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予約

10月 28, 2023

留守電。

ごめんなさい。

開院以来はじめてのうっかりミスです。

今日は始業時間から1時間程度クリニックの代表電話が留守電になったままでした。

ご用件があっておかけいただいたのに申し訳ありませんでした。

 

午前中の50名の受診予約の他、インフルエンザワクチン30名の準備をしていてバタバタしていたら、留守電を解除するのをうっかり忘れてしまったのです。

オペレーションを見直します。

 

それにしても、予約患者さん全員ご来院、遅刻は2名だけ。

これってすごいことなんです。

おかげさまで待ち時間をミニマムに、皆様の時間も無駄にせず診療を行うことができます。

午後も同様にスムーズに診療できました。

皆様ありがとうございます。

 

9月 9, 2022

2022年インフルエンザ予防接種予約開始!

インフルエンザワクチン予防接種ご予約開始        

令和4101日よりインフルエンザ予防接種開始します。

料金は1回目4000円(税込)2回目3000円(税込、1回目を当院で接種した方)です。

ワクチン入荷数に限りがございますので、お早めにご予約ください。

なお、上尾市に住民票のある方で65歳以上の市民は、市の助成があり1500円(予定)の自己負担となります(1回目のみ)。

助成対象となる期間は令和41020日~令和5131までです。

埼玉県内の65歳以上の方であれば、同様の助成が受けられますが、お住いの市によって自己負担分が異なりますのでご注意ください。

当院通院中であっても、小学生以下、妊婦・妊娠の可能性のある方、卵やワクチンにアレルギーのある方、当日体温が37.5度以上ある方、(大人もこどもも)注射が怖くて大声を出したり暴れたりする方は当院では接種を行いません。

 

上尾メンタルクリニック 院長

8月 20, 2022

当院の待ち時間が短い理由(〜初診を受ける前に〜)。

当院は一般的な病院に比して待ち時間が著しく少ない医療機関であることは、他院に通院されていた方はよくご存知かと思います。

どうしてそれが可能なのでしょうか。患者さんが少ないからというわけではありません。

まず私自身、病院や銀行で長時間待ち、一日を費やしてしまうような状況には不便を感じていました。

確かに、オンラインではなく、わざわざ診察を受けに出向いていくという一見無駄に見える行為が実は治療においてとても重要な治療促進因子であります。

しかし、当院では患者さんの待ち時間を極力短くすることで、皆様のかけがいのない人生の時間を無駄にしないように努めたいと工夫を重ねてきました。本当にご多忙な方ほど先々のスケジュールを管理し限られた時間を有効に使っておられ、相手の時間も大切にします。人生の時間には限りがあり、一コマ一コマの時間がかけがいのないものだと知っているからです。

待ち時間の短縮のためには完全予約制にすることが第一段階で必要になります。

ただ、症状が悪化したり、家族面談が必要になるケースもあります。

そのため、変調があればご連絡をいただき、しっかり対応できる時間帯へ予約変更していただきます。

さらに、病状や初診からの期間、診療内容、採血の有無などによって診察にかかる時間をそれぞれの患者さんで見積り、予約時間を調整するなどきめ細やかな調整を行なっております。

これを成立させるためには皆様に予約時間を守っていただくことが前提となります。

しかし、交通機関の乱れなどでの遅刻やうっかり忘れなどは防げないという側面もあります。

全ての患者さんに対して予約時間と来院時間をチェックし、早すぎる方と毎回遅れる方などを統計を取って、それぞれの患者さんの予約時間を遅めに、あるいは早めに設定するなどの工夫もしております。

おそらくここまでやっている医療機関は他にないのではないでしょうか?あるいはできないかもしれません。

そこまでの努力を重ねて患者さんの貴重な時間を守っているのです。

中には、「縛られたくない」「好きな時間に来たい」と言う方もおられます。

またADHDなど段取りや時間の見積が苦手で遅刻しがちな方もおられます。

どうしても予約診療の構造に適応できない社会的機能の方もおられます。

 

予約時間を守らない人が増えたらどうなるでしょうか?混雑状況に偏りが生じ、

時間通りにご来院された方の予約時間が守られなくなります。そして、多くの機関で予約制が崩壊します。

相手の時間を大切にすると言う発想がない方もいます。

ADHDなどの症状がある方に対してある程度は配慮をしておりますが、遅刻を繰り返している方には時間の遵守のお願いをしています。

そうはいっても、遅刻は避けられない。

それよりも問題なのは、予約を完全に無視して毎回ふらっと予約外でいらっしゃる方もいます。

 

