残業つづきで。
今日も夜間救急輪番対応で疲れました。
いしくらさんの鰻食べて乗り切りました。
美味しくて美味しくて。
生きてて良かった。
奈良漬もうまいんだよな。
何に4回程度しか鰻食べませんが、もう、いしくらさん以外は食べられません。
いしくらのおとーさん、ずっと辞めないでね。
昔ほどではないけれど、まだまだ学歴社会が続いており、収入と相関があるようだ。
ほとんどの同級生は東大を受け、半数は東大に進学した。
私はひねくれていたので、東大が嫌いだった。
東大に行けと言われ、そういう価値観を押し付けられるのが、さらに嫌だった。
だから東大を受験しなかった。
嫌味に聞こえてしまうかもしれないが、理科三類以外なら苦もなく合格できる学力はあった。理科三類でさえ合格する可能性はあった(言うことならできるって言われるかもしれないけれど)
東大を受けていれば人生変わったかもしれない。
確かに東大に行けと言っていた大人は正しかったし、私は間違っていたかもしれない。
でも、たとえ東大行って財務省いって国を牛耳っても
ただしくないことをしているのは情け無いと思う。
嘘ついてばかりで国民だってそろそろおかしいって思うよな。
財源がないっていうけれど、財務省に都合の良いことだけ、急に予算を作れる。で、財源は?って問い詰めると「全体の中でやりくりした」と答える。
人を論破したり、騙したりするためのIQなんかに価値はあるのか。ただ勉強ができるということが人間の価値を表すのか?
学歴社会ってほんとバカバカしい、歳をとるほど実感するようになった。
大学なんか出なくてもコミュニケーション力、生活力がとてつもなく優れていて、尊敬する人も少なくない。
アスペであることは恥じなくて良いが、傲慢なアスペがのさばると人の苦しみに共感できない思いやりのない世の中になって、大変なんだよな。
今、それなんだよ、日本は。
東大出身のたくさんの仲間を批判するわけではないれけど、そろそろ東大偏重主義はやめたらいいと思う。
今日も大企業の社長さんに今後の展望についてお伺いしました。
私から誘ってお時間つくっていただいたので、うん十億稼いでいる方ですが、
私が精いっぱいのおもてなしをさせていただきました。
私の働き方はやはり消耗が激しいので、改めたほうがいいと諭されました。
私の性格的には職人技を追求して、その結果見えてきた境地というものもあり、その点は満足している部分もあるのですが、
医療の世界では国の施策でコストダウンが強行されていきます。
だれでもが安い医療費で(医療費が高いと思っているかもしれませんが、世界的に見てコスパがめちゃ高いのです。だから海外から日本の医療を横入りして乗っかろうとする外国人があとを絶たないのです)
ハイレベルな医療を受けられるという時代は終焉を迎えようとしています。
コストを払ってくれる人(結局のところ富裕層)を相手にこのまま命を懸けた医療を提供する、という路線にいくのか、
いろいろな経済状況の方に対応するために、単価がさがっても診療を簡素化して患者数を増やして対応するという(今のビジネス医療的な)路線に行くか、
とても悩ましい段階に来ています。
答えはないので、自分で決めるしかありません。
本音としては、価値がわかってくれる人に対して全身全霊で最善と私が考える医療を提供しつづけたいですね。
この臨時休診中はいろいろな用件のためめまぐるしく活動しています。
その一つにお世話になった方にできれば会いに行ったりお礼を伝えるということをしています。
20年ぶりくらいかな?
レーシングガレージのおやじさんに会ってきました。
昔話に花が咲きました。
ただ、おやじさんはサーキットでの私の走りをみて、「こいつは切れた走りをするやべー奴だな」とちょっと怖いと思っていたそうでした。
私は自分より速いレーサー、特に2輪バイクレーサーは命知らずで一本ねじがぶっとんでいると感じていたのでしたが、
どうやら私もねじが外れていたようでした。
実際に、どこかで「このまま死んでも構わない」と思って時速300キロ近くでコーナーに突っ込んでいったのです。
帰路ではどこどなく、「ああ、生きてる」と心がひりひりした感覚を覚えました。
そんな簡単に命かけるなよって話なんですが、
やるときは徹底的にやる!
