上尾メンタルクリニック

八木 上尾メンタルクリニック

11月 25, 2025

パソコン嫌い。

体重系が壊れて体重が右肩上がり。

レコーディングダイエットは意義があります。

なんていうか、、、

もう女性の目を気にすることもなくなって、体形を気にしなくなってきた自分もいるのです。

良くない、うん、良くない…

 

体重計ばらしてみました。

なんか治せそうだったので、マイクロ半田付けがうまくいかず、結局復帰せず。

アナログって簡単に治せることが多いけど、デジタルは一旦故障すると基板交換とかでしょ。

次の体重計どうしようかな?

 

 

パソコンって目がしょぼしょぼするし、肩がこるし、説明書通りやっていても違う画面でてきてわからなくなるし、嫌い、笑。

だったのですが、そんなことも言っていられないので、いろいろ考えました。

ネットやPCこそ、対話式AIがよくわかるんじゃないかと。

インターネットセキュリティーなどの設定変更をプロのエンジニアを自宅に呼んで1日がかりでやってもらったんだけど、うちのセキュリティが堅牢すぎて、何もいじれなかったことがありました。

あきらめていたんですが、今回対話型AIに細かく質問しながら自分でやったらなんとうまくいきました。

え、マジ?

 

今後は自分ひとりでガンガンPCいじれそうな予感。

 

精神科医療に関しては今のところ対話型AI、ダメダメなんだけどね。

やっぱ得意不得意があるのでしょう。

 

 

 

 

11月 22, 2025

歴史。

歴史を学ぶって大事ですよね。

過去に起きたことは繰り返されるので、将来を予測するのに役立ちます。

受験だって過去問で傾向と対策を練ることで合格率は高まります。

過去に津波被害にあった場所はまた津波被害が発生します。

私は患者さんの病歴をとても重視します。

過去にどんなことがあったのか、どんな失敗を繰り返しているのか、どんなふうに乗り越えたのか。

事細かく詳細に知ることで、患者さんの弱点は何か、どんな局面で具合がわるくなるのか、良くなるきっかけはどんなパターンか知ることで圧倒的に治療が有利になります。

だから私のカルテは膨大な量になります。

自立支援や障害者手帳の診断書などで私の文書を目にした方は、他院との情報量の違いに驚くことが少なくありません。

患者さんはご覧になれませんが、情報提供書も然りです。

病歴は患者さんの財産であり、命を守る重要な情報です。

初診でまとまった時間を確保し、病歴を洗いざらいチェックすることがキーになっています。

しかし、物価高、人件費高騰のインフレにもかかわらず、診療報酬を圧縮していく政策ですから、保険診療を行っていくには高回転型診療を行わねばなりません。

これはコンビニチェーンクリニックなどがすでに行っている方法です。

初診は15分程度、再診は3分以内に切り上げるよう厳しく管理されていたりします。

患者さんの経済的負担を増やさないためには保険診療に頼って行かざるを得ないですが、

それでは詳細な病歴が得られなくなります。

11月 19, 2025

かんだんさ。

猛暑、残酷暑に続き、いきなり冬に突入。

もともと季節の変わり目など寒暖差が苦手な人も多い。

感覚が過敏だったり、変化に弱い方は、自律神経が過剰な反応起こすのでしょう。

でも大丈夫。

かんだんさー。

なんくるないさー。

ほら、もう南国のあたたさがイメージできたでしょ?

かんだんさー。

11月 18, 2025

11月18日の診療時間

11月18日火曜日は講演会の受講のため18時で営業終了とさせていただきます。

ご不便をおかけいたしますが何卒よろしくお願い申し上げます。

11月 17, 2025

財務省の本音。

財務省は、ついに本音を隠さなくなった。

長年、私は財務省が

「開業医は楽をして儲けている」というイメージづくりを

意図的に行ってきたと感じていました。

勤務医と開業医を対立させ、

医療者同士を分断することで、

抵抗力を弱めたうえで診療報酬を削る。

その構図が、今回ついに表面化しました。

2024年度の診療報酬改定では、特に開業医への打撃が顕著でした。

さらに来年度に向けて、財務省は客観性を欠いたデータを持ち出し、

医療費削減を正当化する姿勢を強めています。

その中で、ついに「勤務医の収入も高すぎる」という言説まで飛び出した。

つまり――開業医も勤務医も、標的になっているということです。

勤務医の先生方、目を覚ましてください。

財務省はあなた方の大変さを少しも理解はしていません。

病院の先生方が大変だと最初言っていたのは演技だったのですよ。

 