予約制で縛られたくないという方は、完全予約制の当院を受診することをご遠慮ください。

予約制でない機関もあります。そういった機関をお選びください。待ち時間は長いかもしれません。

良い悪いと言うより、どちらを重視するかと言う話でもあると思います。

 

また、初診で遅刻をされるという方は滅多におられません。通常の方は治療を期待し待ち望んで、準備して来られるからです。

当院では初診は真剣勝負の重要なセッションであると位置付けています。最初にボタンを掛け違えると、後で取り返しがつかなくなることもあるからです。大変なエネルギーを投じて初診を行なっていることは、それを体験していないと想像できないかもしれません。(受診してもピンとこない方もおられますが、、、)

それゆえ、大幅に遅刻し、しかもお約束した紹介状など提出されないなどの状況がありますと診療をお断りすることがあります。

色々なクリニックで、初診予約の無断キャンセルも問題となっています。予約料事前徴収→キャンセル料として損害補填としているクリニックもあります。

初診予約のお電話の段階で、無断キャンセルされる方をある程度見抜けますので、確実な受診の意志を確認することで当院では無断キャンセルはほとんど無くなりました。

 

当院が対応できる方は予約制をご理解してくださる方となっておりますこと、ご了承ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月 14, 2022

生き物には波がある

今日はホワイトデー。

コロナ禍になってから、食べ物を配るのは衛生面で心配なので、バレンタインでお菓子をお配りするのはやめています。

一方何人か患者さんからはチョコレートいただきました。本当にありがとうございます。

今日は業者さんやスタッフからのプレゼントを載せます。

まずは、私がファンである作家さんから

なんとも癒し系フォルムの植物。アマリリス。

容器がなくてマグカップに突っ込んでありますが、笑。

どんな花が咲くのか楽しみです。

こういうのが、幸せってやつですよ。

コロナは陰性だったものの、家庭内で濃厚接触者として隔離生活を送っていたスタッフから、ステキなお菓子。メンタルにもしんどいだろうと、美味しいフルーツを目利きしてご自宅まで差し入れにいきました。直接は会えないので玄関に置いて帰りました。それを支えに?頑張っていたようです。

食通のスタッフから、QUON 全国の福祉事業所が力を合わせて作ったチョコレートだそうです。

一般市場で通用するクオリティです。

 

クリーニング業者さんにお世話になっており、たまたま、お菓子を差し入れしたら、律儀に倍返しで社長さんサダハル アオキの高級チョコ。恐縮です。

開店祝いなどでよく贈られるというオードリー

私からは、定年で要職を務め上げられた大変お世話になった先生方が数名おられ、皆様に春らしいお菓子をお贈りしました。

 

今日は、笑顔になって帰られる患者さんが多く、どうやら私の調子がよかったようです。

とてもやりがいのある日でした。

私も人間ですから、調子がよい時も、良くない時もありますからね。

でも、すごく疲れました。

 

あ、それから、アポ無しの家族面談はできませんからね!初診の時お伝えしているのですが、忘れてしまうのでしょう。

ここ何日かいきなり家族面談希望で断りなく診察室に入ってくるご家族がおられ、驚いています。

ルールのご確認お願いしますm( )m

家族面談がいかに大切なものか十分承知しております。

だからこそ、混雑した時に急足で私も十分説明ができないまま終わってしまうことは避けたいのです。

 

11月 25, 2019

ありがたや。

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お気遣い、ありがたや。

 

 

 

※初診受付に関して

ただいま、初診のお申込みが混み合っています。

初診待機期間が長くなっており、ご予約後に症状や状況も変わってしまいますので、あまりにも先のご予約はよくないと考えています。しばらくの間、初診の受付を中止させていただきます。