そういう性格がかわっていない部分もあるのです。
いまは仕事かな。
どれだけ私が命かけて診療を行っているのか、初診の時点で感動してくれる方も一部いらっしゃることが励みになっておりますが、
初診の受付の電話のやり取りから、初診準備、初診診察、初診後の振り返りなど、全集中で長時間かけ、精神的な消耗がひどく、大変疲れます。
でもこれが私の今のやり方で、その結果身に付いた実力があるのではないかと思っています。
ただ、まわりの環境はそんなことを求めていないかもしれないのです。
当院のあり方を見つめおす良い機会としています。
ご近所さんとの良い関係を維持することはとても重要だ。
私もゴミ出しのときなど、こまめにご近所の”要人”と言われるおばちゃんと世間話をしたり、おすそ分けをしたりコミュニケーションをとるようにしている。
知っていた方がよい情報など教えてくれたり、留守がちな自宅を見守ってくれている。
自宅周囲も高齢化し、ご主人が他界し一人で暮らしているマダムも少なくない。
何かあれば何でもお手伝いしますよ、と声をかけている。
今回は食洗器を取り付けたいけど、、、とお困りのご近所さんの相談にのった。
家電量販店にいったら、大掛かりな水道、水栓工事が必要で費用もかなりかかる、と言われたという。
「そんなはずない」と立ちあがり、私が部品の取り寄せから工事まですべてやってあげることにした。
やり時は徹底的にやる。
だからたいていなんでもできる。
私が業者に任せるときは、
本当に専門的な工事か、
時間がなくてお任せしたいとき、
あるいはもともと業者との関係性があってお任せするとき
くらいである。
業者におまかせするときは何にも知らないふりをして
話を聞いている。
例えば車なんかだと、昭和の男ならできる人も少なくないが、ブレーキパッド交換くらいは自分でできるし、
シーズンタイヤの履き替えも自分でできる。ただ、時間もないし、腰を痛めたくないので、お任せするようにしている。
今回はそんなに大変でもないし、高額な工賃を請求されてもかわいそうなので、やって差し上げた。
食洗器本体も、おなじみのスーパー販売員に連絡して(今回はネット価格には勝てなかったが)格安でご紹介し、私が配送も行った。
医師としてくいっぱぐれることになったら、便利屋でも開業しようかな。
今日は良心的な診療を行なっているメンタルクリニックの集まりがありました。
患者さんの社交恐怖の治療は手慣れたものですが、自分自身はあんまり人前でお話しするのは好きではありません。
しかし、ブログでは書けない私自身の体験を皆様の前でお話ししたところ、思いの外、食い入るように話を聞いてくださり、中には「先生のその話、本に書いたらいいよ」とか「先生の話を聞いたら自分の悩みなんか小さく感じたよ」などとすごく褒めてくださったんです。
私としてはそこまでの話とは思っていなかったので、意外な体験でした。
私の話とは関係ありませんが、皆様が憂いていることがありました。
財務省が自分たちの失策に対する国民の怒りの矛先を操作し、開業医が儲けているから医療費が高くて財政赤字なんだという話にすりかえられて、維新の会などの偏った方々がそれを煽っています。
財務省が前段としてやったことは開業医と勤務医を分断させることでした。
勤務医は大変な思いをさせられて、開業医は楽をしてもうけている、そういうプロパガンダを吹聴して対立を煽りました。
精神科に関していえば、開業医はもともと勤務医を10-20年経験してから開業するのが一般的であり、そもそも勤務医と開業医は自由に行き来できるものです。それぞれの良さやデメリットがあって職業選択する話です。
人それぞれですが、私の場合は勤務医の時の3倍は働いていますし、やりたくもないボランティア的な公務も開業医として沢山担ってきました。