官僚の“率直な本音”を耳にしたことがある。

酒席とはいえ、私は財務省の官僚からこう言われました。

「医者は言うことを聞かない。

日本の頂点に立ち、財布を握っているのは自分たちだ。

医師会も病院団体にも金はやらない。どっちも潰してやる。」

当時は「万能感の強い東大アスペの暴言」だと受け取っていましたが、

今の状況を見ると、その言葉の数々が現実味を帯びてきています。

勤務医の皆さんにも、ぜひ目を向けていただきたい点です。

私たちが何か悪事を働いたわけではない。

しかし、財務省の視点では「医者はけしからん」という考えなのです。

 

 

OTCの自費化には、表と裏がある。

医療費削減のために一部の薬をOTCへ移行する動きは、

やむを得ないと思います。

私の立場では国民がデメリットも理解した上で選択するならば全然OKです。

 

しかし、

薬の自己判断はリスクを伴う。

たとえばロキソニンを

「頭痛だから」と毎日のように服用すれば、

  • 鎮痛薬乱用性頭痛を招く
  • 腎機能障害を引き起こす
  • 透析が必要になるリスクも増える

これらは私たち医師が処方の際慎重に考えている点であり、

OTCが“安全なお手軽薬”であるわけではありません。

短期的には医療費が下がるかもしれない。

しかし、長期的には透析や副作用治療で

医療費がむしろ膨れ上がる可能性もあります。

このリスクについて、財務省は国民に十分説明していない。(というかわかっていないのでは?というかわかろうともしないのでは?いやいやわかっていて全部医師の責任にしようとしているのでは?)

私はそこに深い懸念を抱いています。

 

医療の質を下げる政策は、必ず患者さんに返ってくる。

診療報酬を過度に引き下げ、医療機関は数をこなす診療に追い込まれます。

高回転・高負荷の医療は、救える命を救えなくする。

この責任も財務省は負ってほしいと思います。

国民にきちんと説明してほしい。

 

一方診療報酬をさげるならば、医療の質を守るために一定の自由度(混合診療など)を認めなければならないと思います。

質を高めた医療に正当な評価が与えられる仕組みが必要だと考えています。

財務省による命の差別化に乗っかってしまうものではありますが、我々医療者の人生もかかっています。

 

最後に

私は、医療費の議論そのものに反対しているわけではありません。

高齢化社会で医療費が増え続ける現実は、誰もが直視すべきです。

しかし――

医療者を敵に回し、

分断し、

圧力で屈服させるかのような手法には、

強い違和感を覚えます。

医療は国民の生命を支えるインフラです。

その現場で働く人々を“消耗品”のように扱う政策は、

必ず国民の不利益につながります。

私は一人の現場医として、

これからも遠慮なく発言していきたいと思います。

 

 

11月 16, 2025

シゴデキ。

上尾市長になりました。

早速記者会見です。

 

ハイ、つまらないウソです。

 

公務も頑張っています。

 

会議でいつものように全力疾走したら、他の審査委員の先生方に「そこまでやりますか?すごい…」と驚愕されました。

仕事ができる男はつらいよ、爆。

 

開業医になると、自分の評価ってフィードバックされにくくなります。

裸の王様にならないように気をつけないといけません。

勤務医の時は、たとえば総合病院など他の科や看護師、事務職そのほかいろいろな方面からの評価にさらされ、フィードバックされることも少なくありません。

開業医に対するグーグルレビューはビジネス的な側面もあり、必ずしも医師としての技術や信頼性を示しているものではありません。

そのような中で、リアルな声を聞かせてもらえることはとても貴重なことです。

紹介でやり取りした医師、患者さん、公務で関わった方々など。

 

私のブログを読むと私が自惚れているように感じられるかもしれませんが、実際は自分にも同業者にもかなり厳しいです、笑。

これからもガチンコで頑張ります。

 

11月 16, 2025

急患お断り?