ご不便をおかけして申し訳ありません。

9月 30, 2019

初診をご希望の方はご確認ください。

当ホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。

まず、最初に当院の初診は電話のみによる完全予約制で、直接のご来院はご遠慮いただいておりますこと、ご承知おきください

初診をご希望されているということは、何かお困りのことがあると存じます。

お困りの方に対して親切でありたいと日々思っております。

一方で医療に対する要求水準は年々高まっており、過度な期待をお持ちの方もいらっしゃいます。

病気として保険診療で対応できる部分と、そうでない部分もあります。

当院の能力で対応できそうなことと、対応が難しいこともあります。

当院ではお電話で詳しくお話を伺い、当院で対応可能かどうか判断させていただきます。

お電話で詳しくお話しになりたくない方は当院へのご相談をご遠慮ください。

当院でお役に立てないことがあることに関しては私にとってもつらいことなのですが、全ての方の安全基地になって寄り添えるというわけではありません。

ご要望内容が当院の対応範囲を超えていると判断した場合はお断りさせていただきます。

紹介状があってもお受けできないことがあります。

どなたでも、勇気を出して電話をかけたのに対応が難しいと言われたら良い気持ちはしません。

そのようなことを少なくするために事前にご理解いただきたいことがあります。

著しく長文ですが、当院のポリシーを記載いたします(おもに当院の限界のお話です)。

 

✔当院は完全予約制となっております

初診診察に必要な時間を確保するために、再診の方がご予約を入れることが出来ない枠を作っています。

1日に確保できる枠は限られますので、ご予約が先になる場合が常態となっております。(2−3ヶ月間の予約が埋まると、予約の受付自体をしばらく中止にしています。)

当院では初診をとても大事なセッションと考えています。

初診をいい加減に行うことでボタンの掛け違いが将来取り返しのつかない事態を引き起こす可能性があるからです。

当院では診療の質を維持するために初診予約制を固持しています。

貴重な時間を確保しているために、初診を無断でキャンセルされた方は信頼関係を築くことが難しいと判断し、その後の診察はできません。また大幅な遅刻をされたり、お約束の診療情報提供書を提出されない、あるいは医療機関から医療機関へのお手紙である診療情報提供書を患者様が許可なく開封されている場合は当院での診療ができない場合がございます。

予約制で縛られるのがお嫌という方は当院の受診をご遠慮ください。お互いの時間を大切にする静かな大人の診療所です。

タイムリーな診療も大切なことです。予約が要らない即日初診受け入れ可能な施設は大変貴重な存在であることも間違いありません。

専門を極めた診療を半年以上の予約待ちで、数万円の自費で行なっている施設もあります。

いろいろな機関があり、良い悪いだけではなく何を優先させるかの問題となります。

✔️当院のキャパを超えた患者数を受け入れてしまうとお一人お一人の診療の質が低下してしまいます。ご予約が混み合って来た場合、初診の受付を休止する場合がございます。タイミングの問題でお断りせざるを得ないことがあります。申し訳ございません。

✔初診の申し込みのお電話をいただく前に、ホームページの「受診の流れ」をご熟読、当院の趣旨にご同意の上お電話をください。

お電話でご本人から詳しくお話をお伺いします。ご本人以外からのご相談は承っておりません。

最初にお断りしているのですが、「どうして電話でこんなこと話さなければいけないのか」と怒り出す方がおられます。

詳しくお話をお伺いして当院で対応可能か、あるいは他の機関が適切か、保険医療での対応範囲かどうかなど総合的に判断させていただいています。

この方式はのちのちの診断や治療にとても重要な手がかりとなるため、省くことは致しません。

さらに、診察では診断や治療に必要なさらにプライベートなことを伺っていきます。

お電話で詳しくお話しになりたくないようでしたら、他の機関でのご相談をお勧めいたします。

言いたくないことはあっても構いませんが、秘密主義が行き過ぎる人は治療になりません。なかなか治療が進展しない方に大きな隠し事があったということはしばしば見られることです。

お電話でのお話が初診での内容と大きくかけ離れ事実を故意に隠して受診されたことが判明した場合その後の診療ができません。

もちろんトラウマに関わることはデリケートに扱うように注意しております。

また、ご家族からのご相談は受けておりませんので、家族相談を行っている別の機関にご相談ください。

当院ではご自身が問題意識を持って、治したいという気持ちを持って受診を希望されているご本人のみ診療を行なっています。

 

✔お話を伺ったあと、当方でお電話でのやり取りの様子や内容などを確認します。医師が診察の合間を縫ってチェックさせていただきますので、その間はお待ちいただき、再度お電話をかけ直していただきます。フリーダイヤルではございませんので、ご相談中の電話代は自己負担となります。このシステムにもご納得いただけない方は当院へのご相談をご遠慮ください。

