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7月 7, 2017

支えられていること。

ただいま、県の救急事業を終え、帰宅しました。

長い一日でした。

昼間には重めの用件で外出していたのですが、

イケメンの眼科の先生にばったりお会いしました。

まあ、さわやかな笑顔なこと。

私には全然そっちの気はないのですが、

なんだか気分が明るくなり救われました。

 

普段の診療でも患者さんに応援していただいている、

そう感じることが少なくありません。

とてもあり難いことです。

仕事としてかかわっているのだけれども、

人と人との交流の温かみを感じることが多々あります。

 

私はどちらかというと職人気質なので、ひたすら全力で職人として

力を尽くしており、サービス業には向かないタイプだとつくづく思います。

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いつかお話ししようと思っているのですが、治療で良くなる人と良くならない人がいます。

どのような分かれ道があるのか、私の中で目安にしていることがあります。

 

私は、患者さんの明確な「治したい」をお手伝いできるよう職人として全力を尽くすことに

これからも専念したいと思っています。

もちろん、医師と患者さんには相性というものもあります。

合わないと感じたら、無理せずにおっしゃってください。

時間さえいただければ、ご希望の機関へ紹介状もお書きします。

 

7月 6, 2017

お知らせ

平成29年7月7日金曜

12時より15時まで不在となります。

予約外の診察およびお問い合わせに応じられませんので

ご注意ください。

よろしくお願いいたします。

院長

7月 5, 2017

漢方。

今晩は医師会と基幹病院の共催、

「モダン・カンポウ」を聴講してきました。

演者は、TVでおなじみの新見正則先生です。

新見先生は私の大学の先輩で、外科を専門とされている先生です。

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漢方の初学者向けのわかりやすいご講演でした。

初学者は風邪の治療から勉強するのが良いということでしたが、

私も内科で最初は風邪の治療がトレーニングになったと感じています。

西洋医学なら短時間で一通り診察して処方もできるのに、

風邪の患者さんに対して、体質から免疫状態・風邪のどの時期にあたるのか

など問診や触診も含めてかなりの時間をかけて処方を決めていました。

今振り返ると、次の患者さんの待ち時間は長くなってしまうし、

風邪でしんどい思いをされている患者さんには長い時間診察されるのもアリガタ迷惑だったかもしれません。

入門者は”傷寒論”を基本に処方を決めていくことがおおいのですが、

実際は”傷寒論”だけでは対処できないことも多く、”温病学”などの理論も

風邪の治療には欠かせないと感じています。

あなたの風邪には、、、葛根湯ではないかもしれません。

忘れかけていたこともいっぱいあり、

今日は初心に帰る良い機会をいただき、

感謝です。