2月22日。
猫の日だそうです、にゃん。
世界らん展に行ってきたので、と、わざわざお土産買ってきていただきました。そのお気持ちがとても有り難いです。
蘭は好きなので、わたしも行ってみたかったです。
クリニックの診察終了時間には看護学校の先生が、国家試験の問題を持ってきてくださいました。
とてもお世話になった先生ですが、今年度で定年退職されます。援助者としての配慮、教育者としての信念など、これ以上の方はおられないのではないと思う先生です。寂しい限りです。
今晩は(ブログアップ中に寝てしまい、次の日になってしまいました)、認知症についての講演会。
私は認知症についてまだ知識が普及していなかった時代に、とても重症な認知症患者さんの入院治療を行っていました。
当時はレビー小体病とか前頭側頭型認知症など知らない医師もほとんどでしたが、先輩の加藤雄司先生から認知症診断の歴史から詳細に教わりながら診療していました。
現在は認知症診療からは遠ざかっていました。
今回の講演会は衝撃的に素晴らしい臨床実践を披露していただいた内容で、とても勉強になりました。
家族が認知症になったら、演者の先生に診てもらいたい!と素直に思いました。
(翌日の)今日は胃カメラを受けました。
私はどーしてもうまく胃カメラを飲めずに、
完全に面倒な患者扱いです。
嘔吐反射がでると鼻がつまってしまい、鼻から呼吸ができなくなってしまうのです。
ベテランの先生にやってもらっていた時は大丈夫だったのですが、健診で若い先生にゴリゴリされてから、それ以降ダメなんですよね。トラウマなんでしょうか?笑
以前やっていただいていたベテランの先生は大病院の院長に就任されご多用すぎて気軽に頼めなくなったんですよね。
かかりつけの歯医者さんも いつも予約でいっぱい、
良医には簡単にかかれないものです。世の中そんなに甘くないですね。
今日は友人からお誘いの連絡があったり、東大の先生からご相談の電話を頂いたり、モテモテな一日でした。
薬理の大家である渡邊衡一郎先生、高江洲義和先生それぞれから睡眠薬の依存性と受容体の特性についての質問に対する詳細なご説明の連絡もいただき、感謝感激です。激務の中、一日何十件、何百件というメールの中、迅速に返信いただけて、出来る人は違うな、と感心しきりです。大事な相手だと認識されている感じもします。
薬に関してネットや週刊誌のいい加減な情報に惑わされないようにしましょう。
医師も製薬会社の説明は鵜呑みにせず、正しい知識を常に取り入れる姿勢は重要なことだと思います。
不眠のコラムは以前私が執筆したもので、上尾市の広報誌に掲載されたものです。
上尾市の公務を終え、クリニックにもどって昼食をとっています。快晴で窓際の台湾もみじも気持ちよさそうです。今日の相談者の心も快晴になると良いな!
上尾市の公務がまた増えそうだったので、チャリを購入しようと企んでおりました。折りたたみで泥除けやカゴがしっかりついているチャリってないかな?とさがしています。
医師会経由の公務でも精神科医にしかできないものがあり、他の科の先生はご存知ありません。それに加え、県の夜間救急輪番事業や警察経由の措置入院診察などの公務は医師会を経由していません。措置入院診察は大抵怒号の中で行われるもので、ストレスの高い仕事です。公的な書類の量も半端なくあります。真面目にやっている精神科医もなかなか大変なのです。他の科の先生にも是非知ってほしいな、と思うこの頃です。