お電話のやり取りで、電話対応者に高圧的な態度をとられたり、無理な要求をされるかたは、治療をお断りします。精神科の治療ではとくに信頼関係が大切になってきます。最初から不信感が強かったり、攻撃的なかかわりがありますと、良好な治療関係ができないのは明白です。ボタンの掛け違いどころか、ボタンをかけることすらできません。

それに私はスタッフをとても大切にしています。スタッフに暴言などを浴びせる方は許容いたしません。DVや虐待防止は自らのクリニックから行うべきと考えております。皆様の安全基地である前提として、我々の安全基地であることも大切だと考えています。

✔当院には入院できる施設はございません。入院が必要な方、入院を要する状態になると予見される方(入院歴があって現在服薬が不安定な方も含む)、入退院を繰り返している方は、入院施設のある機関あるいは入院施設のサテライトクリニックなどをお勧めいたします。

✔「とりあえず一回だけ話を聞いてほしい」という方もたくさんいらっしゃいます。セカンドオピニオンも含め、医療相談的な内容は対応しておりません。当院では治療を希望されているという前提で全力で治療に結び付けられるような評価を初診で行います。治療を受けるつもりがなく、冷やかしで一回だけ話を聞きたいという方がおられますが、診断するだけでは、手術しかけたまま終了するような中途半端な状態で終わることになり、ご本人に悪影響を及ぼす可能性がありますので、当院でお受け致しません。

✔初診予約の順番、待機期間につきましては、ご相談内容によって予約の順番と予約できる枠が前後することがございます。

お急ぎの方は即日受診可能な他の機関にご相談ください。

 

✔️身の上相談、近隣トラブル、離婚や不倫など夫婦関係の相談、恋愛相談、育児相談、生きがいについてのご相談などをメインの主訴とされる内容は扱っておりません。基本的に精神科医はカウンセラーではありません。私の人格が優れているわけでも、人生経験が豊富なわけでもありませんので、アドバイス的なことはあまりご期待なさらないでください。もちろん、病気の治療のため通院中の患者さんがお困りのことがあれば、短時間ですがわかる範囲で意見を述べさせていただきます。

✔「とにかく話を聞いてほしい」という主訴の方は当院ではお受けしておりません。深い理由がありますが、一般の方には難しいので詳しくは省かせていただきます。もちろんお話の内容から言語表出を促した方がよいと当方が判断する方は例外です。なお、当院では病気や薬についてのきちんとした説明は当たり前の前提です。診療に必要なことはこちらから質問させていただきます。話を聞いて欲しいのか、症状を治療したいのか混同されているかたが時々いらっしゃいます。とにかく話を聞いて欲しい!いう方は他の機関をご利用ください。

✔️診断書目的の受診はお断りする場合があります例えば、ご本人が治療を必要としないのに休職の必要性を証明するよう要求される場合、事実関係を把握できない内容に関して訴訟のために本人の一方的な訴えに沿った内容の診断書を要求する場合、適応ではないのに障害者年金を得るための診断書を要求する場合、勤務先にサボタージュや特別な待遇を受け入れさせるための目的の診断書を要求する場合など。そのような疑念が生じると判断した場合はご希望内容の診断書作成に一切応じられません。目的を達成するために、受診者がご本人にとって都合の良いことしかお話にならないことがあります。偏った情報の中でニュートラルな判断ができないため、公文書である診断書を受診者の求めに応じて発行するということはできません。当院では不正行為に加担することは致しません。お一人の利権より公益を尊重する場合があります。当院では診断書目的の受診には基本的に応じない方針としました。不当に診断書を利用する行為は詐欺となりますので、通報する場合があります。

 

✔パーソナリティ障害の治療は当院ではできません。一方的、被害攻撃的で自分の要求を突き通すタイプの発達障害の方、ADHDに伴った反抗挑戦性障害の方も含みます。

私の経歴上パーソナリティ障害の方を救急医の立場からも精神科医の立場からも診察していたことがありますが、私の治療スタンスとは相性がよくないことが多いと感じてきました。自分のよくない点を治したいのか、周りをコントロールしたいのか混同されている方がいます。治療目的が共有できず、安全基地も壊されてしまうことがあります。申し訳ありませんが、私にはパーソナリティ障害を治療する能力が足りません。当院での治療をご希望されてもご本人にとって有益になりませんので、パーソナリティ障害の治療ノウハウのある機関をお探しになることをお勧めいたします。不適切な治療を受けてこじれてしまうことは避けたいものです。