—— 医療の現場から見た「完全予約制」と財務省の言説への強い懸念 ——

当院が完全予約制である理由

当院は初診・再診ともに完全予約制です。

この点について、時に「予約制=急患を診ない」と誤解されることがあります。

しかし実際には、

かかりつけの患者さんの急変には、ほぼ 100% 対応しています。

お困りの際は、どうかまずお電話ください。

予約患者さんの時間を丁寧に調整し、誰にも不利益が生じぬよう最大限配慮します。

ただし、予約制の診療を成立させるためには

患者さんにも時間を守っていただくことが極めて重要です。

その秩序があるからこそ、急な相談にも柔軟に対応できる体制が維持できます。

初診がすぐに受けられない理由

当院の初診に関しては、残念ながら「即日対応」はほぼ不可能です。

理由は単純で、精神科の初診は極めて高度で時間を要する作業だからです。

私は初診に1〜2時間、全力で集中し、

病歴、生育歴、性格、発達特性、生活背景、家族歴、リスク評価、併存疾患、環境、法的要因まで徹底して確認します。

これは、私が尊敬する師匠から学んだ

「精神科の初診は、最初のボタンをかけ違えないことが最重要」

という教えによるものです。

初診を雑に始めると治療は必ず迷走し、

患者さんに不利益が生じます。

そのため、初診枠はどうしても限られます。

おつらいところ申し訳ありませんが、「たまたま空いていたらラッキー」——それが現実です。

「即日初診」を売りにしているクリニックについて

精神科で予約なしに次々と初診をこなすというのは、

本来の精神科医療のあり方からは大きく逸脱しています。

質を重視するクリニックほど、予約枠はタイトになります。

その結果、正直に言えば “儲かる構造” ではありません。

しかし、「診療の質」を最優先にするのであれば、

このスタンスは譲れません。

財務省の言説について

ここからは、現場医として強い危機意識を込めて書きます。

近年、財務省や財政審の議論には、

医療現場への敬意も、正確な理解も、残念ながら感じられません。

特に問題だと考えるのは、

医療費を「無駄遣い」と決めつける姿勢と、

医療者への一方的な悪者扱いです。

「協力してほしい」と言われれば、医療者は応えます。

しかし、今の言説は

“断罪” と “恫喝” と “印象操作”

に近い性質を帯びています。

社会保障費が増えた理由を、財務省は正しく説明していない

医療費全体が増えたのは、

高齢者が増えたからであり、

個々のクリニックの収益が増えたからではありません。

むしろクリニック単体で見れば、

診療報酬引き下げに伴い 収入は減っています。

にもかかわらず、

•一部の悪徳クリニックのデータを利用して“平均値”を引き上げて扱う

•コロナ禍の補助金による一時的収入を意図的に切り抜く

•内部留保の実態が見える中央値は提示しない

こうした、実態を歪めたデータ提示が続いてきました。

これはもはや、政策のための分析ではなく、

政策ありきの“物語づくり”です。

 

天下り先や大企業の不祥事には寛容なのに、

医療機関には容赦なく刃を向ける

これもまた、現場として大いに疑問を覚えます。

財務省で医療費について論じている財政審のメンバーは

日本郵政の不祥事を在任時には明らかにせず多額の報酬を受け取って勇退した天下りの増田寛也氏、

消費税を社会保障に使うと言って莫大に特定の企業に還付させている経団連の代表、

などです。

 

官僚の天下り問題——

国民負担や税金の使途に関わる重大な問題は数多くあるのに、

天下り問題には触れさせようとしません。

 

医療が壊れると、最終的に困るのは国民です

今の方向性で診療報酬が削減され続ければ、

•急増する患者数に対して

•労働時間は伸ばせず

•報酬は減り

•人材は枯渇し

•質より量をこなす医療に落ちていく

そして、まともな医療は自費でしか受けられない社会になります。

 

財務省は「財源がない」と言いますが、

国民が納得できない税金の使われ方は他にいくらでもあるはずです。

最後に

国民の生命と財産を守るのが政治の役割だと思います。

高市さんには財務官僚の脅しに屈せず任務を遂行していだきたい。

健康なうちは強がっていられますが、命に関わる病気にかかれば医療の大切さを痛感します。

財務省、経団連、増田寛也氏の診療を皆でボイコットすれば、医療のことをもっと理解していただけるのでしょうか…

 

11月 15, 2025

世界一注射がうまい医師。

「先生は世界一注射がうまいね。」

最近ある患者さんからこう言われました。

お世辞を言うタイプではない方なので、なおさら胸に響きました。

もちろん、私が世界一注射がうまいはずはありません。

それでも、難病を抱え、幾度となく注射を受けてこられたその方が、

「先生が一番上手」と感じてくださったという事実は、医師として身に余る光栄です。

 

注射なんて基本中の基本の手技です。手術やカテーテル、内視鏡のような高い技術ではありません。

どうやったら痛みを最小限にできるか?そんなことに時間を割いている医療従事者は少数でしょう。

しかし「注射が怖い」という方はたくさんいますし、全てにこだわって完璧を目指すというのが私のスタイルです。

針、温度、スピード様々な観点から痛みを最小限にする工夫を研究しています。

 

インフルエンザのワクチンひとつとっても原価が高くても水銀が入っていない高品質なものをあえて仕入れたものです(現在入手できません)。

また四人分のワクチン(少し多めに入っている)を五人に分けて摂取して経費を節約している医療機関もありました。少しくらい量が少なくても効果には影響ないかもしれませんが、当院ではそのような節約はせず、ワクチンは規定量+アルファを使用しています。

こんなこだわりのためにお金持ちになれなかったのでしょうね。

経営者としてのセンスはないですが、私は医師は職人だと思っています。

 

