADHDの特性がありそうですね。ただ、自覚症状の検査では点数が低く、ご本人の感覚とは少しギャップがあるようですね。今後の診察で、一緒に特性を掘り下げていきましょうか」
このように、観察と対話を重ねながら進めていきます。
すんなり受け入れてくださる方もいれば、強く反発される方もいます。
どちらであっても、気づきの瞬間には少なからず痛みが伴うものです。
そして、その痛みを越えた先に成長が生まれます。
反発があっても、診療の時間を重ねるなかで、得意な点と苦手な点を一緒に整理していくと、患者さん自身が自覚を育てていきます。
そこから、自分に合う仕事や生活スタイルを見つけられることがあるのです。
当院で生活保護から脱却された方はまだ数人ですが、その瞬間に立ち会えるのは、私にとっても大きな喜びです。
もちろん、働ける可能性のある方もいれば、生育歴や症状の重さから、就労が難しいままの方もいます。
働くことがすべての人にとっての目標ではありません。
その人の背景を理解し、丁寧に見ていくことこそが大切だと考えています。
一方で、生活保護の利用自体を目的化し、精神科をその手段として利用しようとする人も、稀にですが見かけます。
ビジネス的に運営している医療機関では歓迎されるのかもしれませんが、私はそのような姿勢には厳しく向き合います。
医療は一人ひとりの人生に深く関わるものです。
だからこそ、目の前の方を丁寧に、誠実に診ることを大切にしています。
注)生活保護の医療扶助に関してはそれを食い物にする悪徳業者もいれば、福祉的な側面からもバックアップされている善意の業者もいます。善意で対応している機関にとっては、病状報告書の作成など無料で対応しなければいけない雑務があったり、診断書代が満額もらえなかったりネガティブな側面もあります。コロナ禍前までは市の職員が来院して病状を聴取していましたが、その後は書類を送りつけて本来職員が記載すべき書類を医師に全部作成させています。細かいことですが返信用の封筒すら入れてこないのです。なぜ生活保護担当者の業務を無償で代行し、その上送料まで医療機関が負担しなくてはならないのでしょうか。当院では100%善意で対応していましたが、市の生活保護担当の職員の中には「生活保護患者で金儲けしやがって」と決めつけている失礼な対応をする者がいます。当院としてはそういった対応を看過できないため、今現在通院している患者さんに迷惑がかからない状況になったら生活保護の指定機関を辞退する方針です。(現在当院に通院されている生活保護の方はご心配いりません)
最後にネガティブな内容でしめくくり申し訳ありません。
令和7年12月3日上尾市より重度心身障碍者医療費助成制度の対象拡大について通知がありました。
精神障碍者保健福祉手帳2級(自立支援医療併用)をお持ちの方は
令和8年1月より外来での窓口負担がなくなります。
1月から3月までは一旦窓口負担は1割お支払いいただき、後日市役所から返還されます。
4月からは窓口でのお支払いが不要となります。
生活費が上がっている中、障害を抱えている方には朗報ですね。
埼玉県の他の市町村でも同様の支援が受けられる様です。
足の怪我をしてガチガチにテーピングして過ごしておりましたが、だいぶ痛みが和らいできました。平地歩行はゆっくりなら普通の歩き方できるようになりました。
とは言え、いろいろな予定をキャンセルしたので、急に空いた時間で普段できないことをやりました。
WiFi環境をリニューアルし、IoT家電の設定を見直しました。対話型AIに相談しながらかなり詳しくなりました。AIも結構間違うし、さっき話していたこと忘れて話が変わってしまうこともあるし、その中途半端さが逆に人間みたいで不思議だなと思いました。
不安定なIoTに固定IPを設定し、安定した通信ができそうです。
エアコンのIoT化もすでに行なっていましたが、さらに詳細な設定ができるようにシステムを入れ替えることにしました。中古の良品が見つかったので届くのが楽しみです。
WiFiもスマホでこれだけ速度が出ていれば問題ありません。
有線LANでは3G程度出ていますので、まずまずですね。
訳あってNTTとAU二つの電話回線を入れていたのですが、自分で配線工事し、一社を解約することにしました。経費削減です。
来年の仕事以外の抱負は、パソコンに強くなること、怪我をしにくい体を作ることにしようかな。
明日から保険証使えなくなります。
マイナ保険証あるいは資格確認証をお持ちください。
政府の強引で拙速で杜撰なマイナ保険証化でずいぶんと混乱してきました。デジタル化で便利になると良いけれど、ある程度完成してから実装してほしい。適当に作って現場で実験させるのやめてほしい。