✔️攻撃性や暴力性が著しい方の治療は当院ではできません。当院は通院されている方の安全基地として在りたいと考えています。怒鳴ったり、物を壊したり、騒いだり、暴力を振るうことは他の患者さんの脅威となります。静かで穏やかな、他者を守る大人の安全基地となるようなクリニックでありたいのです。

✔️お薬をどうしても使いたくないとおっしゃる方もおられます。症状内容によっては治療がうまくいかない場合があります。

また、服薬に対する構えは、対人関係における大事な意味合いを持つことがあります。お電話で必ず「服薬に抵抗感があるかどうか」をお伝えください。

悪い意味での「薬漬け」は当院でも反対の姿勢ですが、最初から薬無しでの治療に拘っていらっしゃる方は、「薬に頼らない治療」を謳っている機関などにご相談ください。

逆に大量の薬を希望される方も受け入れが難しい場合もございます。薬を指定して強く処方を要求する方も薬物依存の可能性があり、当院での治療ができません。

✔拒食症などの摂食障害、アルコールなどの依存症、万引きなどの嗜癖行動などの治療できる体制ではありません。

✔未成年の診療は基本的に行なっていません。

✔すでに当院に通院されている方のご家族が受診を希望される場合、お引き受けできるケースとできないケースがあります。

夫婦関係でもめている場合の配偶者、親子関係で葛藤がある場合の親または子などはお引き受けできません。

弁護士が係争中のお二人を同時に弁護できないのと同じように両者の立場にたってご支援することができないからです。

 

✔土曜日は大変込み合います。初診後間もない方や、おりいった話がある方、家族面談など特別な診察時間をご希望の方は土曜日を避けていただきますようお願い申し上げます。事前にお伝えくだされば、医師が必要と判断した上で時間調整させていただきます。

 

✔上記の「他の機関」は特定の機関を示していません。保険医療機関に限りません。

お電話でご相談内容をご専門とする他の特定の機関をご紹介することもありますが、

それぞれの機関にはそれぞれのポリシーがありますので、当院で他の機関の受け入れ状況は分かりかねます。

ご自身でお探しいただき直接ご相談していただくようお願いしております。

 

初診でボタンの掛け違いを少なくし、同じ方向を向いて治療を共有していけるかどうか、大変重要なことです。

どのようなご希望があるのか、詳しくお聞かせください。当院を安全基地とされる方とそれが難しい方がいらっしゃると思いますが、当院の安全基地に入れなかった方も当院以外の安全基地があるはずです。がっかりしすぎないでいただきたいと思います。

こちらで対応できないのは、あなたのせいではなくて、当院の対応能力の限界によるものです。

当院を安全基地とされた方には家族同様の思いやりを持ってお役に立ちたいと心より思っています。

どうぞご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

長文に最後までお付き合いいただきありがとうございました。

院長

 

 

 

 

 

 

 

10月 30, 2018

初診のご予約は年明けになります。

おつらいところ大変申し訳ありませんが、年内の初診枠は全て埋まってしまいました。ご紹介状があっても調整が難しい状況となっています。さいたま市や鴻巣を含めますと新規の開業診療所も多数ございますので、ぜひそちらにご相談ください。ご迷惑をお掛け致しますが、ご了承ください。

また、EMDR  というトラウマカウンセリングについてお問い合わせをいただくこともありますが、現在全ての枠がうまっています。当分の間は受け入れができません。また、当院に通院中の患者さんのみのオプションですので、それを目的とした受診希望の方の受け入れも行なっておりません。カウンセリングを目的とした方は他の施設にお問い合わせいただくようお願いします。ご了承ください。

上尾メンタルクリニック院長

5月 22, 2018

トラウマ治療。

今晩は終診後、トラウマ治療のスーパービジョンを3時間弱受けました。

ガチにプロフェッショナルなアドバイスをいただけました。

スーパーバイザーの先生は一般の方では想像がつかないほどの鋭い分析能力をもっています。保険診療ではその価値をカバーできないためその先生は自費で診療されています。

今回伺いきれなかったことがたくさんありますので、次回も個人コンサルテーションを申し込みます。

一回万単位で謝礼をお支払いすることになりそうですが、それ以上の価値のあるものです。

いつか同じレベルでお話ができることを目標にトレーニングしていこうとおもいます。

 

ところで、

 

皆さんがイメージする精神科の診療とは、どんなイメージでしょうか?