嬉しいお手紙と患者さんの努力

今日はこんな心温まるお手紙いただきました。

とても嬉しいフィードバックをありがとうございます。

お薬の調整で状況が改善していると伺い良かったですね。

「もっと早く先生にかかりたかった」

そう言ってくださる患者さんが増えました。

しかし、10年前の僕は医師としてもっと未熟で、今の僕の方がマシです。

出会うべきときに出会ったのだと思います。

随分と遠方から通院されたいというお話でしたので最初は断ろうと思ったのですが、本当に頑張って通院されていますね。

治療のために時間とお金をかけてわざわざ遠くまで通う、そのこと自体が治療を促進させることがあります。

逆に楽して手に入れようという人は1回1回の治療をあまり大切にされない傾向にあります。

 

 

感謝のお気持ち

感謝のお気持ちをいただきました。

本当に心がこもっていて、おじさん泣きそうです。

 

 

患者さんの紹介・返書

患者さんと医師にも相性がありますし、また医師の得意不得意や思い込みなどによってうまくいくときもそうでない時もあると思います。そのような観点から、(ドクターショッピングをすすめるわけではないですが)私の治療がうまくいかないと感じた時は、別の医師で違う視点で診てもらうことをお勧めすることもあります。

紹介状というのは医師から医師へのお手紙であり、一見患者さんのもののようで違います。患者さんは開封してはいけません。そして、通常は紹介状を受け取った医師は返書を書くのが礼儀となっています。しかし返書を書かない医師も稀にいますし、診断名、受信した日付だけの内容の返書というのも少なくありません(むしろそれが一般的です)。そのような中、私の師匠先生は、返書を丁寧に書いていました。診断がきちんとついてから、見立てをフィードバックしていました。「紹介元の先生は患者さんがどうなったのか知りたいでしょ」

それを聞いてから私も丁寧に返書を書くようにしています。特に他の科の先生には「そんなふうに患者さんを診察しているんですね」と好評です。

大学の先輩から紹介された患者さんの初診について詳細にフィードバックしたところ、「こんなに詳しく診ている医師はなかなかいないよ」とお褒めの言葉をいただいたこともあります。

逆に、私の治療で部分的には良くなったもののすっきりしない部分もあった患者さんを年配の先生に紹介したところ、目から鱗の視点を返書で教えていただいたこともあります。

とはいえ、私からのフィードバックを余計なお世話だと思う先生もいらっしゃるかもしれないのは重々承知です。たとえば変にプライドの高い先生は「至らぬ点を指摘された」と感じてしまうかもしれません。

まあ、そういう先生とは関わらない方がいいので、それで距離を置けることはかえって好都合ともいえます。

 

私の力不足

身体疾患との複合により今回当院では限界と判断し、大きな病院にご紹介した患者さんがいました。

今はそちらの病院に入院中ですが、娘さんがわざわざ福岡からいらして、お土産までいただきました。

有名な大学病院の専門外来で治療がうまく行かず、そこからのご紹介で当院で引き継がせていただいたのですが

やはり私の力不足で申し訳ありません。

元気になられることを心から、心からお祈りしています。

 

 

好物の最中と哲学

 こちらも感謝のお気持ちということでありがとうございます。

毎回漢方と若干哲学的なお話がメインとなっています。

私は高校1年くらいの時にキルケゴールなどの実存主義に心奪われた時期もありましたが、医師になってからは全くです

精神科医は哲学に詳しいと思われている節もありますが、全然そんなことないです、笑。

 

 

激務お疲れ様です

こちらは湘南の風が吹きました。

流石のセンスでありがとうございます。

 

早く平穏が訪れますように

こちらは東京の風が吹きました。

私も昔は都会に住んでいたこともありましたが、東京はいろいろな意味で怖いです、笑。

住むには埼玉が一番です。

埼玉にいながら東京を感じることができました。ありがとうございます。

 

お疲れ様です

こちらもいつもありがとうございます。

励みになります。

 

11月 12, 2025

11月12日水曜日の診療時間変更

診療時間の変更のお知らせです。

11月12日水曜日は公務のため12時で診療を終了致します。

ご不便をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

11月 9, 2025

優しさってどうよ。

最近残業がひどくて夜帰る時ビルの階段の電気とかもう消えてて、暗闇の階段降りるわけ。

昨日は参加予定だった講演会と会議に行けなかったよ。

今日も公務の準備、若干ゆーうつ。

昼飯食いに外に出たら、カップルの女性が車道側歩いててね。

俺なんか、昭和の人間だから、若いころは男は女を守るべきだと思い込んでいたわけさ。

高校生のときとか、彼女には安全な所を歩かせ自分は車道側を歩いていたな。

それが優しさだと思ってた。

むしろ俺クラスになると、車道歩いて車に轢かれそうになったよ。

 

どーでもいいこと思い出したな。

早く公務の準備しろよ。

上尾みつお。