診療についてもしっかりとした見立てをすることにこだわっていますので、初診にかける時間もエネルギーもかなり気合いが入っています。
そのために患者さんの数をこなせるわけではないので、収入は今までの3倍というわけには全くなるわけがないのです。
良心的な診療を行なっている多くのところでは収入的には勤務医とどんぐりの背比べです。
メンタルクリニックで荒稼ぎをしている一部のクリニックが悪目立ちしているだけなのです。
それらの荒稼ぎクリニックは「コンビニメンタル」と言われ、毎日営業してすぐに受診できるという利便性が優れている(これは確かにありがたい)一方、初診を数分で済ませたり、診療の質は著しく低いことが少なくありません。
また社会的なモラルに反するような診断書などを即日発行するなどで、問題となっています。
これを悪用する人達には人気です。
依存性の高い薬もホイホイと出してくれるのでそういう方のニーズも満たします。
さらにGoogleレビューで業者などによるステルスマーケットを徹底的に行なっているので、新規オープン直後よりおびただしい数の高得点のレビューが並び、点数が高いからと患者さんが集まってくるのです。
今までの医療にはなかったビジネスの風が吹いていて、それで大儲けしているのです。
それをみて、開業医に偏見が持たれています。
そういった悪徳クリニックを駆逐しようという動きが良心的なメンタルクリニックの間で広がりつつあります。
コロナ禍で日本も大変なダメージを受けました。得ないのしれないパンデミックで医療サイドすらパニックでした。
内科の場合、「コロナでたいして役にもたたなかったのにコロナで一稼ぎした」と批判を浴びています。ちょっとこの論理はおかしいのですが、気がつきましたか?
コロナで役にたたなかった医療機関は感染対策の投資や人的な対応ができなかった機関であり、それゆえコロナ関連の収益はなく、むしろ減収となっています。受診控えが起きたからです。
一方、コロナで一儲けしたところは、感染対策の設備や人的な対応をクリアし、加算や補助金を得て、かなりの増収があったところもあります。
しかし、そのような中、本当にあくどく大儲けしたところがありました。ビジネスの匂いを嗅ぎつけた株式会社です。
に◯た◯クリニックは有名ですね。
コロナ禍にコマーシャルをガンガン流していましたよね。
社長のプール付きの豪邸やロールスロイスが頻回にテレビにでてきます。
彼は医療者ではありません。
コロナ検査を大量に引き受け、大変な利益を得ました。ところが、感染がわかった患者をフォローせず、他の機関に丸投げしていたのです。
美味しいところだけさらっていったのです。
つづく
あっつい、あっつい。
まだ6月だというのに茹だる暑さで。
しかも道路とかめちゃ混んでいるし、なんなん?
当院は臨時休診中ですが、昨日も今日もクリニックで書類作成など行なっていました。
あれっ?、窓結構汚れている。2週間前くらいに外も内も掃除したはずなんだけど。
重めの患者さんの詳細な書類を作成していたら、ほとんど仕事は捗らず。
まあ、いっか。
ところで、うつ病患者があまりいない国って知ってますか?
正解は・・・
ジャマイカ。
その心は・・・
じゃあ、まあ、いっか。とおおらかな気持ちで過ごしているから?
です。
このネタだいぶ古いですけど、以前もブログに載せました。当時は日本最速でのWeb公開と思います、笑。
この冗談を思いつきはじめに言い出したのは、我がパイセンの野村総一郎先生です。
うつ病の大家として知らない方はいらっしゃらないのではないでしょうか。
防衛医大の学長をお勤めだった際は色々とお世話になりました。
とりあえず帰り道、まだ薄明るい19時20分頃に公園に行き、芝生の上でダッシュしてきました。
芝生の上が膝に優しく、気持ち良いんですよね。
。。