飲みたくない薬なんか飲まないでいいよ、と、いくらでも話を優しく聞いてくれて、的確なアドバイスが毎回もらえる夢のような治療?(それが自立を阻害しまったく治療にならないことは多々ありますが・・・)

心の病気だけでなく他の科でみつからない全身の病気を見つけ出して治療までしてくれるオールマイティーな治療?

待ち時間無しで、自分だけの時間をいくらでも確保してくれる診察?

保険診療で自己負担は最小限に、夢のような最高の診療がうけられるのが当然だと思っている方も散見されます。

残念ながらそんな夢のようなセラピーを保険で受けられるというのはめったにありません。

一流のセラピーは保険をつかって安いコストで受けられるわけではなく大概自費でそれなりの対価を支払うことになります。

当院では保険診療でできる限りのことをしていますが、夢のような過大な要求をされる方は最初からあるいは、それが明らかになった時点でお断りすることにしています。

精神科医療はサービス業になってしまってはまともな治療ができないと思っています。

軽い陽性転移を上手に扱っていくことが治療の成功に結びつくことがあります。

あるいはご本人の間違っているところを指摘しないといけないかもしれません。

だからサービス業では治せないのです。

当院にたいしてサービス業のような「お客様神様対応」を望んでいらっしゃる方はうまくかみ合わないと思います。

ボタンのかけ違いが続いてしまわないように、わかり次第対処していくことになります。

 

当院には遠方からわざわざ来院してくださる信頼関係が醸成されている方も少なくありません。

一方で初診の申し込みあるいは初診の段階で要求される内容が当院の提供できるものと合わず、治療契約を結べないケースも少なくありません。

「自分だけは特別扱いしてもらって当然だ」という意識でいらした方は、面食らって電話口で怒り出すこともあります。

これは避けて通れないものだと今はあきらめています。

 

今日は厳しいお話でした。

癒しを求めてご覧になっている方、ごめんなさい。

そんなあなたには等々力渓谷の癒しを。

 

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9月 13, 2017

初診のお申し込みの前に必ずお読みください。

当ホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。

初診をご希望されているということは、何かお困りのことがあると存じます。

お困りの方に対して親切でありたいと日々思っております。

一方で医療に対する要求水準は年々高まっており、過度な期待をお持ちの方もいらっしゃいます。

病気として保険診療で対応できる部分と、そうでない部分もあります。

当院ではお電話で詳しくお話を伺い、当院で対応可能かどうか判断させていただきます。

お電話で詳しくお話しになりたくない方は当院へのご相談をご遠慮ください。

当院でお役に立てないことがあることに関しては私にとってもつらいことなのですが、全ての方の安全基地になれるというわけではありません。

ご要望内容が当院の対応範囲を超えていると判断した場合はお断りさせていただきます。

紹介状があってもお受けできないことがあります。

どなたでも、勇気を出して電話をかけたのに対応が難しいと言われたら良い気持ちはしません。

そのようなことを少なくするために事前にご理解いただきたいことがあります。

長文ですが、当院のポリシーを記載いたします(おもに当院の限界のお話です)。

 

✔当院は完全予約制となっております

初診診察に必要な時間を確保するために、再診の方がご予約を入れることが出来ない枠を作っています。

1日に確保できる枠は限られますので、ご予約が先になる場合が常態となっております。(2−3ヶ月間の予約が埋まると、予約の受付自体をしばらく中止にしています。)

当院では初診をとても大事なセッションと考えています。

初診をいい加減に行うことでボタンの掛け違いが将来取り返しのつかない事態を引き起こす可能性があるからです。

当院では診療の質を維持するために初診予約制を固持しています。

貴重な時間を確保しているために、初診を無断でキャンセルされた方は信頼関係を築くことが難しいと判断し、その後の診察はできません。

 

タイムリーな診療も大切なことです。予約が要らない即日初診受け入れ可能な施設は大変貴重な存在であることも間違いありません。

専門を極めた診療を半年以上の予約待ちで、数万円の自費で行なっている施設もあります。

いろいろな機関があり、良い悪いだけではなく何を優先させるかの問題となります。

✔️当院のキャパを超えた患者数を受け入れてしまうとお一人お一人の診療の質が低下してしまいます。ご予約が混み合って来た場合、初診の受付を休止する場合がございます。タイミングの問題でお断りせざるを得ないことがあります。申し訳ございません。