サイバーテロの対策もできないのに、災害があった時に全部ストップしたら、どうするのか。
そもそもマイナカードが任意とだまして普及させたシステム。
河野太郎氏は話し合いもできないイカれた大臣だった。
国民の中には個人情報をカード一枚に集約させることにまだ不安を感じている人も多いのです。
しかも保険情報がリアルタイムに確認できるのかと思ったら健康保険組合が新しい情報を入力していなければ、情報確認することもできない。
全部財務省が誘導したことと思うけど、強権すぎて、やばいよ日本。
受付の釣り銭受けに「ただ今10円玉が不足してます」と表示している。
今日は10円玉40枚も出してくれた人がいた。
知らないコンビニで釣り銭不足って言われてもそこまでやってくれる人はいない。
当院では割とそういう方が多い。
これも愛着関係だと思う。
最初はASD特性が強くてコミュニケーションも難しかった人も、時間をかければ打ち解けて愛着が形成されてくるのを幾度も確認してきた。
自分にとって大事な人、大事な場所。クリニックがそんな愛着で包まれている感覚があるんだよね。
心の安全基地が実践できたと嬉しく思う場面だ。
コロナ禍の残した爪痕は大きい。
分断、妬み、足の引っ張り合い。
余裕がなくなった人間が、自分より恵まれていると感じる人を攻撃して貶めようとする。
匿名のSNSが人間の悪い部分を後押ししてしまった。
匿名じゃないとできないことってどうよ。
人生には三つの坂があると言います。
上り坂、
下り坂、
そして、
そして、
ま、さ、か
真坂。
私にとって”まさか”が起きてしまいました。
大げさでした、すみません、笑。
なかなか忙しくて行けなかったテニスに寝不足でヘロヘロでしたが頑張って行ってきたんです。
ふつーにフォアハンドで撃ち返したときに
ふくらはぎが”ブチッ”
まさかの肉離れ、やってしまいました。
50の手習い、気を付けていたのに・・・
ということで、1~3か月はテニスはお休みです。
早速整形外科医の親友のオンライン診療です。(ほんとは触診してもらったほうがいいんですけどね)
シニア大会で優勝を目指していたのですが(ちなみに、初心者レベルです、ハイ)、目標ははるか彼方に。
自分の中の攻撃性を呼び覚ますために、若いころ通っていたキックボクシングジムを再開したいと野心を燃やしていたのが、それどころではありません。
むしろ血迷ってキックをやる前で良かった。
大けがしていたかもしれません。
ていうか、普通に歩けないし、階段昇降できないんですけど、明日からどうすんのかな、笑。
まあテーピングでもしてなんとかしますわ。
こういう時は一人開業医はつらいです。
病気やけがのとき、代わりがいないし、簡単に休むわけにはいかないのです。
以前風邪をひいたまま過労を続けていたら髄膜炎になってしまい、緊急入院になってしまったことがありました。
休みの日にスタッフに出勤してもらい、予約患者さんに片っ端から連絡してもらい予約変更や欠薬への対応について近隣クリニックへの応援要請などお願いしてもらいました。
症状がひどくて私の見込み通りに回復せず、担当医に頼み込んで完治しないまま退院させてもらいました。
這ってクリニックにいき、初日は100人近い患者さんの診療を開始しました。
生きた心地がしなかったです。
いろいろと大変だったので、とにかく患者さんを減らして1日40人程度までにしてしばらく維持していました。
最近は60人程度でなかなかきついですね。
開業するときに監査にきた先生から「まともな診察をするんだったら1日50人くらいまでだよ」とアドバイス受けたことがあります。
医師の能力にもよりますが、医師の健康を著しく損なわず、一人ひとりにまともな対応ができるためには確かにそのくらいだな、と私も感じるようになりました。
診察だけならまだしも、書類作成や公務が結構な負担です。
書類に関しては1行紹介状とか、1行自立支援診断書とか、わたしのポリシーに反するのでまじめにやってしまいます。
病歴は患者さんの財産だと思っていますから。
初診はトータル1-2時間急ぎ足でバチバチに診察するので、大げさではなく命かけて診察している感覚です。
入院して「働き方を変えなくては」と思っていたものの、医療を取り巻く環境はどんどん厳しくなっていき、調整がむずかしくなっていくばかりです。
とはいえ、けがをしてもぜんぜん落ち込まず、だいぶメンタル強くなりました、笑。
どんな職種だってそのくらいの覚悟がなければ独立なんてできないです。
最初に設備投資とか運転資金とか借金するのが普通だと思いますが、開業する覚悟が試されるのです。
必要な儀式なんですね。