✔初診の申し込みのお電話をいただく前に、ホームページの「受診の流れ」をご熟読、当院の趣旨にご同意の上お電話をください。

お電話でご本人から詳しくお話をお伺いします。ご本人以外からのご相談は承っておりません。

最初にお断りしているのですが、「どうして電話でこんなこと話さなければいけないのか」と怒り出す方がおられますが、

詳しくお話をお伺いして当院で対応可能か、あるいは他の機関が適切か、保険医療での対応範囲かどうかなど総合的に判断させていただいています。

この方式はのちのちの診断や治療にとても重要な手がかりとなるため、省くことは致しません。

さらに、診察では診断や治療に必要なさらにプライベートなことを伺っていきます。

お電話で詳しくお話しになりたくないようでしたら、他の機関でのご相談をお勧めいたします。

言いたくないことはあっても構いませんが、秘密主義が行き過ぎる人は治療になりません。なかなか治療が進展しない方に大きな隠し事があったということはしばしば見られることです。

もちろんトラウマに関わることはデリケートに扱うように注意しております。

また、ご家族からのご相談は受けておりませんので、家族相談を行っている別の機関にご相談ください。

 

✔お話を伺ったあと、当方でお電話でのやり取りの様子や内容などを確認します。医師が診察の合間を縫ってチェックさせていただきますので、その間はお待ちいただき、再度お電話をかけ直していただきます。このシステムにもご納得いただけない方は当院へのご相談をご遠慮ください。

お電話のやり取りで、電話対応者に高圧的な態度をとられたり、無理な要求をされるかたは、治療をお断りします。精神科の治療ではとくに信頼関係が大切になってきます。最初から不信感が強かったり、攻撃的なかかわりがありますと、良好な治療関係ができないのは明白です。ボタンの掛け違いどころか、ボタンをかけることすらできません。

お電話の段階でトラブルになる方は初診をお受けすることができません。(ごく普通のやり取りでトラブルになることはありません。一部の方です)

それに私はスタッフをとても大切にしています。スタッフに暴言などを浴びせる方は許容いたしません。DVや虐待防止は自らのクリニックから行うべきと考えております。

 

✔「とりあえず一回だけ話を聞いてほしい」という方もたくさんいらっしゃいます。セカンドオピニオンも含め、医療相談的な内容は対応しておりません。申し訳ございません。

✔初診予約の順番、待機期間につきましては、ご相談内容によって診察に必要な時間枠が異なります。予約の順番と予約できる枠が前後することがございます。

ですから、初診の予約待機期間のだいたいの目安はお伝えできますが、具体的な初診待期期間は内容をお伺いしてからでないとお答えできませんお話をお伺いする前に「初診はいつになるのか」と具体的な初診待期期間について明らかにするよう強く追求される方は、即日受診可能な他の機関にご相談ください。

✔️身の上相談、近隣トラブル、離婚や不倫など夫婦関係の相談、恋愛相談、育児相談などをメインの主訴とされる内容は扱っておりません。よくわからない時はお電話で治療対応可能な範囲かご相談ください。基本的に精神科医はカウンセラーではありません。私の人格が優れているわけでも、経験が豊富なわけでもありませんので、アドバイス的なことはご期待なさらないでください。

✔「とにかく話を聞いてほしい」という主訴がメインの方は当院ではお受けしておりません。深い理由がありますが、一般の方には難しいので詳しくは省かせていただきます。もちろんお話の内容から言語表出を促した方がよいと当方が判断する方は例外です。なお、当院では病気や薬についてのきちんとした説明は当たり前の前提です。診療に必要なことはこちらから質問させていただきます。話を聞いて欲しいのか、症状を治療したいのか混同されているかたが時々いらっしゃいます。とにかく話を聞いて欲しい!いう方は他の機関をご利用ください。

また、当職は人間サンドバックではありません。今までの人生で積み重なった怒りを目の前の私にぶつけられても困ります。

✔️診断書目的の受診はお断りする場合があります例えば、ご本人が治療を必要としないのに休職の必要性を証明するよう要求される場合、事実関係を把握できない内容に関して訴訟のために本人の一方的な訴えに沿った内容の診断書を要求する場合、適応ではないのに障害者年金を得るための診断書を要求する場合、勤務先にサボタージュや特別な待遇を受け入れさせるための目的の診断書を要求する場合など。そのような疑念が生じると判断した場合はご希望内容の診断書作成に一切応じられません。目的を達成するために、受診者がご本人にとって都合の良いことしかお話にならないことがあります。偏った情報の中でニュートラルな判断ができないため、公文書である診断書を受診者の求めに応じて発行するということはできません。当院では診断書目的の受診には基本的に応じない方針としました。不当に診断書を利用する行為は詐欺となりますので、通報する場合があります。

 

✔人格障害(パーソナリティ障害)の治療は当院ではできません。お電話の内容から人格障害であると判断した場合はお断りいたしますが、ご本人が自覚されていないことが多いので、受け入れが難しい根拠をお伝えできない場合があります。

私の経歴上パーソナリティ障害の方を救急医の立場からも精神科医の立場からも診察していたことがありますが、私の治療スタンスとは相性がよくないことが多いと感じてきました。自分のよくない点を治したいのか、周りをコントロールしたいのか混同されている方がいます。治療目的が共有できず、安全基地も壊されてしまうことがあります。申し訳ありませんが、私にはパーソナリティ障害を治療する能力が足りません。当院での治療をご希望されてもご本人にとって有益になりませんので、パーソナリティ障害の治療ノウハウのある機関をお探しになることをお勧めいたします。不適切な治療を受けてこじれてしまうことは避けたいものです。

✔️攻撃性や暴力性が著しい方の治療は当院ではできません。当院は通院されている方の安全基地として在りたいと考えています。怒鳴ったり、物を壊したり、騒いだり、暴力を振るうことは他の患者さんの脅威となります。静かで穏やかなクリニックであり、そこが当院の良い特徴としたいのです。

✔️お薬をどうしても使いたくないとおっしゃる方もおられます。症状内容によっては治療がうまくいかない場合があります。

また、服薬に対する構えは、対人関係における大事な意味合いを持つことがあります。お電話で必ず「服薬に抵抗感があるかどうか」をお伝えください。

悪い意味での「薬漬け」は当院でも反対の姿勢ですが、最初から薬無しでの治療に拘っていらっしゃる方は、「薬に頼らない治療」を謳っている機関などにご相談ください。

逆に大量の薬を希望される方も受け入れが難しい場合もございます。薬を指定して強く処方を要求する方も薬物依存の可能性があり、当院での治療ができません。

 

✔すでに当院に通院されている方のご家族が受診を希望される場合、お引き受けできるケースとできないケースがあります。

夫婦関係でもめている場合の配偶者、親子関係で葛藤がある場合の親または子などはお引き受けできません。

弁護士が係争中のお二人を同時に弁護できないのと同じように両者の立場にたってご支援することができないからです。

 

✔医師を診察させていただくこともありますが、守秘義務を守りながら医師としての活動でお会いしたりする場面など

治療関係との両立がとても難しいことがあります。

ご相談内容にかかわらずお断りさせていただくこともございますので悪く思わないでください。

いきなり診察ではなく、私に関係者を通して直接個人的にご相談される場合は可能な範囲でお答えします。

 

✔土曜日は大変込み合います。初診後間もない方や、おりいった話がある方など特別な診察時間をご希望の方は土曜日を避けていただきますよう

お願い申し上げます。事前にお伝えくだされば、医師が必要と判断した上で時間調整させていただきます。

 

✔上記の「他の機関」は特定の機関を示していません。保険医療機関に限りません。

お電話でご相談内容をご専門とする他の特定の機関をご紹介することもありますが、

それぞれの機関にはそれぞれのポリシーがありますので、当院で他の機関の受け入れ状況は分かりかねます。

ご自身でお探しいただき直接ご相談していただくようお願いしております。

 

初診でボタンの掛け違いを少なくし、同じ方向を向いて治療を共有していけるかどうか、大変重要なことです。

どのようなご希望があるのか、詳しくお聞かせください。当院を安全基地とされる方とそれが難しい方がいらっしゃると思いますが、当院の安全基地に入れなかった方も当院以外の安全基地があるはずです。がっかりしすぎないでいただきたいと思います。

こちらで対応できないのは、あなたのせいではなくて、当院の対応能力の限界によるものです。

当院を安全基地とされた方には家族同様の思いやりを持ってお役に立ちたいと心より思っています。

どうぞご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

院長